知事の記者会見
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平成26年11月17日(月) 午前9時30分
1.

知事発言

(1)

ESDユネスコ世界会議について

【知事】  皆さん、おはようございます。
 先週のESDユネスコ世界会議につきまして一言申し上げたいと思います。
 先週水曜日、3日間のESDユネスコ世界会議が終了いたしました。世界会議の開会全体会合へのご臨席と愛知県の地方事情ご視察のために、9日、10日の2日間、日、月で皇太子殿下また雅子妃殿下、両殿下にご来県をいただきました。
 皇太子殿下には、9日に明治用水土地改良区の水源管理所、そしてユネスコスクールであります豊田東高校をご視察いただきました。また、10日には、両殿下そろって開会全体会合にご臨席をいただいた後、安城市にあります水のかんきょう学習館もご視察いただきました。両殿下には、「2人そろって愛知県を訪れることができ、うれしく思います。」「多くの愛知県民の皆様に温かく迎えていただき、感謝をいたします。」とのご感想をいただき、大変光栄に思っております。
 世界会議には150か国が集まり、76名の閣僚級を始め1,000名を超える公式参加者が出席したとお聞きをいたしております。また、その他大勢の方々に会議の傍聴に来ていただきますとともに、併催イベントにも参加いただきました。
 最終日の閉会全体会合では、今後の世界のESDの取組方針を示す「あいち・なごや宣言」が採択をされました。COP10の「あいち目標」に続きまして、「あいち・なごや」の名を持続可能な社会づくりへの世界レベルでの取組に残すことができました。あいち・なごやの子どもたちによるメッセージを世界会議の閉会全体会合で発表し、満場の大きな拍手をいただくことができました。
 開催地元としての取組におきましては、警備協力や、ボランティアによる会議運営サポートなどにより会議の運営を支えますとともに、国際会議場の展示、レセプション、エクスカーションを通しまして、世界各国から参加された方々に、あいち・なごやの魅力を紹介いたしました。
 ユネスコ事務局や多くの会議参加者から「あいち・なごやの取組に感謝する」との言葉をいただきますとともに、エクスカーション参加者からは「日本の文化に触れて感動した。」また「あいち・なごやのホスピタリティーに感謝したい。」といった感想をいただいたところでございます。
 県民の皆様を始め、地元経済界、関係機関、ボランティアの方々など、ご支援、ご協力いただいた皆様に心から感謝を申し上げますとともに、引き続き、「環境首都あいち」「魅力あふれる愛知」づくりに取り組み、世界会議を本県のさらなる発展・飛躍に繋げていきたいと考えております。
 ということで、ESDユネスコ世界会議の理念を今後どう継承していくか、また万博の理念をどう継承していくか、それからCOP10の理念をどう継承していくか、そして2014年のESDユネスコ世界会議の理念をどう継承していくかということで、また繋げて、糸を撚っていくように、いいものにしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
  
(2)

