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平成28年8月9日(火) 午前10時

1 知事発言
(1) 第18回結晶成長国際会議に係る行啓を終えて
【知事】 皆さん、おはようございます。8月9日火曜日、午前10時ということでございます。
 昨日、一昨日とですね、8月7日、8日、日曜月曜の2日間、皇太子殿下に、第18回結晶成長国際会議の開会式への御臨席と併せまして、愛知県内を御視察いただきました。そのことについて、まず振り返って発言をさせていただきたいと思います。
 昨日は皇太子殿下の行啓でございましたので、私ずっと、2日間お供させていただきましたので、会見は今日ということで御理解いただければというふうに思っております。
 さて、8月7日、8日の2日間、皇太子殿下に行啓をいただきました。大変光栄でありまして、心から感謝を申し上げたいと存じます。
 皇太子殿下におかれましては、平成26年7月に第50回の献血運動推進全国大会で行啓をいただき、そして11月の持続可能な開発のための教育(ESD)に関するユネスコ世界会議全体会合への御臨席、併せてまた愛知県の御視察ということで、一昨年二度行啓をいただきまして以来、およそ2年ぶりに御来県をいただきました。平成以降20回目の御来県ということでございます。大変光栄でございました。
 行啓初日の7日日曜日には、ホテルグランドティアラ安城におきまして愛知の産業集積、農林水産業のほか、武将観光、山車などの愛知の文化について私から県勢概要を御説明させていただき、様々にお話をさせていただきました。
 特に新美南吉のゆかりがありますねということを、安城はですね、殿下から言っていただいて、その話で盛り上がりましてね。よく御存じですねと申し上げたら、子供のころから読み聞かせをしてもらっていたという話をされましてね、殿下がですね、私も愛子に今ではなくて前、読み聞かせをよくさせていただきました、ということをお話しいただいたのは本当にお人柄がにじみ出て、あたたかい気持ちになったわけでございます。
 そしてそういった中で、皇太子殿下に御進講させていただくのは今回で4回目ということでございまして、これまでの御説明内容、殿下もよく覚えていただいておられたことも大変うれしく思ったということでございます。
 その後、安城市歴史博物館におきまして人面文壺形土器、文字書きからくり人形などを御覧いただきますとともに、安城西中学校の郷土芸能研究会の生徒さん、そして安城の三河万歳保存会の皆さんの三河万歳を御覧いただいたということでございます。その後お声がけもいただきました。そしてその後、西尾市の岩瀬文庫におきまして、後奈良天皇が国家の平安を願って写経された国の重要文化財であります「後奈良天皇宸翰般若心経(ごならてんのうしんかんはんにゃしんぎょう)」などを御覧いただきました。
 また、2日目の8日月曜日は、名古屋国際会議場で開催された「第18回結晶成長国際会議」開会式に御臨席をされ、おことばを述べられますとともに、ノーベル物理学賞を受賞されました赤ア勇先生の講演をお聞きいただきました。
午後は熱田神宮を御参拝され、午後3時過ぎの新幹線で東京にお帰りになったということでございます。
 御滞在中、各施設、沿道におきまして多くの県民の歓迎に笑顔でお応えをいただきました。また、安城市歴史博物館では子供たち全員に、西尾市岩瀬文庫では子供から大人まで気さくにお声をかけていただくなど、私も2日間のお供の中で皇太子殿下の温かいお人柄に触れることができ、大変感銘を受けた次第でございます。愛知県民を代表いたしまして心から御礼を申し上げたいというふうに思っております。
 今後とも、皇太子殿下におかれましては健康に御留意をされてですね、また御活躍をいただきますようにお願いを申し上げたいというふうに思っております。

