知事の記者会見
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平成28年8月22日(月) 午前10時

1 知事発言
(1) リオデジャネイロオリンピックでの愛知県ゆかりの選手の活躍について
【知事】 皆さん、おはようございます。8月22日月曜日、定例記者会見を始めさせていただきます。
 お盆休みも明けましてですね、そしてオリンピックも終了して、高校野球も終わりましたので、何となしに何か少し気が抜けたような感じがあるかもしれませんが、しっかりやっていきたいと思います。
 リオデジャネイロオリンピックでの愛知県関係の選手の活躍についてでございます。
 17日間にわたりまして熱戦を繰り広げられましたリオデジャネイロオリンピックが本日閉会式を迎えました。ちょうど今ごろやっているということではないかと思いますが、日本全体のメダル獲得数は、金・銀・銅合わせて41個でございまして、ロンドンの38個を抜いて最多でありました。大変感動いたしました。愛知県ゆかりの選手も大活躍をしていただきました。
 で、愛知県ゆかりの選手はですね、途中ラグビー女子で、バックアップメンバーでありました竹内亜弥選手が急きょ選手登録をされ、試合に出場されました。この竹内選手は滝高、京大、新潮社という形で出られた方で、バックアップメンバーでありましたけど、急きょ登録して試合に出場したので、全部で37名ということになりました。ですから、日本選手が338名で、北京オリンピックの時が339名で一番多かったんですが、それに次ぐというか、大選手団のうち、37名が愛知ゆかりの選手ということでございました。
 うちですね、メダリストとしては、女子レスリングで4人の金メダル、そして4連覇こそなりませんでしたが銀メダルの吉田沙保里選手、選手団主将として活躍をいただきました。また、卓球男子団体で吉村真晴選手の銀メダル。それから、銅メダルは800メートルリレーの松田丈志選手、また、柔道女子の近藤亜美選手。また、カヌーでアジア勢初のメダルを獲得した羽根田卓也選手。そして女子体操では、主将として活躍した寺本明日香選手、団体で4位、個人で8位ということですばらしい活躍でありました。そして、新体操の杉本早裕吏選手も主将として活躍し、団体8位入賞ということでございました。また、女子バレーは5位、女子バスケは8位、男子ラグビーもあと一歩、4位ということで活躍をしていただき大変喜んでおります。心から敬意を表したいと思います。
 後日こうした選手の皆さんを全員表彰したいというふうに思っておりまして、今後、日程を調整していきたいというふうに思っております。
 これからもそれぞれのジャンルで大いに活躍をし、愛知のみならず、日本中を大いに沸かせていただきたいと思います。
 また、来月7日、9月7日からはパラリンピックが開催されます。愛知ゆかりの選手は6名出場する予定でありまして、県民の皆様とともに大いに応援をしていきたいというふうに思っております。
 次はいよいよ東京オリンピック・パラリンピックということでございますので、しっかりと応援をしていきたいというふうに思っております。