愛知県スポーツ会館のリニューアルについて

【知事】  愛知県スポーツ会館のリニューアルについてご報告をいたします。(http://www.pref.aichi.jp/0000077785.html
 愛知県スポーツ会館は、昭和47年5月に開館をいたしまして、開館後42年が経過をいたしております。名城公園内に立地いたしまして、5つの屋内競技場などを有する施設として、多くの方々に利用をしていただいてきました。昨年度も、年間20万人の利用者がありまして、特に卓球で利用される方は高齢者の方も多く、健康づくりに繋がるスポーツの場として活用されております。
 スポーツ会館につきましては、「行革大綱に係る重点改革プログラム」に基づきまして、様々な方のご意見を伺いながら、そのあり方について検討を進めてまいりましたが、今後は、幅広い県民の方々に生涯スポーツの拠点施設として利用していただけるよう存続をすることといたしました。それに伴いまして、耐震工事のほか、競技場の床張替え工事やエレベーター工事等、必要な改修を加えてリニューアルをしてまいります。
 また、これまでは場所の提供が主な事業でありましたが、今後は、指導者養成や運動プログラムの策定に努めながら、高齢者はもとより、幼児、子育て期の女性、障害者など幅広い層に対しまして、ライフステージに応じたスポーツ機会の提供に努めてまいります。
 それとともに、ウィメンズマラソンの効果もあり、名城公園内を走るランナーは年々増加をしておりますので、ロッカーやシャワーなどを備えたランナーズステーションをスポーツ会館内に設置していきたいと考えております。
 なお、多くの方々に便利に利用していただけるよう、ランナーズステーションの運営方法やレイアウトなどにつきましては、今後、アイデアの募集を予定いたしております。
 2枚目の資料も今、私が申し上げたことが書いてあるわけでございまして、またご覧をいただければと思っております。
 これにつきましては、何で今日のこの時点での発表かといいますと、この愛知県スポーツ会館につきましては、愛知県教育・スポーツ振興財団というところが指定管理者ということで、指定管理で管理をしていただいておりまして、これは平成23年度、24年度、25年度で指定管理をやりましたが、平成26年度、今年度は1年間あり方の検討を行うということで、1年を期限として指定管理を延長しておりました。こういった形でリニューアルして存続をさせていくという形としたいということなので、来年度、平成27年度、28年度と、今後、耐震工事とか環境整備、リニューアル工事を2年間でやるということで、2年間管理をするところがないと困りますので、引き続き、この愛知県教育・スポーツ振興財団を指定管理者ということで、延長する議案を12月議会に提出いたしますので、今日発表させていただいたということでございます。
 さらなる利用促進の方策などにつきましては、近隣施設として名城プールとか名城テニス場などがありますので、そういった連携をしていくことでありますとか、愛知学院大学の名城公園キャンパスにおける体育授業での利用、現に今、既に利用していただいておりますけれども、そういった形での連携。それから、民間企業によるランニングとかウォーキングのクリニックなどの開催といったことも考えていければと思います。
 いずれにしても、最近はランニングブームでもありますし、東京でありますと皇居周辺にそういったランナーズステーションがあって、非常に繁盛しているというか盛況だということもお聞きをいたしておりますので、同じように名古屋城の周りを走るというのは、非常にいい風景でありますから、利用者も多いと聞いておりますので、リニューアルするなら、そういったランナーズステーションのようなものをひとつつくって付加価値を高めたらどうかということで検討を指示して、そういう方向にしていこうとなったということでございます。
 いずれにしてもね、ただ単に箱をつくったってしようがないので、どういうふうに運営をしていくか。これは、先ほど申し上げましたように、民間の事業者の方々の色々なご意見をちょっと聞いていきたいなと思っております。
  
(3)

11月19日(水)「愛知県内一斉ノー残業デー」及び「イクメン応援キャンペーン」の合同街頭PRの実施について

【知事】  11月19日、「愛知県内一斉ノー残業デー」及び「イクメン応援キャンペーン」の合同街頭PRの実施についてということでございます。(http://www.pref.aichi.jp/0000077676.html
 愛知県、そして労働団体、経済団体等で構成いたします「あいちワーク・ライフ・バランス推進協議会」では、平成24年度から11月の第3水曜日を「愛知県内一斉ノー残業デー」と定めまして、広く県内企業等への参加の呼びかけを行っておりまして、今年は11月19日水曜日となります。また、昨年度からは、県内一斉ノー残業デーに加えまして、定時退社や有給休暇取得促進など6つの項目に取組を広げまして、「あいちワーク・ライフ・バランス推進運動」として展開をいたしております。
 6つの取組というのは、ここに書いてありますけど、県内一斉ノー残業デー、また11月に定時退社の実施、それから9月から11月に有給休暇を1日多く取得、また年間通して効率的な働き方の取組を実施、11月末までに育児・介護支援の取組を実施、そして11月末までにメンタルヘルス対策の取組を実施と、この6つということでございます。
 おかげをもちまして、運動に賛同していただく事業所の数は年々増えておりまして、11月13日時点で、例えば、19日を始め11月中に定時退社日を設ける事業所の数は、延べで昨年度実績を上回ります10,054事業所の424,942人となっておりまして、ワーク・ライフ・バランス推進に取り組む事業所の裾野は着実に広がっていると思っております。
 県内一斉ノー残業デー当日の19日朝には、金山総合駅を始めとした県内6か所の主要駅、一宮、津島、知多半田、東岡崎、豊橋で街頭PRを行わせていただきます。今年度から広くイクメンの普及にも取り組んでいくため、男性の育児参加を啓発する「イクメン応援キャンペーン」も合同で実施をいたします。
 金山総合駅では、朝8時から私が先頭に立ちまして、出勤するサラリーマン、OLの方々に直接、定時退社やイクメンの普及について呼びかけさせていただきます。11月19日にはできるだけ多くの皆様に定時退社をしていただいて、家族団らん、趣味、スポーツなどを楽しみ、働き方を見直すきっかけとしていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
 3枚目の資料にありますが、こういうポスターをつくりまして大いにPRをしていきたいと思います。
 左側が、これ、「いざ!帰らん」というのが信長の憲俊さん、右側のおにぎりの、これは照英さん。ということでございまして、よろしくお願いを申し上げます。
 いずれにしてもですね、この19日の朝、金山駅では、こうした形で朝8時から、「愛知県内一斉ノー残業デー」と「イクメン応援キャンペーン」あわせてやっていきますので、よろしくお願いを申し上げます。
  
