知事の記者会見
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平成26年10月6日(月) 午前10時
1.

知事発言

(1)

台風第18号について

【知事】  皆さん、おはようございます。本日は10月6日月曜日でございまして、10月最初の定例記者会見ということでございまして、よろしくお願いいたします。
 台風18号につきまして一言申し上げたいと思います。
 昨夜から第二非常配備警戒体制ということで各部局を中心に、災害対応、災害情報の収集をやってきたところでございますが、今日午前8時、浜松に上陸し、今も静岡県内を北東に進んでいるということでございます。愛知県からは遠ざかりつつありますけれども、引き続き、この災害対策本部の第二非常配備警戒体制をとることといたします。
 その上で、台風による雨、そしてまた風の被害はこれからも出てくる可能性がありますので、引き続きしっかりと注視し、市町村、防災関係機関と連携をし、被害情報の収集、災害対応をしっかりとしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
  
(2)

御嶽山噴火に伴う被害について

【知事】  御嶽山噴火に伴う被害につきまして発言させていただきます。
 9月27日土曜日に発生いたしました御嶽山の噴火によりまして、51名の方が亡くなられ、このうち愛知県内の方が15名ということでございました。亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げたいと思っております。また、負傷された方の一日も早いご回復をお祈り申し上げますとともに、お見舞いを申し上げたいと思っております。
 未だ12名の方が行方不明と発表されておりまして、愛知県関係者も含まれている可能性がありますが、一刻も早く救助されることを願っております。
 現在、緊急消防援助隊愛知県大隊として、13隊59名を現地に派遣し、捜索活動に当たっていただいております。こういう厳しい条件のもとでの活動でございますので、日々新たな隊員を送って、交代で今やっているところでございまして、名古屋市消防局さんが一番多いわけでありますが、県内各市町の消防関係者に頑張っていただいております。引き続き、よろしく申し上げたいと思っております。
  
(3)

技能五輪全国大会・全国アビリンピック愛知県選手団結団式の開催について

【知事】  技能五輪全国大会・全国アビリンピック愛知県選手団結団式の開催について報告をいたします。(http://www.pref.aichi.jp/0000076226.html
 「技能五輪・アビリンピックあいち大会2014」の開幕まで、あと46日となりました。いよいよあと1か月半でありまして、今回の「あいち大会」は、全国から1,500名を超える技能選手が参加する過去最大規模の大会となります。技能五輪1,205名、アビリンピック339名、10月1日現在ですが、1,500名を超える過去最大規模の大会となります。
 愛知県からも、技能五輪には34職種230名、アビリンピックには21種目21名、総勢251名にのぼる過去最多の選手が出場いたします。その合同結団式が、10月9日午後1時半から愛知県女性総合センターのウィルホールにおいて開催されます。
 本県選手団は、これまで、技能五輪では9年連続で最優秀技能選手団賞を獲得し、また、アビリンピックでは昨年の全国大会において入賞者数が全国1位に輝くなど、大変優秀な成績を収めております。地元愛知での大会で、一層の活躍が期待されるところでありまして、特に技能五輪では、10連覇を達成していただきたいと思っております。
 結団式には私も出席し、出場選手をしっかりと激励してまいります。また、全国からお招きをする選手の皆さんが全力を出せるよう、万全の準備を進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 お手元には資料をお配りしております。ということで、結団式を10月9日にやります。それから参考資料で選手の名簿を付けさせていただいておりますので、またご覧をいただければと思います。大いに盛り上げていただきたいと思っております。
 なお、昨年の第51回の全国大会では、金賞、銀賞、銅賞、敢闘賞合わせて25職種86名が入賞いたしまして、これは全国1位ということでございました。アビリンピックでは、金賞1名、銀賞7名、銅賞5名、13名が入賞しておりまして、入賞者数は全国1位ということで、ずっと優秀な成績を収めております。
 なお、今回、このあいち大会は国内予選も兼ねておりまして、これに勝ったといいますか金メダルを取った選手が、来年の8月11日から16日までブラジルのサンパウロで開催される技能五輪国際大会に出場する権利を得るということ、それから障害者技能競技会も国際大会が始まっておりまして、国際アビリンピックは、再来年の3月23日から26日にかけて、フランスのボルドーで開催されるということでありますので、いやが上にも盛り上がるのではないかと思っております。
  
  
(4)