(2) 職員の不祥事再発防止の取組について
【知事】 職員の不祥事再発防止の取組についてでございます。
 先週、19日の金曜日に人事局から、盗撮を行った職員の懲戒処分について発表したところでありますが、公務員としての自覚を欠く行為でございまして、大変残念なことであり、極めて遺憾であります。
 職員の不祥事につきましては、教育委員会においても教員の事案などがですね、発生しておりまして、あってはならないことが起きているということで、非常に危機感を強くしているところでありまして、組織の引き締めを図っていかなければならないと思っております。
 そこで、懲戒処分の記者発表の際にも示したところでありますが、知事部局におきましては、管理監督職員が職員1人1人に対して、きめ細かくコンプライアンス意識の徹底を働きかける不祥事の再発防止・コンプライアンスの徹底に向けた総点検の取組を、本日から9月21日までの1か月の間に実施をしてまいります。
 具体的には、本日もお配りしておりますが「不祥事防止チェックシート」、これは職員が公務内外の行動において心得るべき項目を列挙したものでありまして、県職員としての自覚と責任を再認識させるためのものであります。このチェックシートを全職員に配付いたしまして自己点検を行わせた上で、所属長がチェックシートを活用しながら所属の職員一人一人ときめ細かく丁寧に面談を行い、一層のコンプライアンス意識の徹底を強く強く働きかけてまいります。
 不祥事防止ということで、全ての職員を対象にチェックシートを活用しながら、期間を設けて一斉に所属長が面談を行うということは初めての取組でございまして、いま一度県職員としての自覚を強く認識をさせるよう、組織全体の総点検に取り組んでまいります。
 なお、教育委員会に対しましては、先々週の会見の際にも申し上げましたが、既に総点検の取組を行うよう私から指示をしてありまして、現在、最終的な詰めを行っておりまして、近い時期にこの総点検を行っていただくということにしたいと思っております。
 学校現場におきましては、若い教職員を中心にこうした事案が、不祥事が起きておりますので、今年度から新たに、若手教員を対象とした3年目フォローアップ研修を実施するなど積極的な取組を進めているところでありますが、これに加えて現在、知事部局と同様の形で校長や教頭等の面談の実施を検討しているところであります。
 また県警察におきましても、平素から職務倫理教養、これは研修教育のことでありますが、これを実施しておりますが、知事部局等と同様に、全職員に対して幹部による個々面談を行うことといたしております。具体的には県警のほうに取材していただきたいと思いますが、近々に個々面談を実施するということにいたしております。
 したがいまして、県の知事部局、それから教育委員会、教員、それから県警、全てですね、総点検を行うということにさせていただきたいと思います。
 愛知県といたしましては、こうしたそれぞれの任命権者の取組によりまして、全庁一丸となって不祥事の根絶、信頼回復を図るための取組を進めてまいりたいと考えております。何とぞよろしくお願いを申し上げます。
 教育委員会、県立学校における今回の総点検は、期間は調整中でありますけれども、知事部局と同様の形で、校長や教頭等との面談の実施を検討しております。また、小中学校の教員につきましては、採用とか予算、予算といいますか人件費等々は県でございますが、服務監督権限は市町村の教育委員会にありますので、県教委から市町村教委に対して県立学校と同様な取組を行うよう働きかけを行っていくことになるということでございます。また、警察におきましても、先ほど申し上げましたように、不祥事防止チェックシート、知事部局のものを、ほぼ同様のものが警察のほうにはありまして、毎年これをやっておりますので、さらにですね、近々に全職員を対象とする面談を行う予定ということでございます。
 職員1人1人にコンプライアンス意識を強く植えつけ、組織全体にこうした不祥事を起こさせない風土を根づかせることが何より大切だと思います。今回、組織全体をいま一度総点検をするということで、幹部職員である所属長に部下職員と顔を突き合わせて面談をし、総点検を行ってもらうということで取り組んでいきたいというふうに思っております。
 過去にはですね、今回のものとはちょっと違いますが、平成20年度の不適正経理の際にこうしたチェックシートを作成し、各職員が研修等の際にも自己点検で活用できるように配付したということはありますが、今回のようにチェックシートを使って個々面談で総点検をするということは、今回初めてということでございます。しっかりと取り組んでいきたい、いま一度ですね、組織を引き締めていきたいというふうに思っております。

(3) 全国知事会「円高是正・デフレ対策プロジェクトチーム」会議の開催及び要請活動について
【知事】 全国知事会「円高是正・デフレ対策プロジェクトチーム」会議の開催と要請活動についてでございます。
 全国知事会では平成23年8月、行き過ぎた円高の是正からデフレの脱却を図り、産業の空洞化、雇用の喪失を防ぐため、私がプロジェクトチームリーダーを務める円高是正・デフレ対策プロジェクトチームが中心となって、政府・日本銀行に対しまして、為替介入、産業空洞化・雇用対策、金融緩和の強化などを早急に実施するよう、累次にわたり要請をしてまいりました。
 こうした要請に沿って、政府・日銀においては大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略といった政策対応が進められ、行き過ぎた円高の是正、景気の緩やかな回復基調が続いてまいりました。
 しかしながら、ここのところ、アジア新興国の景気の下振れや英国のEU離脱問題など海外経済の不確実性の高まりや、金融資本市場の変動が地域経済に影響を及ぼすことが懸念されておりまして、特に中小企業や小規模事業者はアベノミクスの恩恵を十分に実感できていない状況にあります。
 こうしたことから、7月の28日29日に、福岡市で開催された全国知事会議におきまして、私からPTの開催を提案し、8月25日に3年ぶりに開催をすることといたしました。会議では、こうした認識を全国の知事と共有するとともに、政策提言を取りまとめ、翌26日に具体的な政策を早急に検討・実施していただくよう政府に対する要請活動をしたいというふうに考えております。
 23年7月にですね、私が就任してからすぐでありますが、当時、1ドル80円を割り込むような行き過ぎた円高ということでありまして、円高是正に全国知事会として取り組むべきだという発言をし、8月にこの第1回会議を開いて緊急アピールを取りまとめ、政府・日銀に対して要請活動を行いました。そして、更に平成23年10月に緊急声明を発表し、政府に対する要請を継続いたしました。その後ですね、アベノミクス効果等々もありまして、行き過ぎた円高是正されましたが、平成25年10月にもPTを開催しました。それ以来ということでございます。
 今回、1ドル100円を切るような状況でありますから、大変事態の推移を憂慮いたしております。いま一度ですね、この行き過ぎた円高是正、そしてデフレ対策、このことをしっかりとアピールをし、政府・日銀に機動的な政策を要請していきたいというふうに思っております。