(2) 天皇陛下のおことばについて
【知事】 昨日の天皇陛下のおことばについての私の感想といいますか私の考えを改めて申し上げさせていただきたいと思っております。
 昨日、陛下御自身のおことばを率直に国民全てに向かって述べられたことに感動いたしました。特に日本国民の象徴としての天皇の務め、重い公務について、陛下が常に全身全霊をもってお務めになっておられること、当たっておられるということ、そしてこの国の未来をお考えになっておられるということなど、陛下自らのおことばで述べられたことに改めて感動いたしました。
 私どもは陛下のお心を率直に受けとめて、そして陛下のお心に沿ってより良い方向を見出していかなければならないと思います。安倍総理も重く受け止め、どのようなことができるかしっかりと考えるというふうに言っておられますが、国民全体でこれはしっかりと考えていかなければいけないことだと思いますし、特に政府と国会におきましては真剣に受け止め、一日も早くより良い方向を見出していただきたいというふうに思っております。

(3) 愛知県ゆかりのスポーツ選手の活躍等について
【知事】 連日リオデジャネイロオリンピックで大熱戦ということでございまして、今朝も男子体操の団体で金、それから柔道で金、男子が金で女子が銅ということで、大変うれしいニュースが飛び込んでまいりました。
 愛知県選手もですね、今井月選手は予選4位で通過で準決勝に進出したということ、体操の寺本明日香選手は団体予選が7位で個人総合12位ということで、更に活躍をしていただきたいと思います。バスケットボール女子はですね、6人出ている女子は予選リーグ2連勝ということでございます。それから、柔道の近藤亜美選手は、本人は金だということだと思いますが、初出場で見事銅メダルということでございました。そして、カヌーの羽根田卓也選手は予選5位で準決勝進出ということで、十分メダルが狙えるということで、大いに活躍をしていただきたいというふうに思っております。
 昨日はイチロー選手の3,000安打という大変なビッグニュースも飛び込んでまいりました。私からもお祝いの花等々を贈らせていただきましたし、祝電もお届けさせていただきました。すばらしい偉業だと思います。心からお祝いを申し上げたいと思っております。これもまたイチロー選手の通過点だと思いますので、さらに活躍をしていただきたい。また新たな歴史を大リーグという世界最高の舞台で更に更新をしていただきたい、光り輝いていただきたいというふうに思っております。
 高校野球は、東邦高校、昨日初戦突破ということでありましてね、また更に第2戦も大いに期待したいというふうに思っております。
 いずれにしても、オリンピックから、大リーグのイチロー選手から、高校野球から、スポーツ大会はてんこ盛りでありますけれども、大いに応援をしていきたいというふうに思っております。

(4) 大規模展示場の事前利用申込の開始について
(http://www.pref.aichi.jp/soshiki/chiiki/yoyaku001.html)
【知事】大規模展示場の事前利用申込みの開始についてでございます。
 大規模展示場につきましては、6月県議会において整備費を予算計上し、その工事に係る入札を8月5日金曜日に公告するなど、2019年秋の開業に向け着実に取り組んでいるところであります。
 この度、事前利用申込みの受付を9月1日より開始することといたしました。展示会は開催の2、3年前に会場を決定するのが一般的でありまして、開業予定のおおむね3年前のこの9月から申込受付を開始し、主催者のニーズに一刻も早く応えてまいりたいと考えております。とりわけ2020年の東京オリンピック・パラリンピック前後の期間に首都圏の東京ビッグサイトや幕張メッセの閉鎖が予定されているため、本県の展示場で首都圏の展示会やイベントの需要を少しでも多く取り込んでいきたいと考えております。
 受付の対象期間は、東京ビッグサイトの利用が制約される2019年9月から2020年11月末までとし、来年の1月ごろから順次内定を出していきます。また、当面は県が直接申込受付の窓口となりますが、今後、展示場の運営事業者が決まれば、その事業者に移行していくこととなります。今回の事前申込受付の開始をきっかけに、展示会等の主催者向けのプロモーションをより強化し多くの需要を取り込むことで、この展示場を国内外から人、物、情報を呼び込む集客交流拠点にし、愛知の産業力のパワーアップにつなげてまいりたいと考えております。今申し上げたことは、その後の資料にも書いてありますので、御覧いただければというふうに思っております。
 これは利用料金ということもポイントになりますが、これは整備コストを抑えましてローコストオペレーションを実現し、東京や大阪の展示場と比べて競争力のある低い料金設定としていきたいと思っておりまして、具体的な料金につきましては現在検討中でございます。料金を含めた方針について条例に盛り込んで、できる限り早くお示しをしたいというふうに思っております。既存のものより安くしますということはアナウンスをいたしておりますが。
 そしてですね、申込みにつきましては、当面は事前利用申込みの形で利用規模の日時等についてお聞きをし、県側で、もし重なった場合は調整をしていきたいというふうに思います。その後、2017年1月を目途として順次内定通知を出していきたいと思っております。
 展示施設の詳細な内容等々につきましては、適宜正確な情報をお伝えしていきたいというふうに思います。
 でもって、申込時点以降に会場仕様等に変更が生じた場合、この予約への本予約、今、仮予約ですからね、本予約への移行に当たって再度意思確認を行うこととし、万が一キャンセルされる場合でもキャンセル料は発生をしないということにしていきたいというふうに思っております。
 当面県が受付窓口になりますが、今後運営事業者を公募いたしますので、建設中に決まった場合には、その運営事業者に引き継いでいくということにしていきたいというふうに思っております。
 6月以降ですね個々に、様々な事業者等々に訪問したりして説明をしておりますが、現段階でも約20件ぐらいの展示会等の主催者に検討を始めていただいておりまして、この展示場への関心の高まりを実感しております。できる限り多くの需要を取り込んでいきたいというふうに思っております。
 要は、まだこれからつくるということなんであれですが、展示会というのは、今決めて来月やれるかってそういうことじゃありませんので、少なくとも2、3年ぐらい前から企画をつくっていくということであろうと思いますので、これから事業者が、入札公告を始めましたので、事業者が決まってですね、建設が始まって形が見えてきますとね、またそういう機運が盛り上がってくるのではないかというふうに思っておりまして、期待をしたいと思います。

