知事の記者会見
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平成28年6月27日(月) 午前10時
1.

知事発言

(1)

産業廃棄物処理業者への行政処分(許可取消し)について

【知事】  おはようございます。それでは、6月27日月曜日10時ということで、定例の記者会見を始めさせていただきます。
 産業廃棄物処理業者への行政処分(許可取消し)について申し上げます。
(http://www.pref.aichi.jp/soshiki/junkan-kansi/20160627syobun.html)
 本日6月27日、ダイコー株式会社に対する行政処分といたしまして、廃棄物処理法第14条の3の2第1項の規定に基づきまして、産業廃棄物処理業の許可を取り消しました。本日の9時25分、稲沢市内におきまして、ダイコーの代表であります大西会長本人に県の職員が処分書を直接手交いたしました。本人も事実関係を認めたということでございます。
 ダイコーによる食品廃棄物の不適正保管につきましては、ダイコーに対しまして違法に保管された産業廃棄物を撤去するように2月29日に改善命令を行い、ダイコー及び同社から処理困難通知を受けた排出事業者による撤去を指導してまいりました。さらに6月8日からは、県が、民法に規定されております事務管理といたしまして、稲沢市内3か所の保管場所において、腐敗による悪臭や害虫の発生など、緊急性の高い食品廃棄物の撤去を開始したところであります。
 一方、ダイコーの法違反につきましては、同社の本社工場及び関係箇所への立入検査や関係者への報告聴取等により事実確認をした結果、ダイコーが平成18年頃から稲沢市内において許可を受けずに産業廃棄物の破砕処分を業として行っていたことが判明いたしました。この行為は廃棄物処理法に違反し、許可の取消し事由に該当するものであります。ダイコーによる廃棄物処理法違反はこのほかにも確認しており、極めて悪質なものでありますので、厳正に対処することとしたものでございます。
 ということで、少し詳しく申し上げますと、今回、今申し上げました平成18年頃から、許可を受けることなく稲沢市北麻績町において産業廃棄物の破砕処分を業として行ったということが取消し事由ということでございまして、お手元の資料にありますのが、この許可取消しの被処分者と行政処分の内容、行政処分の理由といったところをまた御覧いただければと思います。後ろのほうにはその関係法令が添付してございます。
 このほかにも、この廃棄物処理法上の違反行為を四つ確認いたしております。
 一つは、産業廃棄物の一部を処分していないにもかかわらず、全量を処分したとして虚偽のマニフェストを作成し報告したこと。そして二つ目、産業廃棄物の積替え保管場所の変更の届出を行わずに、県内の3か所及び本社駐車場において産業廃棄物を保管したこと。本社のほかに稲沢市内に2か所、一宮市内に1か所ということでございます。そして三つ目、産業廃棄物処分業の施設の廃止及び変更の届出を行わずに本社工場の発酵施設を廃止し、北麻績工場に発酵施設を設置したこと。これが三つ目。四つ目、県内の4か所において基準を超過して産業廃棄物を保管するとともに、産業廃棄物の飛散、流出を発生させたということでございます。
 たくさんありますけれども、まずそのうちの一つということで、一番確認されている、一番古いやつということでこれを処分理由として行政処分、許可の取消しを行うということとしたものでございます。
 これは、ダイコーの処分業の有効期間5年の許可期限が明日6月28日ということでございます。これは、ダイコーの処分業というのは5年で更新してきておりますが、産業廃棄物の処分業は平成23年8月15日で許可をし、許可期限が明日、平成28年6月28日ということでございます。産業廃棄物収集運搬業につきましては、同じく平成23年8月16日に許可をし、許可期限は平成28年8月12日ということでございますが、産業廃棄物処分業の許可期限が明日ということでございますので、明日になりますと自動的にこの許可が失効するということでございますので、私どもといたしましては、その前日であります今日付けで、こうした極めて悪質な産業廃棄物処理業者であるダイコーに対しまして廃棄物処理法違反、極めて悪質な法違反を犯したということで、法令に基づいて厳正に対処するため、今日付けで処分業と収集運搬業の許可をあわせて取り消すということにしたものでございます。
 今日になったということにつきましては、これまでも繰り返し申し上げてきておりますが、愛知県といたしましては保管されている産業廃棄物の撤去を優先する必要があるということから、ダイコーの排出事業者への処理困難通知の発出をまず優先したと。要は、ダイコーに委託した業者、廃棄物の処理を委託した業者に処理困難通知書を出しますと、廃棄物処理法上、その排出した事業者にこの処分の義務が生ずるということから、それを優先してまいりました。
 この処理困難通知につきましては、今日現在、全部で78社に発出をいたしております。前回の会見からは4社増えまして78社ということになりました。6月24日付けで4社追加ですね、金曜日付けで4社を追加して78社ということになりましたが、これ以上はなかなか判明するのは難しいということから、今日付けで許可の取消しということを行ったというものでございます。
 撤去状況につきまして、6月24日金曜日までの撤去状況を申し上げますと、まずは私ども県が、愛知県が事務管理として行っている撤去でございますが、これは食品廃棄物の分でございますが、排出事業者が不明な廃棄物を24日金曜日までに20トン撤去いたしました。そして、排出事業者による廃棄物の回収状況でありますが、これまでに69社で合計956トンが回収されました。合計撤去量は976トン、全体が8,900立米でありますから、全体の11%ということになっております。現在も、稲沢市内の3か所の保管場所におきまして県による撤去は毎日行っております。廃棄物の分別、荷造り、搬出といった作業を毎日行っているところでございます。
 そして、今日こういう形で取り消したということでございますが、今後も、ダイコー、そして排出事業者に対しましては廃棄物回収の指導を継続するとともに、6月8日から回収している県による廃棄物の撤去も計画どおり、これは着実にやっていきたいと思っております。
 今回は、大変規模の大きな、それで悪質な食品の横流しと、廃棄物の横流しという大変悪質なものでございますが、今後は、県としては、こうした事件が二度と起きないように、関係部局を始め市町村や業界団体等と連携を図りながら、産業廃棄物の処理業者に対しまして法令遵守の徹底を指導していくことといたします。また、排出事業者に対しましては、廃棄物の処理過程の確認を徹底するよう、これも指導していきたいと思っております。
 ダイコーに対する許可の取消しについては以上でございます。
  