(4)

ラグーナ蒲郡の抜本的改革について

【知事】  ラグーナ蒲郡につきましては、さらなる競争力の強化を狙いまして、より魅力ある施設として発展させていくために、この8月1日に、蒲郡海洋開発のラグナシア等の運営事業を、HISの子会社であるラグーナテンボスに事業譲渡したところでございます。
 また、本県においては、今後の地域の発展・活性化を目的といたしまして、アクセス改善を図る道路の整備等のための予算を計上し、蒲郡市においても観光振興及び雇用の促進を図り、市の持続的な発展を図るため、「ラグーナ蒲郡運営事業支援交付金」に関する条例を制定したところでございます。
 その後も引き続き、蒲郡海洋開発に残るマリーナの運営事業と分譲事業につきまして、関係者の間で検討を重ねてきたところでございますが、これらの2つの事業につきまして、このたび、トヨタ自動車が設立をした新会社であるラグナマリーナに事業譲渡をすることといたしました。一方、蒲郡海洋開発が所有しております未分譲地につきましては、道路整備など地域活性化を目的として県が取得し、残りはトヨタに引き受けていただくことといたしました。
 以上の結果、蒲郡海洋開発の事業は全て新たな運営事業者に移行することになりましたので、蒲郡海洋開発は今後、株主総会における決議などを経まして、解散手続に入っていきたいと思っております。これによりまして、一連のラグーナ蒲郡の抜本的な改革は完了し、ラグーナ蒲郡は新たな形で再出発をし、今後もさらなる地域の発展に貢献をしていきたいということとなりましたので、ご報告をさせていただきたいと思います。(http://www.pref.aichi.jp/0000077773.html
 そのことが2枚目の資料に書いてあるとおりでございますので、よろしくお願いいたします。
 その2枚目の裏ですが、蒲郡海洋開発、第三セクターの解散ということでありまして、今後のスケジュールは、蒲郡海洋開発の臨時株主総会を行って解散特別決議、それから蒲郡海洋開発からラグナマリーナへの事業譲渡、そして12月31日付をもちまして蒲郡海洋開発を解散していきたいと思っております。
 何で、これまた今日発表、ご報告するかといいますと、今現在、ラグーナ蒲郡の施設につきましては、ラグナシアとフェスティバルマーケットとタラソテラピーの3つにつきましては、8月1日からラグーナテンボスに事業譲渡をいたしました。今般は、土地については私ども県が買うもの、そして残りはトヨタに引き取ってもらうもの、そしてマリーナについてはラグナマリーナが引き受けるということで全部解消ということになりますが、もう1つ、ラグナシアの南側に県の大塚海浜緑地という砂浜がありまして、ここはいつも野外コンサートなんかをやっているところですが、大塚海浜緑地と大塚の浮桟橋を指定管理で引き受けてもらうという議案を、明日、12月議会の議案として出すということを発表いたします。議案として12月議会に出しますので、今日こういう形で、年内に様々な手続をしていくということを発表させていただいたということでございます。
 大塚海浜緑地はラグーナテンボスで、浮き桟橋はラグナマリーナということでございます。
 ということなので、その2つの指定管理の議案を出していくということでありまして、両方とも期間としては3年3か月、今年の4月からは残り4年であるところ、9か月で今後チェンジするということで、残り3年3か月の指定管理という議案を出していくということでございますので、今日発表させていただきました。
 いずれにいたしましても、これで8月1日からラグーナテンボスに主要事業を譲渡し、残りのマリーナ事業も今度ラグナマリーナという形でトヨタの子会社に譲渡をし、土地につきましても、これで、私ども県とトヨタで引き受けるということで、これまでの負の遺産というのは、これで清算できるということになりました。
 トヨタ自動車さんには特にお骨折りをいただいたということでありまして、関係者の皆様に心から感謝をしたいと思います。
 いずれにしても、年間300万人、去年、平成25年度は330万人の人が集まる東三河きっての集客施設であります。そして、平成14年の開業以来4,000万人を超える方々にお越しをいただいている大変な集客施設でありますから、新たな体制によりまして、さらにさらに多くの方々に来ていただいて、にぎわいが持てるそういう施設にしていきたいと思っております。
2.