(5) 「産業空洞化対策減税基金」に基づく立地補助金の対象案件の決定について(平成28年度第1回)
【知事】 「産業空洞化対策減税基金」に基づく立地補助金の対象案件の決定についてでございます。平成28年度の第1回の決定です。
 これは毎年度というか毎年夏と12月、年末というかね、2回に分けて、上期、下期で分けて決定をいたしております。これは平成24年度から運用しております産業空洞化対策減税基金に基づく立地補助金についての決定であります。
 昨年12月からこの6月までに申請のあった案件に関しまして、外部有識者を中心とする審査会議において、事業の成長性、雇用の維持・拡大等の観点から御審査をいただいた結果を踏まえ、申請のあった23件を補助対象とすることといたしました。
 お手元の資料、一覧のうち主立ったものを御紹介いたします。
 整理番号1番は、高度先端分野における投資案件を支援する「21世紀高度先端産業立地補助金」でありまして、三菱電機株式会社さんの案件を対象として決定をいたしました。同社は幅広い分野の機械製品を製造しておりますが、今回インターネット・オブ・シングス(IoT)、そしてモノのインターネット化による工場の自動化、ものづくりの生産現場の効率化・最適化を支える最先端のファクトリーオートメーション(FA)機器の研究所を名古屋市東区に新設する計画でございます。
 そして、整理番号2番から21番の20件が、愛知県内に立地する企業の再投資を市町村とともに共同で支援する「新あいち創造産業立地補助金Aタイプ」であります。
 まず、整理番号7番の株式会社おとうふ工房いしかわさんであります。同社は国産大豆を使用した豆腐の製造を長く行っておりまして、国の農商工等連携事業計画の認定を受けた商品などの増産に対応するため、高浜市内に工場を新設する計画でありまして、高浜市と連携して支援を行うものであります。
 次に、整理番号14番のニチバン株式会社であります。同社の粘着技術を基盤とした医療用製品は、病院などの医療現場のみならず、近年増加しております外国人旅行客による需要が高まっております。大阪府藤井寺市にある医療用製品の製造工場が老朽化と建替え困難な場所にある、周りはみんな家が建っているということらしいので、現在工業用テープを製造しております安城工場内に工場を新設する計画で、安城市と連携して支援を行うものでございます。新幹線の三河安城の駅のすぐそばでございましてね。新幹線から見えますわね、工場とグラウンドがね。何かあのグラウンドに建屋を建てると聞きましたけど。そういうことでございます。
 そして、整理番号22番と23番は、サプライチェーンの中核をなす分野等の企業立地を支援する「Bタイプ」となっております。
 整理番号22番の大信精機株式会社さんの案件です。環境負荷低減のため、FCV、電気自動車、クリーンディーゼル車の普及が進められております。こうした中で同社は、ディーゼルエンジンの燃料噴射装置においてCO2の排出を抑制し、高出力を実現する新技術の商品開発を拡大するため、常滑市に工場を新設する取組であります。
 今回の補助対象案件23件の総投資額は478億円余、現時点における補助予定額は33億円余となり、1,600名余の常用雇用者が維持・創出される効果が見込まれます。これまでの決定分と合わせますと補助対象案件は194件、総投資額3,775億円余、現時点における補助予定額は215億円余となり、3万7,000名余の常用雇用者が維持・創出される効果が見込まれます。
 今後とも産業空洞化対策減税基金を活用し、企業立地や研究開発、実証実験を支援することによりまして、「産業首都あいち」の実現を目指してまいりたいと考えております。
 資料をまた御覧いただきますと、その認定企業の内訳が分類してありますが、企業区分別では中小企業が19件で、大体8割強ですかね。事業分野別では自動車等を中心にということでありますが、地域的にも大体、尾張、三河大体万遍なくということでございます。一覧表がその裏についておりますので、御覧いただければというふうに思っております。
 ということでございまして、今後ともしっかりと産業集積を更に進めて、特に研究開発型の産業集積はね、今回三菱電機さん、名古屋市大曽根の工場の中で新たにまたIoT、そしてFAの研究所を新設するということでありますので、また付加価値の高いそういったビジネス、事業をさらに展開していただければというふうに思っております。