(2)

第16回全国障害者芸術・文化祭あいち大会の作品等の公募開始について

【知事】  第16回全国障害者芸術・文化祭あいち大会の作品等の公募開始についてでございます。
(http://www.pref.aichi.jp/soshiki/shogai/dai16kai-sakuhintou-koubo.html)
 今年12月に開催いたします第16回全国障害者芸術・文化祭あいち大会で展示いたします美術・文芸作品や舞台発表の出演者につきまして本日より公募を開始いたしますので、御案内をいたします。
 募集対象は、(1)アート作品、(2)舞台発表・ステージイベント出演者、(3)大会プロデュース舞台出演者の3種類でございます。
 まず、お手元にパンフレットが4種類ございまして、一つ目は、これが第16回全国障害者芸術・文化祭あいち大会、12月9日から11日、これは舞台ですね。美術・文芸作品は12月3日から11日ということで、まず全体のポスターがございます。
 全体のポスターは、本日から大会のPRチラシやポスターの配架・掲示を始めます。この紙吹雪のデザインは、様々な個性を持った多くの皆さんが集まって一つの大会を作っていくという今回の芸術祭のイメージを表したものでございまして、今後チラシやポスター、ホームページなどでこのイメージを使って、12月の大会に向けた盛り上がりを図ってまいります。
 二つ目のものが、美術・文芸作品展、アート作品の募集ということでございます。(1)アート作品では、自由部門とあわせ「なんだこれは!?」というテーマ部門を設けておりまして、思わず「なんだこれは!?」と言ってしまうような、芸術の枠にとどまらない作品をお寄せいただきたいと思っております。募集のこのお手元にお配りしている資料がございますね。アート作品につきましては、自由部門とテーマ部門のテーマで「なんだこれは!?」という二つの部門で募集いたします。自由部門、テーマ部門を合わせて500点程度、増えたら増えたでまた検討したいと思いますが、どんどんお寄せいただきたいと思っております。
 そして三つ目が、舞台・ステージ出演者募集ということでございます。
 これは、舞台発表として音楽、ダンス、演奏などのジャンルで20団体程度。ステージ発表として、交流イベントでのステージ発表で、障害の有無に関わらず会場を楽しく盛り上げていただける方、20団体程度ということで募集をしたいと思います。是非、日頃の活動、練習の成果を全国大会の舞台で発表していただきたいと思っております。
 四つ目が、プロデュース舞台「親指王子」ということでございまして、これは、親指王子とそれを取り巻くカエル、コガネムシ、さかな、リス、ノウサギ、モグラ、花の妖精たちが織りなす物語を総勢100名で演じる舞台でございまして、これは障害のある方に本格的な舞台演出や舞台美術のもとで演じてもらいたいという思いで、この大会のために書きおろした舞台でございます。
 公募で集まった皆さんに振り付け等の練習をしていただいて、11月20日日曜日、刈谷市総合文化センターの国民文化祭のイベントの中で、その刈谷市総合文化センターで演じていただくのが1回目。2回目が、12月10日に、この全国障害者芸術・文化祭あいち大会の舞台、青少年文化センターアートピアホールで演じてもらうということでございます。よろしくお願いしたいと思います。