質疑応答

(1)

ラグーナ蒲郡の抜本的改革について

【記者】  ラグーナ蒲郡の抜本的改革に関して、マリーナ運営事業と分譲事業について、それぞれ整備費はいくらくらいかかったのですか。また、ラグナマリーナへ事業譲渡するとのことですが、いくらで事業譲渡するのかお伺いします。
【建設
 部長】
 埋立護岸整備が338億円、建物整備等が232億円、その他インフラ整備が46億円、その他利息等があり、トータルで717億円が投資額です。
 譲渡の金額は、トヨタと蒲郡海洋開発の話ですので、具体的な内容は把握できません。
【記者】  税金が投入されている訳ですが、後は民民のお金であるので言わないということは、できるものですか。
【建設
 部長】
 マリーナの関係でお伝えできるのは、簿価相当額があります。土地が18億円、建物が1億5千万円、合計で19億5千万円です。 
【知事】  多分全体のあれが整理できてない。また個別にあれしてくれる。
 というのはね、717億円といっても、今言った護岸何とかっていうの、公共事業でやったものと第三セクターで借入金でやった部分と、あと中のインフラ整備というのは、道路なんかは、例えば県とか市がやった部分とか、そういうのがごちゃごちゃになっている、混ざっているので、それまた、多分あなたが知りたい数字はちょっと違っていると思うから、またちょっと個別に整理して後で聞いてください。
【記者】  ラグーナ蒲郡の抜本的改革について、蒲郡海洋開発(株)を解散するとのことですが、現にいるスタッフはどうなるのですか。 
【知事】  現にいる方々は、基本的には、メイン事業がラグーナテンボスに移管しておりますので、引き続き、この方々の雇用についてはしっかりやっていただくということになります。残った方々も、引き続き、雇用については万全を期してやっていただくということになります。
【記者】  蒲郡海洋開発(株)の設立の年と、現時点での最新の債務超過の額をお伺いします。
【知事】  ラグーナ蒲郡の設立は1991年、平成3年ということでございます。ですから、今から23年前。リゾート法に基づいて、あそこを海の軽井沢にしようと、海の軽井沢構想というのが当時出て、それを受けてやってきたということでございますので、23年かというふうに思わんでもありませんがね。
 債務超過額につきましては、現在会社において精査中でありますけれども、ですから今後、清算手続の中で確定されていくことになりますが、平成26年8月1日、今年の時点で約155億円ということになっております。
(2)