(6) 「輝く女性・ソーシャルビジネスプランコンテストあいち2016」の実施について
【知事】 「輝く女性ソーシャルビジネスプランコンテストあいち2016」の実施について申し上げます。
 本県では、女性の活躍と雇用の拡大を通じた新たな産業の創出、既存産業の生産性向上、人材の育成・確保促進の実現を目指し、昨年7月「あいち・ウーマノミクス研究会」を設置し、この研究会でいただいた意見を踏まえて、「あいち・ウーマノミクス推進事業」を実施いたしております。
 今年度新たな取組として、介護・福祉、子育て、地域のコミュニティづくりといった身近な社会問題をビジネスの手法で解決するソーシャルビジネス分野における女性の創業を促進することを目指し、「輝く女性ソーシャルビジネスプランコンテストあいち2016」を実施することといたしました。
 本日から10月7日までの2か月間、ビジネスプランの募集を行います。女性を対象としたソーシャルビジネス分野のビジネスプランコンテストは、都道府県では全国初の取組となります。応募の対象となるのは、女性起業家や女性経営者が行うソーシャルビジネス分野のプランで、社会課題の深刻さ、プランの具体性や実現可能性などの審査項目により、11月下旬に公開で行う最終審査会を経て、愛知県知事賞3件を決定いたします。受賞したプランにつきましては、受賞決定後から来年3月までの約4か月間ハンズオン支援を行い、具体的な事業化を後押ししてまいります。
 このほか、今回御協賛いただいた瀬戸信用金庫、知多信用金庫、中日信用金庫から信用金庫賞を授与していただくほか、県内の起業支援機関の協力をいただき協力機関賞の授与、起業支援メニューの提供等により多くのビジネスプランの事業化を支援してまいります。応募を検討される方を対象としたプラン作成を支援する事前セミナーや、最終審査に進んだ方を対象としたプランの充実、プレゼンテーション力向上のためのブラッシュアップセミナーも開催いたしますので、多くの女性の皆様に御応募いただきたいと思います。
 なお、先週発表いたしましたが、本日午後2時から、県内17社の人事担当役員をメンバーとする「あいち・ウーマノミクス研究会」女性雇用促進グループ会議を開催いたします。また、今月26日には県内で活躍する6名の女性をメンバーとする女性活躍産業グループ会議を開催することとしており、私も出席をし、意見交換させていただく予定です。
 県としては、こうした取組を通じ、女性が輝くあいち、女性が元気に働き続けられるあいちの実現に努めてまいりたいと考えております。具体的には資料を御覧いただければというふうに思っております。
 資料の裏手の7表彰(1)愛知県知事賞のところに米印(※)でハンズオン支援と書いてありますが、これは事業者に寄り添ってきめ細かく支援をするということでございます。これは伴走型支援とも言われて、マラソンの伴走者のように事業者に寄り添ってきめ細かく支援をするということでございまして、例えば知事賞に選ばれたビジネスプランについてさらに事業化に向けて結びつけていくために課題の分析と解決方法のブラッシュアップ、資金計画、スケジュール等について専門家がマンツーマンで助言・指導を行うほか、先輩起業家や金融機関等から直接アドバイスを受ける機会などなどを設けて、いいプランだったらビジネスにつなげていけるようにですね、いろんな意味で支援をしていくということでございます。是非こうした形で女性の起業を応援していきたいというふうに思っております。
 ですから、愛知県知事賞受賞者には来年3月までハンズオン支援を実施し、3月中旬にまた成果発表会を開催するという形で。
 今後のスケジュールですけど、まずはですね、応募が10月7日までの2か月間で、10月中旬に事務局による一次審査を行ってビジネスプランをある程度選定し、さらに外部有識者等で構成する審査会で二次審査を行って、その上で最終審査に進んだプランを対象としてブラッシュアップセミナーを行い、11月下旬に審査会でプレゼンテーションによる最終審査を行い、愛知県知事賞と信用金庫賞を決定すると。11月終わり、下旬ですね。それから4か月ぐらいハンズオン支援を実施し、来年3月中旬に成果発表会を開催し、ビジネスに結びつけていきたいということでございます。
 ということで、奮って御応募をいただければというふうに思っております。愛知県としては女性の起業を更に進めていきたいと思います。