 応募期間は本日より8月31日まででございますが、プロデュース舞台につきましては、本番までに練習を行っていただく必要がございますので、これは、応募期間は7月22日といたします。県内に在住、在学、在勤の方が対象となっておりますので、御留意いただきたいと思います。
 是非、この全国障害者芸術・文化祭、多くの皆さんに御参加、そしてまた御出演、そして多くの皆さんに鑑賞いただきたいと思います。
 また、今回の大会で公募で寄せられた作品の展示のほか、県内外で活躍するアーティストの作品の展示も予定しておりまして、既に、放浪画家として有名な山下清さん、そして国際美術展覧会「ヴェネチアビエンナーレ」の出展作家でもあります澤田真一さんの作品の出展も決定しております。このほかにも、吹き抜け空間を利用した大きな作品、映像作品、触れる作品などの展示調整を進めておりまして、作品のおもしろさ、意外さ、広がりなどを感じていただけることと思います。
 また、ふれあい交流のイベントでは、多摩美術大学学長であいちトリエンナーレ2010の芸術監督の建畠晢(たてはた あきら)先生、そしてからくり人形師の九代玉屋庄兵衛さ(たまやしょうべい)さんによる講演会を予定しておりまして、展示作品とあわせて幅広い内容をお楽しみいただきたいと思います。
 もう一回言いますが、この紙吹雪のデザインのこのポスター、チラシを今日から掲示いたしまして、12月の大会に向けて盛り上げていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 なお、最初のテーマ、(1)のテーマ部門のテーマの「なんだこれは!?」というのは、自由部門とテーマ部門に分けたのは、これまでこういう芸術展になりますと芸術作品、「きれい」とか「うまい」とかそういったものを頭に置いて、これは作品ではないといって応募をためらうような方がおられることも考えまして、そうではなくて、とにかくまさに思いのままにつくっていただいたような作品とか、そういった我々の常識に当てはまらないような作品も是非お寄せいただきたいという思いで、「なんだこれは!?」というテーマをつくったということでございます。
 障害者の芸術は、アール・ブリュットといいますけれども、これは加工されていない生の芸術という意味ですね。これが障害者の芸術という世界で通じる言葉、アール・ブリュットということでございますので、そういったものを是非、生のものを出していただきたいということで、テーマとしたということでございます。
 愛知県が平成26年からやっております障害者芸術祭、あいちアール・ブリュット展も、そういう意味で使わせていただいておりまして、ぜひ奮って御応募をいただきたいと思っております。
     
2.

質疑応答

(1)

産業廃棄物処理業者への行政処分(許可取消し)について

【記者】  ダイコーの関係ですが、今回、廃棄食品の横流しという点については、法的処分はできなかったということでしょうか。
【知事】  これは廃棄物処理法に基づいた許可の取消しなので、ですからその法の枠内での、廃棄物の処理に関する違反事案ということで挙げたということでございます。あと、食品衛生法だとか、あと米のトレーサビリティ法だとかいうのはありますが、今回はあくまでも行政処分なので、廃棄物処理法に違反する事案を、事実を我々が把握、確認いたしまして、それを取消し事由として今日付けで許可の取消しを行ったということです。

(2)