愛知県スポーツ会館のリニューアルについて

【記者】  愛知県スポーツ会館のリニューアルについて、存続をさせることに至った判断の過程についてお聞きします。市民に身近なスポーツ施設ということで、例えば市町村が担うとか、あるいは、今の時代、同様の施設が民間にもたくさんあると思いますが、県が敢えて持ち続ける、運営し続けることになったのは、どのような判断だったのでしょうか。
【知事】  行革大綱に係る重点改革プログラムの観点は、今あなたが言われたように、団体利用としては7割が市内で市外が3割ということで、個人利用としては8割強が名古屋市内で、名古屋市外は19%ということなので、とにかく名古屋市内の方が圧倒的に多いということですから、こういった施設は、やはり地元でやっていただくということが本来あるべき姿ではないかということで、名古屋市さんとももちろん掛け合いましたけど、今どこも財政に余裕があるところはないので、だめだということで断られたということももちろんありますしね。
 それで、各様々なところから意見を聞いて、例えば県の体育協会なんかは、そういう加盟団体向けの会議とか様々な事業に利用したいとか。利用団体としては、卓球教室とか体操教室、高齢者向け、親子向け、そういったものもやりたいとかね。さっきも私が申し上げましたけど、近隣施設、名城プールとか名城のテニス場なんかは連携して色々なことをやりたいとか。また、愛知学院大学の名城公園キャンパスでは体育の授業で現に利用していましてね、これができなくなると、ほかの施設を探さないかんというので困るなと、こういうこととか色々意見がありまして、現実問題、あの場所は国有地を借りてやっていると、名城地内だということで、我々がこれをやめれば、更地に戻って何もなくなるということになるでしょう。そうなりますと、やはり年間20万人の利用者がいる中でどうかということ、耐震補強もやらないかんと、一方で年限も来ているということもありまして、様々なことをもろもろに総合的に考えた上で、耐震補強し、また利用者の方々にね、より多くの方に使っていただけるように、また施設をリニューアルしたらどうかという考えに至ったということでございます。
 やる以上は、今までと同じことでただ単に耐震をやって、はすかいかけて塗装するだけでは意味がないので、さっき私が申し上げたように、今はマラソンブームというかランニングブームなので、東京で皇居の周りを走っている人は朝昼晩ひっきりなしに走っている。名城公園の周りを回るというのは、あれに比べればそこまではないにしても、いい場所だと思いますよ。だから、そういう意味では、そこにランナーズステーションなんかをつくって、より付加価値を高めたらどうかと、こういうことを私が指示しましてね、こういう方向になったということでございます。
 ということで、これもさっき申し上げたように、とりあえず今年度1年検討するかって指定管理を1年だけ延長していましたけど、来年、再来年でリニューアルするので、工事中のときに新たに募集というわけにいかないので、今やっているところに、また2年指定管理をやってもらうということの議案を明日出すので、今日の発表になったと、こういうことでございます。
(3)

ピンポン外交記念モニュメントについて

【記者】  ピンポン外交について伺います。今年愛知県体育館が50周年を迎えるにあたり、記念のモニュメントを設置する準備が進められていると思いますが、その進捗状況と、改めて、モニュメントを作る意義についてお聞かせください。
【知事】  有識者の方々の検討会をつくりまして、今、ご意見を伺っているところでございます。意見をお伺いしながらですね、方向を固めていければと思っております。そういう中で、今年、愛知県体育館はちょうど満50年を迎えました。昭和39年の10月3日が愛知県体育館のオープンということでございます。
 何で10月3日なのかねと、何か切りが悪いなと思いましたら、結局、オリンピックの聖火ランナーのバトンが西の方から来て、前の日に来たんだろうな、10月2日に来て3日なのか、3日に来て3日なのか、3日に、そこの愛知県体育館から出発する。東京に向かうということで、そこを期して10月3日オープンということにしたと聞いております。
 ですから、50年を振り返るということを、私、今年の春といいますか6月でしたかね、このピンポン外交モニュメントを発表したときに申し上げたんですが、その間、様々な行事、イベントがたくさんありまして、愛知・名古屋のスポーツの殿堂として多くの県民、市民の皆さんに愛されてきたと思っております。
 その中でも、スポーツのみならず、広く世界外交のひのき舞台にも登場した1971年のピンポン外交というのは、やはり我々の記憶にとどめておくべきものではないかと思います。ですから、それも含めて、それを顕彰するモニュメントをぜひつくりたいということで、有識者の方、当時のことを知る方々に参加していただいて、今、ご意見を伺っているところでございまして、できるだけ早く、そういった形での方向を詰めていければと思っています。
(4)