第1回「東三河人口問題連絡会議」の開催について

【知事】  第1回東三河人口問題連絡会議の開催についてご報告をいたします。(http://www.pref.aichi.jp/0000076708.html
 人口問題への対応は、全国的な課題となっておりまして、国立社会保障・人口問題研究所の推計によりますと、2048年には人口が1億人を割り込み、2060年には8,674万人まで減少するとされております。
 国では、「50年後に1億人程度の人口を維持する」との目標のもと、9月3日に発足した安倍改造内閣におきまして「地方創生」を最重要課題の1つとして位置づけ、地方が成長する活力を取り戻し、人口減少を克服することを目指しております。
 本県は、日本一の産業県として、日本経済の中心的な存在であるとともに、人口の自然増、社会増により人口が増加している数少ない県でありまして、この地域の核としての位置づけを担っております。今後、国が地方創生のために様々な施策を打ち出していく中で、我々からも、しっかりと具体的な事業の提案を行っていきたいと考えております。しかしながら、足元を見てみますと、既に人口減少局面を迎えている地域、自治体もございます。そうした地域での人口減少対策をしっかりと行いながら、日本を支える大きな核としての役割を果たしていきたいと考えております。
 そこで今回、既に人口減少局面に入ってきております東三河地域におきまして、県、市町村等が情報共有と意見交換を行うための場として、東三河県庁が中心となりまして、「東三河人口問題連絡会議」を開催することといたしました。東三河での議論を、東三河はもとより、今後の県全体での取組に活かしていきたいと考えております。
 10月15日午前10時半から開催いたします。東三河総合庁舎におきまして開催し、メンバーはお手元にお配りしております資料をご覧いただければと思いますが、そういったメンバーで各市町村から代表として出てきていただいて、まずは東三河地域の人口問題の現状について、現状認識を踏まえて議論を行えればと思っております。
 あくまでも、これは情報と認識をまず共有する、課題を共有する、認識を共有するというところから始めていきたいと思っておりまして、幅広く意見交換を行い、そこから、こういったプロジェクト、事業をやったらどうかという意見が出てくれば、可能なものは、県もそうですが、それぞれの各自治体、一緒になってもそうですけれども、できるものから来年度の事業にも取り込んでいくことはできると思いますし、長期的な取組が必要なものは引き続き議論をしていくということではないかと思っております。
 なお、愛知県全体の人口は、住民台帳で、この9月1日現在で744万3,000人強ということでございますが、今後を見ますとね、尾張地域はいましばらく伸びてピークを迎えて落ち着いていくと。人口構成が一番若いのが西三河地域でございますが、西三河地域はしばらく増加を続けまして、2020年までも増加を続けていってピーク。そこから落ち着いていくということでございます。そうした中で、東三河地域は2008年の11月をピークにして、減少局面に今来ておりまして、そういった現状を認識しながら、課題を設定していきたいというふうに思っております。
 いずれにしても、国の「まち・ひと・しごと創生本部」ですか、そういったところでは年内にも、2060年に人口1億人を維持するための長期ビジョンと2020年までの総合戦略の国全体のものを策定するということでありまして、それを踏まえまして、都道府県は来年度にかけて総合戦略を策定していくということが示されておりますので、そういったスケジュール感を念頭に置きながら、取組をしていきたいと思います。そういう中でも、この東三河をまず、情報、課題を、共通認識しながら、課題を設定していければと思っております。
 引き続き、私ども日本一の産業県として、産業を興し、雇用を生み出し、人口を維持・増加させながら、東京一極集中を食い止める日本の核としての役割を果たしていきたいと思っております。
   
(5)

知事の韓国渡航について

【知事】  私の韓国渡航についてご報告をいたします。
 生物多様性条約第12回締約国会議(COP12)が、本日、10月6日から17日まで、韓国の平昌(ピョンチャン)において開催されております。私もこのCOP12に参加するため、来週の13日から16日まで韓国に渡航いたします。
 COP12では、世界の地方自治体による生物多様性サミットであります「生物多様性国際自治体会議」のメインプログラムである「自治体首長による円卓会議」に出席するほか、「2020年愛知目標の達成に向けて〜サブナショナル政府の貢献〜」と題したサイドイベントを本県主催で実施いたします。また、国連生物多様性条約事務局長や、開催地元であります韓国の江原道(カンウォンド)知事とも会談し、意見交換をしてまいります。
 今回のCOP12では、2010年のCOP10で採択された「愛知目標」の達成に向けた進捗状況の検証が行われ、国レベルだけではなくて、自治体を含めた多様な主体による、さらなる取組が求められるものと考えられます。
 私は、COP10の開催県の知事であるとともに、世界の州・県レベルの広域自治体などによる国際組織であります「サブナショナル政府諮問委員会」の共同議長でもありますので、本県の取組や、生物多様性保全のための自治体の役割などについて、しっかりとアピールしていきたいと考えております。
 また、こうした取組によりまして、持続可能な社会づくりに貢献する、魅力あふれる「愛知」を強くアピールするとともに、あわせまして、来月開催されます「ESDユネスコ世界会議」の際にはぜひ愛知に来ていただけるように、しっかりとPRをしていきたいと思っております。
 具体的なスケジュールは2枚目以降にありますが、13日、16日は移動なので、14日、15日に現地で活動をしてまいります。
   