イギリスのEU離脱の決定について

【記者】  イギリスのEU離脱の関係ですが、参議院選挙にも関わってくるかもしれませんが、与党側は、日本経済に与える影響として消費税先送りは正解だったのではないかと言っており、野党側からすると、アベノミクスの宴が終わったとか、マネー頼みだった日本経済の脆弱性が明らかになったと批判していますが、知事の所見を聞かせてください。
【知事】  この件について、イギリスのEU離脱が日本時間の6月24日、イギリスの国民投票において決まったということについては、24日に私も夕方、記者会見で申し上げたとおりということであります。
 今回のこのイギリスのEU離脱というのは、大変世界及び世界経済に衝撃を与え、今も与えつつあるということだと思います。今日も9時からマーケットが開いておりますから、今後どういう状況になるのかしっかり注視をしていきたいと思っておりますが、もう既に様々な報道等でも出ておりますが、今後どうなっていくか本当に予断を許さないということだと思いますし、しっかり注視していきたいと思いますが、世界経済全体にとっていい方向にはならないことは事実でありますし、それが寄っていく方向が、円高・株安といった動きがもう既に相当出ているということは大変憂慮すべき事態だと思っております。
 今後、しっかり注視をし、日本経済、そして日本経済を支える愛知の経済、産業に与える影響ができるだけ小さくなるように我々がしっかり取り組んでいかないといけないということだと思っております。それがまず総論としての全体の私の受け止め方でございます。
 これについては、この6月議会に私、冒頭の提案理由説明、所信表明の演説でも申し上げたとおりでありますけれども、もともと私、今回のアベノミクスの経済政策「三本の矢」と言っておられますが、異次元金融緩和による為替の行き過ぎた円高の是正というのは、これは前からやるべきだということを、2011年の夏の全国知事会始めそういったところからずっと申し上げてまいりましたので、これは大いに評価したいと申し上げてきましたが、あくまでも私は、これは時間稼ぎだということを申し上げてきております。それは今も変わっておりません。
 ですから、これをやっている間に、為替というのは必ず上がったり下がったりしますから、ずっと一本調子で円安方向に行くとか円高方向に行くということはないので、期間はもちろんありますけど上がったり下がったりするので、行き過ぎた円高を、1ドル80円を超えるような行き過ぎた円高を是正している、その時間を稼いでいる間に本来の日本経済の力を、経済産業の力をこれはもう一回つけるべきだと、取り戻すべきだ、そういう施策をやっていかないといけないということを申し上げてきておりますし、この6月議会の冒頭でも申し上げました。
 それができていないのではないかと、あまりにもスピードが遅いのではないかと。成長戦略の本丸の構造改革はあまりにも取組が遅いし、「too little too late」という言葉がかつてありましたけれども、まさにその言葉が当てはまるのではないかと。今の政権の本気度は、私は前から申し上げていますけれども、疑われてしようがないということだと思います。
 ですから、今やらないといけないのは、世界経済の変調とか何とかは、もちろんこれは十分注視をしていかないといけませんし、機敏に対応していかないといけませんが、そのことだけではないのですよ。むしろもっと大事なのは、日本経済の、日本の経済、産業の稼ぐ力が落ちてきている。
 日本が今、世界でグローバルに闘える産業って自動車産業しかもうないのではないかと言われているわけです。かつては、2000年以前は電機・IT、電機業界が自動車産業よりも雇用も生産高も付加価値も大きかったわけです。2000年ぐらいでクロスして自動車のほうが上回った、ほんの十数年前までですよ。それが今どんどんどんどん落ちてきている。そういったことを象徴として、日本の経済、産業、稼ぐ力がどーんと落ちている、これが問題なんですよ。これを取り戻すのは、もう処方箋はあるわけです。
 グローバル化にどう対応するのか。私はいつも申し上げているように、もっともっとグローバル化を受け入れて、外国の人材もどんどん、もっともっと受け入れていく。EUとかイギリスが受け入れている外国人の方々、人材というのは日本とは桁が違いますからね、1桁。そういう意味では、もっともっとグローバル化に対応していく、そしてあわせて規制改革、全く足らないと思います。
 それから地方分権、特区で、我々も様々な提案をしておりますけれども、先週の金曜日24日に有料道路のコンセッションの優先交渉権者の事業者を発表いたしましたが、ここに至るまで4年半かかっているわけです、4年4か月。だから、事業がスタートするまで実に4年と8か月を要するわけです。このスピードのなさは何なのだということを申し上げたいと思います。