沖縄県知事選挙の結果について

【記者】  昨日の沖縄県知事選挙の結果について、どのように受け止めてみえますか。また、衆議院選挙にどのような影響があると見てみえますか。
【知事】  昨日の沖縄県知事選挙の結果につきましては、大体、事前の様々な世論調査とか、色々なデータなどで、この結果は予想された範囲内ということではないかと思います。やはり翁長さんの知名度と、この何年間の流れの中で、普天間の基地移設については、何とかこれは実現をしてもらいたいということではありますけれども、一方で県内の移設についての、沖縄県の中での様々なご意見、根強い反基地のお考えなど、総合的な観点から、こういった結果はある程度想定された範囲内ということではないかと思っております。
 ただ、当初の世論調査とか、当初というか1か月ぐらい前とか、もうちょっと前のデータとか何とかによれば、ダブルスコア以上というあれもありましたから、それからすれば、むしろ差は詰まったのではないかという見方が素直じゃないかなという感じはしますけど。
 いずれにしても、僅差ということではなくて、大差での翁長さんの当選ということは、そういう基地問題に対する沖縄県民の声を反映したものではないかと受けとめております。
 今後でありますけど、1つは、やはり沖縄の基地問題というのは、日米安全保障関係のかなめ石のようなところがありましてね。これは確かに日米安保、日米関係、アメリカとの関係からすると、これは、いつもいつも時の政権・政府は心砕いてきたところでありますから、今回の知事選、沖縄県知事も辺野古の移設反対、地元名護市長も反対ということになりますと、なかなかこれは大変ではないかなという感はいたします。これからどういうふうに進めていくのか、それは関心を持って見ていきたいと思っております。
 それでもう1つ、今週衆議院が解散になって来月選挙ということでしょうけれども、全国的な影響ということではないんでしょうけれども、沖縄の中では確かに、衆議院選挙よりもむしろ沖縄県民の関心は今回の知事選の方が高かったでしょうから、それがこういう結果になったということは、ましてや今度は、衆議院選挙というのは国政選挙ですから外交安保は大きな大きなテーマになりますから、特に沖縄というのはそういうところでありますから、今回の知事選の結果というのは、沖縄の衆議院選挙には大変大きな影響があるのではないかなと率直に思います。
(5)

衆議院選挙について

【記者】  衆議院選挙が実施されることとなった時、現職の知事ということで、色々なところから応援の要請などがあるかと思いますが、現時点で、特定の政党や候補者を応援するというお考えはあるでしょうか。
【知事】  そういうふうな状況になってみないとわかりませんけれど、まだそういうことになっておりませんので、仮定の質問にはお答えをしない方がいいかなと思いますけど。
(6)

知事選挙について

【記者】  今日、知事選挙に小松民子さんが出馬の表明をされるとのことですが、それに対する率直な受け止めと、小松さんは福祉について、現在の県政では足りないのではないかと批判されていますが、その点について、知事のお考えがあれば教えてください。
【知事】  色々な選挙があれば、そういった選挙で色々なお考えを持った方が出られて、そして主張されるということは、私は民主主義の観点からすれば、いいことだと思いますから、その小松さんという方を私は直接は存じ上げませんし、どういうお考えの方か知りませんけれども、そういった形で表明されて主張されるというのであれば、それはそれとして私自身はお聞きする、承るということではないかと思っております。
 また、福祉とかそういったことについて色々なご意見があるということであれば、それはまた、そういった点で主張されればいいのではないかと思いますし、それは私はそういったご意見は率直に承るということではないかと思っています。
 ただ、皆さんもこの3年半、4年間といいますかを見ていただければわかると思いますが、私は、特に福祉とか医療、特に障害者の福祉、医療、そうした施策については、この3年、4年で飛躍的に進めたという、これは自負というか事実でもって申し上げておりますけれども、ということがございますので、その点はしっかりと、県民の皆様に申し上げていくということではないかなと思っております。
 重症心身障害児者の入所施設については、今、決めてかかっているものだけでも、そのベッド数、定数の枠は1.8倍、倍近くに増やすということでありますし、障害を持った子どもたちのための特別支援学校についても一気に新設を増やしていくということでもありますし、また医療施設についても、愛知県は民力の強いところでありますから、おかげさまでといいますか、県立病院はそんな多くありませんけれども、私になってからもう既にかかっているのは、大府の小児医療センターに第3次救急の救急病棟をつくる、それから城山病院も全面建て替えをする、それから春日井のコロニーについても百数十億円かけて全面新築をする、岡崎に第二青い鳥学園、これは重症心身障害の子どもたちの施設です。これは病院のようなものですが、医療機能も備えて、それも全面新築をするということで、長年の懸案だったものを、予算を確保する努力もさせていただきましたが、一遍にやっていくということでもありますし、その点は関係の皆様にもご理解いただいているのではないかと思っています。
【記者】  知事選挙は1月15日告示、2月1日投開票ということですが、その前に衆議院選挙が入ってしまうであろうことについて、知事選挙への影響をどう考えていらっしゃいますか。
【知事】  選挙というのは、私も長年選挙やってきましたけど、基本的にはその都度その都度、選挙によって有権者は、国民、県民、市民の皆さんは考えを変えますからね。それと、年末年始といいますか、正月を挟むので、直接影響というか、余りないのではないでしょうか。全く見方を変えると思いますよ。そういうものと思っております。