(6)

高円宮典子女王殿下のご結婚について

【知事】  昨日、高円宮典子女王殿下の結婚式が出雲大社で厳かに行われました。心からお喜びを申し上げたいと思っております。
 典子女王殿下におかれましては、今年1月の末に東京の池袋サンシャインシティにおきまして「第63回関東東海花の展覧会」を開催し、今年は私ども愛知県が主管ということでやらせていただきました。1万本の切り花を配置して、愛知の花をふんだんに展示させていただきましたが、高円宮妃殿下と典子女王殿下お二人にお越しをいただいたわけでございます。
 その後、今年の春にご婚約内定ということで、その折に私もお祝いのメッセージを出させていただきましたが、今回改めて、千家国麿さんと結婚ということでございまして、心からお祝いを申し上げたいと思います。明るく温かいご家庭を築かれるものと確信いたしておりますが、またぜひお時間があれば、機会があれば、愛知・名古屋にもお越しをいただきますようにお願い申し上げたいと思っております。
 なお、今年は高円宮妃殿下に4、5回ぐらいお会いしていると思いますけれども、その折にもお祝いを申し上げさせていただきました。引き続き、お幸せにということで申し上げたいと思います。
 
  
2.

質疑応答

(1)

第1回「東三河人口問題連絡会議」の開催について

【記者】  東三河地域の人口減少について、知事としてどのように危機感を持って認識してみえますか。また、この会議が連絡、情報共有を行うということですが、何を目標に、いつ頃まで開催するのでしょうか。   
【知事】  愛知県は全体で大分減ってきましたけど、まだ自然増が、去年でも5,000人近くあって、自然増の数は、沖縄と競っている上位の、1番、2番。まとまった数の自然増があるのは我が愛知県と沖縄県だけというのが、今、日本の現状でございます。そういう中で、リーマンショックの後、社会減が続いていたんですが、ようやく戻ってきましたので、今、社会増もあわせて起きている。両方あるのは数少ない県でありますけれども。
 ただ、地域を見てみますと、先ほど申し上げたように尾張と西三河地域はまだまだ増えているんですが、東三河地域は2008年11月をピークにして減少に転じているということでありまして、豊橋も減少に転じているというのは、これはなかなか容易なことではないなと思いますが、特に三河山間部がですね、これはかねてから言われておりました過疎化の進行ということでありますので、そういったことも含めて、やっぱり現状をまず認識しながら、そしてどうやってここのところを食い止めて地域の活力を生み出していくかということを、地元の市町村の皆さんと真剣に議論し、取り組んでいきたいというふうに思っております。
 現実に東三河で企業立地が進んでいないかというと、進んでいるんですね。現実には企業立地は進んでいる。働く場はある。しかし、人口は減少局面に転じているということは、私は、よほど、これは考えて取り組んでいかなくてはいかんのではないかと思います。そういった状況をしっかり認識しながら、取り組んでいければと思っております。
 なお、10月15日に第1回を開催し、これは現状の認識とフリーディスカッション、それから国の動きなどなどを共通認識した上で、年内12月頃にもう一回開催して、課題に対する取組状況の整理、それから国が関連事業を出してくれば、そういったものへ、どうアプローチしていくかを議論する。それから最後、今年度中にはもう一回、2月の終わりか3月、年度内に3回目をやりまして、とりあえず施策の方向性といいますか、平成27年度、新年度にどういうふうに対応していくかというのを、認識、課題を整理していければと思っております。スケジュール感としてはそんな感じで思っております。
【記者】  知事として、東三河地域の人口減少について、何か対応できる具体的なアイディアなどあればお聞かせください。また、愛知県全体で人口自体は増えていますが、お年寄りが増えて働く世代が減るというトレンド自体は変わっていません。これについて、知事はどうお考えですか。    
【知事】  東三河の対策については、私はこれまでも様々な課題に取り組んできましたし、東三河県庁をつくり、東三河でのプロジェクト、産業振興だとか観光だとか、林業の振興だとか、そういったことを含めてプロジェクトに取り組んできましたが、引き続き、こういった形で現状認識をさらに共有してですね、とにかくやれることから取り組んでいくと、できることから着実にやっていって歯どめをかけていきたいと思っております。