 さらに、昨年11月に外国人材の導入といったことも提案しておりますけれども、全くノーアクション、ノーアンサー。むしろ中で議論していると、国のほうは上から目線で愛知県の提案をもっともっと詰めてこないとだめだみたいに偉そうなことを言うわけです。そういう見当違いも甚だしい、そういう対応が日本経済をどんどんどんどん力を弱めていると言わざるを得ないと思います。
 ただ、残念ながら参議院選挙ではそういったのはあまり争点にならないし、議論にならないと。何かお互い言いっ放し、聞きっ放しで、何かアベノミクスを吹かせるだとか、いやこれが失敗した、そういうことではなくて、もっと具体的な中身をもうちょっと議論してもらいたいと思いますね。
 現状は大変憂慮すべき事態だということは申し上げたいと思います。もっともっと皆さん危機感を持って、国政に携わる人はもっともっと危機感を持って。今の日本は非常に世界から同情の目とか哀れみの目で見られている、そういう状況なのだと、衰える老大国。かつてイギリスがそう言われた時代もありましたが、そういうふうに今日本は見られているのだということを、もっともっと危機感を持って受けとめて改革をきちっと、言葉だけではなくて、言葉で言うだけなら誰でもできますから、言葉だけではなくてちゃんと改革をやってほしい。我々は提案しているのですから、もっと地方分権、規制改革ね、そういった目でしっかりと受けとめてね。我々がボールを投げたらちゃんとボールを返してほしい、そのことを強く申し上げたいと思っております。
 いずれにしても、今の国の経済政策は、全く物足らないということを申し上げたいと思っておりますし、アベノミクス、成長戦略と言ってもやることやってないということを申し上げざるを得ないと思います。でも、これは私だけではない、みんながそう言っているのではないですか、みんなそう思っているのではないですか。私別に、私だけが特別なことを言っているわけではないので。皆さんそう思っている、経済とかビジネスの関係者はみんなそう思っていると、そういうふうに言っていますよね、現に。そういうのにもっと耳を傾けていただきたいということではないかと思います。
 ですから、今回のイギリスのEU離脱というのは大変な衝撃なので、こういう世界経済に対して大変危機的な、大変な状況だからこそ、改めてやはり日本の立ち位置、日本がやるべきことをしっかりやっていくということが必要だということを強く申し上げたいと思います。 
【記者】  先週金曜日に知事は、愛知県はイギリスへの進出企業が多いので大変心配していると言われていましたが、その後、新たな影響や対応など進捗があれば教えてください。 
【知事】  金曜日の夕方で、今日は土日挟んで月曜日ですから、この間に何か具体的なということではありませんが、関係する企業さんの動向等々については、我々しっかり注視をし、またいろいろ意見交換もしながら、対応に遅れとか誤り無きを期したいと、万全を期していきたいと思います。ただ、当面はどういうふうになっていくのかをやはり注視していくということではないかと思います。
 明日離脱するかと、そういうことではないので。ですから、いつ交渉が始まるのか、それから2年で済むのかとかいろいろあろうかと思いますが、そういった動向はしっかり注視したいと思います。
 ただ、当面すぐ影響が現れるのは、もう既に影響が現れていますのが金融資本市場だと思いますので、それがどういうふうに影響が出ていくのかしっかり注視したいと思います。
 とにかくこれ以上の円高・株安という形になりますと、そのイギリスに進出している企業というよりも、愛知県は輸出型の製造業が大変多いので、そういった点での影響というのは大変憂慮されるということだと思います。そういった意味で、しっかり状況と動向を注視しながら、万全の対策を打っていきたいと思います。 
(3)

第24回参議院議員通常選挙候補者の応援演説について

【記者】  参議院議員選挙が始まり、知事が土日に応援演説に行かれていましたが、応援演説に行かれる理由と、候補者を選ぶスタンス、今後どういうふうに取捨選択していくのかを教えてください。
【知事】  前にも申し上げたとおりだと思いますが、22日の出発式、出陣式のときに複数の方々のところに参りました。私自身、去年の選挙ももちろんですが、日常の様々な政治活動、それから県議会等々で御支援をいただいていますので、そういった御支援いただいているところといいますか、非常に活動をともにしている皆さんのところは応援に行くということでありますし、来てくれという要請があるので行くということでございます。ほかにそう大きな理由はないということです。
 来てくれと言われないところは行かないです。こっちも業務がありますからね。業務に支障のない範囲でということになると思いますけど。