(7) 神奈川県で発生した障害者支援施設殺傷事件を踏まえた本県の対応について
【知事】 7月26日に神奈川県相模原市で発生した障害者施設での殺傷事件を踏まえてですね、直ちに私から愛知県内にある障害者支援施設、入所の支援施設69か所の安全対策について自主点検を指示いたしました。
 私ども愛知県が、県の所轄が42か所、名古屋市が14か所、中核市が13か所ということで、全部で69か所ということでございますが、そこから提出のあった自主点検表についてですね、自主点検を指示いたしましたが、その69施設全てに自主点検をしていただいて、こういった点が対応が十分でないという自主点検での回答についてでございますが、その主なものは、防犯に対する安全管理規定等の整備が十分でないとか、不審者侵入等の防犯・避難訓練の実施が十分でないとか、さすまた等の防犯用具、防犯カメラ等の防犯設備の設置が十分できてないとか、警察署等の関係機関との防犯訓練の実施ができていないとかいったようなものが、自主点検の結果そういう、みずからの自主点検の結果としてそういった報告をいただいております。
 こうした結果を踏まえ、更に現状の確認と施設ごとの課題を把握するため、本日8月9日から県の職員、それぞれの政令市名古屋市、中核市の職員が施設に赴いて、今月中を目途にヒアリングを行うことと、その施設の、現地を視察して、赴いて今月中を目途にヒアリングを全て、69施設にヒアリングを行うということにいたしております。
 なお、現地調査に当たりましては、県警とも連携をし、地元警察署との連絡体制及び防犯体制の構築に向けた助言もあわせて行っていくことを予定いたしておりますので、よろしくお願いいたします。