 基本的には、もう言い尽くされたことですけど、若い人がそこに住んで働いて、そういう働く場、住む場、そうしたものをどれだけ確保できるのかということではないかなと思います。ですから、産業振興で雇用の場をつくる。それから観光振興で交流人口を増やす。そういったことをあわせてやっていくということだと思っております。
 そういう意味では、さっきも申し上げましたが、東三河地域は企業立地が進んでいないわけではないので。企業立地は進み、それからラグーナ蒲郡もてこ入れをし、それから日本一の自動車コンプレックス港である三河港にまたさらに埋め立てをして、モータープールをつくり、さらにそこにまた働く場ができてくると。それから三遠南信自動車道も行き、第二東名もできてきて、交流人口も増えているということにもかかわらず、それでも人口が減少局面に来ているということについては、私は、我が愛知ですらこういう状況だということであればね、それはよくよく本当に危機感を持ってしっかり考えていくということが必要ではないかなと思っております。
 ですから、具体的に何をするかは、それぞれに皆さんの知恵を出してもらって、やれることからやっていくということだと思います。知恵の出しどころ、やれることは現場。知恵は現場にありますから、現場でやれることを見出してね、やれることから直ちにやっていくということだと思います。
 東三河についてはそういうことでございますが、後半のご質問ですが、確かにこれは、三大都市圏は全て、高齢者人口が急激に増えていくというのは、これはもう共通の事態ですよね。これは団塊の世代の方々が高度経済成長で大都市圏、産業地域に集まってきて、その方がもうリタイアをして、ほぼこれで65歳の高齢者の仲間入りということでありますから、そういった方々に対する高齢者の福祉対策ですね。福祉、介護、そして住まいの場、そういったものをしっかり整備をしていかなきゃいけない。これは各都市圏の共通課題ですから、これはしっかりやっていくということで、我々も取り組んでおります。
 それから、特に生産年齢人口が減少局面ということでありますが、それも日本全体の課題ではありますけれども、そういう中でも、我々愛知県は産業集積がありますから、引き続き、そういったところを活性化しながら、力をつけながら、そういった働く層を、産業集積でもっともっと厚みを持っていくというか、そういった方をぜひ集めていきたい。要は、結局、産業を支えるのはマンパワーですからね、それをしっかりとやっていきたいと、改めてそう思っております。
(2)

知事の韓国渡航について

【記者】  COP12の自治体会議では、愛知県の取組を発信するとのことですが、どのようなことを発信するのですか。 
【知事】  自治体会議というのは、地元の方が主催いたしますが、地元自治体と生物多様性条約の事務局と、そこに我々が参加し、これまでの愛知県の取組、愛知目標を達成する取組、それから環境の代替措置といいますか代償措置といいますか、開発をしたらその一方でまた緑を増やしていくというあいち方式ですね。ミティゲーション(代償措置)のやり方でありますとか、こちらの東部丘陵を緑でつないでいく、大学とか事業所の緑をつなげていくような取組をやっている。それから、愛知県内をいくつか分けまして、緑の回廊といいますか、そういったことをやっている。それから、知多半島の東海市から知多市で、工業地帯と、もともとの半島との間にグリーンベルトがあるんですね。あれがもうできて50年になりまして、それは人工的につくったグリーンベルト、森に、豊かな自然が息づいている。キツネもすんでいますし、様々な生物がすんでいる。そういうふうに自然というのは再生できるんだということを我々愛知としては実践しているといったことも含めて、アピールしていきたいと思っております。
 それからまた、あわせて、何といっても来月にESDユネスコ世界会議がありますので、ぜひ関係の皆様にも、時間があれば、ぜひ名古屋・愛知にお越しいただいて、ESDユネスコ世界会議にも参加していただければということを申し上げていきたいと思っています。