2 質疑応答
(1)大規模展示場について
【質問】 大規模展示場のプロモーションの強化とは具体的にどのようなことを考えていますか。名古屋市はポートメッセなごやも有しておりノウハウもありますが、市との連携も含めて知事の考えを聞かせてください。
【知事】 プロモーションということですか。
 ですから、我々としてはですね、今回9月1日から事前利用申込み、いわゆる仮予約ですな、仮予約を受け付けるということで。
 そういう声が現にありますのでね。やっぱり本当につくるなら早く予約させてくれと、仮置きでもいいから押さえさせてくれと、こういう声がありますので、それにお応えをするということでございまして、我々としては、まずはこういった形で着実につくっていくということをやりながら、それを日本全国のこういう展示会ビジネスをやっておられる方々にアピールしていくと、より周知していくということになろうかと思います。あわせてこの運営事業者もですね、建設中に同時並行的に事業者を、民間事業者を公募、募集していきますので、そういった中でよりアピール、周知をしていければというふうに思っております。
 でもって、今言われたように名古屋市のポートメッセなごや、これまでにも実績がありますので、ポートメッセなごや、名古屋市の関係の部署とも様々な形で情報交換を行い、意思疎通を図っていければというふうに思っております。
 ただ、立地場所、特に大きさがですねやっぱり大分違いますので、そういう意味では需要はまた、そこの需要というのは別の需要があるのではないかなという気がいたします。ですから、そういう意味では、よりより情報交換をしながらね、それぞれに合ったそういう展示場、展示会のビジネスが盛り上がっていければというふうに思っております。
 ということで、大いにまた、これから大いにPRをしていきたいというふうに思います。

【質問】 大規模展示場の事前利用申込みの対象期間である2019年9月から2020年11月末までについて、ポートメッセなごやと一緒になって売り込んでいくことは考えにくいということですか。
【知事】 というかですね、それも含めてね、含めてアピールしていければというふうに思います。
 というのは、我々は6万平米、ポートメッセが3万4,000平米で合わせて10万平米弱ということですから、そういったこともアピールができればというふうに思いますけどね、それはこれからですね。これから、これから。これからいろんな形でのアピール、PRというのはできるんじゃないでしょうか。
 ですから、いろんな機会をとらまえて、ありとあらゆる形で、愛知・名古屋にはこういった形での展示場がありますよと、こういうスペースがあってこういう機会がありますよということはアピールしていけると思いますし、アピールしていきたいというふうに思います。そういう意味も含めて様々な形で情報交換を行い、意思疎通をして、円滑にしてPRしていければというふうに思っています。
 ですから、ちょうどポートメッセなごやの隣にレゴランドもオープンしますしね、中部空港、空港島にもボーイング787を展示するそういった商業施設等々もできますし、空港自体も結構お客さんが来ていただいておりますので。そしてりんくうタウンもね、イオン、コストコ、めんたいパークとそういう、エンターテインメントのそういった施設もありますから、そういう意味で、両方来て楽しんでいただけるようなことにもできると思うので、それもあわせてアピールしていければいいかなと。共同でアピールするというのも大いにありではないかなと思いますが、それもこれからだと思います。

【質問】 利用を検討しているという話が20件くらいあるということですが、その20件はどういった展示内容のものですか。その20件は、現在、東京で行っているものを名古屋に移そうという事業者なのか、また別のものですか。
【知事】 今ちょっと手元に私もその内訳ありませんが、個々の内容についてはまだまだこれから、事前利用申込みの受付ということなので、どういう内容かというのは申し上げるのは控えたいというふうに思いますが、多くはやはり東京でやっていてちょっと使えないのでと、場所がないのでというところが多いような気がしますね。この際新たにつくりたいという方も、展示会をつくりたいという方もおられますが、その2年間使えなくなるので、その代替の施設という形で考えたいという方が多いということでございます。

【質問】 大規模展示場に関して知事は、ローコストオペレーションという点もポイントの一つと言われましたが、今後、どのような手続きを踏んで料金を決めて、アピールしていきたいと考えていますか。
【知事】 だから、先ほど申し上げましたように東京ビッグサイト、幕張、大阪といった既存のものがありますが、それよりも競争力のある、要は安い料金を設定して、事業者の方に是非関心を持っていただければというふうに思っています。
 ですから、どういうふうな料金設定するかは、今後事業者を公募していきますから、それも含めてですね、その前にかな、その前に大体こんな感じでということで提示をしていければというふうに思います。それは今検討中ということでございます。

(2)「輝く女性・ソーシャルビジネスプランコンテストあいち2016」について
【質問】 知事賞のハンズオン支援とは、具体的にはどういった部署がどんな形で支援するものですか。
【知事】 これはですね、ハンズオンについては、愛知県が、あいちコミュニティ財団という公益財団法人がありますが、そこに委託をし、さっき私が申し上げた知事賞に選ばれた三つ、3件についてはですね、11月の終わりに選ばれてから、3月半ばにこの成果の発表会をやりますが、その発表会に向けて4か月ぐらいですね、4か月ぐらい、選ばれたプランについての課題、これを事業化するためにはどういう課題があるかとかですね、それをどういうふうに解決していくかということを、そういうコンサルタントみたいな専門家の皆さんに、その目でいろいろアドバイスしてもらって、あとは金融機関を入れて資金計画をつくり、それからスケジュールもつくりということで、そういった金融機関、コンサルタント、いろんな方のプロの方のマンツーマンの助言、アドバイス、そして指導、そして先輩起業家ですね、そうした方々からのアドバイスとか、いろんな意味でのアドバイスを受けて、それで事業化に結びつけていけるようなそういった支援をやると、3月半ばにその発表会をやって、結びつけて、その後事業化に結びつけていければというふうに思っています。

【質問】 県として、お金を出したりする形ではないということですか。
【知事】 いや、県としてはやっぱりアドバイス、助言・指導という形になります。
 ただ、既存の事業で当たるようなものがあればやれるんだな。例えば中小企業の新商品開発だとか販路開拓とかそういったものが当たればね、そういったものに当たればそれは活用してもらうと。いわゆる今あるいろんな制度について、当たればどんどん積極的に活用してもらうということでバックアップができればというふうに思います。

(3)愛知県教育委員会事務局職員の不祥事について
【質問】 先週金曜日に愛知県教育委員会事務局職員が逮捕された件について、知事はどう受け止めていますか。また、今年度に入って教職員の逮捕が3件目ですが、今後の対策面で考えがあれば教えてください。
【知事】 先週また教員の逮捕という事件が起き、大変残念でございます。極めて遺憾でございます。子供たちを教育、指導するね、まさに教育者がそういう形で逮捕されるというのは大変残念であり、極めて遺憾だと思っております。
 まさにですね、そういった面では、若い教職員を中心に最近増えておりますので、前からも何回も申し上げておりますが、改めてそういった形での教員の中での管理・指導、そうしたことを徹底していきたいというふうに思っておりますし、そういったそれぞれの学校現場でですね、そういった形での管理者からのチェック、そうしたものもしっかりやっていかなければならないというふうに思っております。
 そういう意味でもう一度、いま一度ですね、こうした形での教育、研修、指導、それからチェック、そういったことについていま一度ですね、これまでやってきたことを点検をして、総点検をしてですね、もう一回しっかり組織全体を締め直すと、引き締めるということを県教委には指示をしたいというふうに思っております。

【質問】 行政運営と教育委員会の部分があり、知事も、自浄作用を教育委員会に求めるようなところがあったと思いますが、今回は教育委員会の職員ということで、自浄作用の限界なのではないかと県民からも意見が出ているが、どのように考えますか。
【知事】 教育機関の事務局ではありますけど、実際に今回の事件となったことは、事件の対象になったことは現場の教員の時代ということでありますから。
 もちろん県の職員もね、これだけの、万を超える人数がおればですね、時々そういった不祥事っていうのは起きるわけでありますが、愛知県の教員の場合は全部で4万9,000人いますからですね、そういう意味では大変大きな数である。それから、この10年ぐらいは団塊の世代の方の退職とか、愛知県の場合、高度経済成長時代に大変学校が増えたということで大量採用の方々がやめていかれたので、そのまた代替ということでここのところ大量採用が続いておりますので、学校現場によっては大体半分ぐらいが20代というところも多いんですよね、実際のところ。ですから、そういう意味ではですね、私はやはり、若いからいかんとか何とかっていう話じゃないんですけれども、やはり社会経験が未熟であればですね、やっぱりそういったまだまだ、そういった事件も起こしやすいというところもあるのかもしれませんので、特にそういったところを、若い教員の皆さんのやはり研修とかそういったことについてはですね、やっぱりいま一度もう一回しっかり点検をしてですね、引き締めを図っていきたいというふうに思っておりますし、そういった点では教育委員会にしっかり指示をしたいというふうに思っています。

【質問】 現在、多忙化解消プロジェクトチームや教育委員会内部でもパンフレットを作ったりされていますが、具体的に待遇面や、現場で何が起こっているかを調査することは考えていますか。
【知事】 多忙化のそういったPTとか、ちょっとそれは違うと思うんですよね。やっぱり多忙化は確かにいろんなことが、実際に子供たちの教える授業以外にいろんなことが降ってきて、部活なんかもその一つのあれかもしれませんが。そういう面でやはりいま一度、もう一回本来の教員としての職務は何なのかということも含めてですね、点検をして、合理化できるものは合理化する。
 やっぱり昔からの慣習でやってきたことに新しいものがどんどんどんどん、こういう報告を書け、こういうレポートをつくれってどんどんどんどん積み重なってくると、授業以外の時間がね、いっぱい荷物が肩にどーんとかかってくるといったのが正直言って今の実態ではないかと思いますので、できるだけそれは、合理化できるものはどんどん合理化していくということでやっていければと思いますが。
 今御質問されていることについては、これは全く別の次元の話ですよね。これは本来社会人としてあってはならないことでもありますし、特に子供たちを教育・指導する教員という職業としてはね、まさにあってはならないことでありますし、子供たち、そして御父兄の信頼を裏切ることになりますから、そういった点では、私はこれはもう一回、いま一度そういった点での研修もしっかりやり、また自覚をしっかり持っていただいて、そういった点でですね。それと周りの、きちっとそれは組織としてチェックをしていくということも必要ですから、そういった点でのやはり点検と引き締めをまた改めて図っていきたいというふうに思っています。
 その上でね、今言われたのは、こういったことを愛知県内、小中高なべてこういったチェックのやり方、システムを入れるということであれば、それは積極的に取り入れていきたいというふうに思っています。

(4)手話言語条例に係る対応について
【質問】 以前の発表で、「手話言語条例」を県が策定中ということでしたが、この知事会見を手話で見ることができないかとの声もあり、鳥取県や山形県では既に知事会見の場に手話通訳者が居て、インターネット放送をしている事例もありますが、知事の考えを聞かせてください。
【知事】 そういう御要望があれば検討してみたいというふうに思っておりますが、どういう形がいいかはですね、ちょっと検討したいと思います。
 ただ、私の知事会見は相当長いのでですね、これ全部どうかっていうのは、どうですかね。そこまでの御要望がありますかね。長いよ結構、これ全部。ただ主立ったことだけをというのはあるかなとは思いますが、そこはまたよく検討してみたいなというふうに思っています。
 いずれにしても、今、議会にも進捗状況を説明しておりますが、手話を言語とすることだけではなくて、それに加えてさまざまなコミュニケーション手段ですね、要約筆記だとか点字だとかいったこと等々も全部ひっくるめた総合的なですね、そういった条例にしていきたいと思います。
 ですから、今、手話言語条例で八つの県がやっているんですか。ただ手話言語というだけでありますから、それにコミュニケーション手段、総合的に全部入れたものをつくって、今後我々のつくる条例が全国のひな形になるような、そういう条例にしていければというふうに思っております。
 それをつくり上げていく段階で、やはり障害者団体、障害者の方々の意見をしっかり入れておりますので、そういう意味ではよりよりいいものに仕上がってくるのではないかというふうに思います。
 いずれにしても、今度の9月議会に提案をしていければというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思っております。今、最後の詰めをやっているということでございます。
 案をつくりましてね、そうすると大体障害者団体の方全部皆さんの意見を聞いていますが、これをこうしたらどうかとか、こうしたらどうかとか、今でもいろいろ御意見いただいていますので、そういう意味ではそこはいただければ、それはなるほどいい意見だなということであればどんどん修正していますので。そういう意味では最後の詰めという段階でありますので、今月末には固めて、9月議会には御提案できるのではないかというふうに思っております。