(4) 第31回国民文化祭・あいち2016「伝統と創造フェスティバルあいち」の開催について
(http://www.pref.aichi.jp/soshiki/bunka/kokubunnsai.html)
【知事】 第31回国民文化祭・あいち2016「伝統と創造フェスティバルあいち」の開催について発表いたします。
 10月29日に開幕いたしますこの国民文化祭・あいち2016の分野別フェスティバルとして実施する「伝統と創造フェスティバルあいち」について、プログラム概要と出演者が決定いたしました。
 これは第31回国民文化祭の愛知県実行委員会と刈谷市が共催で行う事業でありまして、この国民文化祭のテーマ「愛故知新」。伝統文化への愛(いつく)しみ、これが愛故ですね、古きを愛(いつく)しみ、そして新しきを知る、創造挑戦の喜び(知新)にテーマ分けをし、11月の19日20日の土日の2日間にわたり刈谷市総合文化センターで開催をいたします。
 お手元に配付をいたしました資料の2ページ、3ページを御覧いただきます。(6)のプログラムにありますように、総合プロデューサーの安田文吉氏のプロデュースによるステージ、また西川千雅氏のプロデュースによるステージ、そして刈谷市総合文化センター管弦楽団の公演の3部構成となっております。
 このうち、安田氏のプロデュースステージにつきましては、「来(き)し道」というタイトルで、新城市の大海放下(おおみほうか)保存会、刈谷万燈(かりやまんど)保存会、現代大正琴などの出演により愛知で受け継がれてきた伝統の魅力と奥深さを探訪するステージとなっております。
 そしてまた西川氏のプロデュースでは、「行く道」のタイトルで、愛知の新しい文化創造の息吹に出会うステージとなっておりまして、コンテンポラリーダンスと小編成の管弦楽団とのコラボレーションステージや、第16回障害者芸術・文化祭実行委員会と連携したプロデュース舞台「親指王子」。これはもう既に参加者を募集しておりますが、障害を持った方々と県内在住・在学・在勤の指導者1、2名と障害のある方を合わせた10名程度のグループ、これは全部で100名程度を公募いたしまして、この方々に参加をしていただくそういう芸術、参加芸術ということでございます。もう既に100名以上の応募がありまして、選考中ということでございます。
 なお、この「伝統と創造フェスティバルあいち」につきましては、「一般入場者の募集について」にありますとおり、本日から一般入場者の募集を開始いたします。申し込み受け付けはインターネットとはがきの両方で行いますので、是非とも多数の皆様に御応募いただきたいと思います。
 国民文化祭の開会まであと2か月余りとなりました。本日午後1時より愛知県公館に、開会式・閉会式の総合フェスティバル出演者代表の方が表敬訪問に来られます。出演者の皆様にも御協力をいただきながら、愛知らしい魅力あふれる国民文化祭の開催に向けて準備を一層進めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。
 ということで、資料の1枚目の裏で、2ページのところを見ていただきますと、その中身がずずずっと書いてありますので、また。先ほど私が申し上げたとおりでございます。1日目が安田文吉先生、2日目の1部が西川千雅お家元、それから2日目の2部が刈谷市総合文化センター管弦楽団の公演ということでございまして、大いに盛り上げていきたいと思います。
 この国民文化祭では、54全市町村にわたりまして90の事業を行うということで進めてまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。

2 質疑応答
(1)全国知事会「円高是正・デフレ対策プロジェクトチーム」会議の開催及び要請活動について
【質問】 円高是正について、これ以上何ができるのかという難しい局面になっていますが、知事の所見を聞かせてください。
【知事】 正直言って、金融緩和はですね、日銀の金融緩和は相当なところまで進んでおりますので、マネタリーで400兆円、420兆円かな、ですね。140兆円が3年前の4月でありましたから、それをマネタリーで倍にするということでありましたが、それは今現在もう3倍というところまで来ているということでありますから、そろそろですね、出口戦略を、そろそろというか、もう出口戦略を考えてですね、やっていかなきゃいけないことだと思いますが、それがなかなかやり切れていないというところで、本当にこの後どうなっていくのか。ですから、これ以上ですね、私は日銀におっかぶせるということはなかなか容易ではないのではないかというふうに思います。ですから、あとは政府のほうがですね、どういうふうな経済の成長戦略を打っていくのか、ということではないのかなというふうに思います。
 ですから、我々としてはですね、引き続き日銀の政策。ですから、今また手仕舞いというかそういうことになるとですね、それはまた円高要素になってくると思いますからそこを、微妙なところでありますが、現状のこの政策を当面はある程度継続せざるを得ないということをにらみながらですね、政府のほうがもっともっとですね、経済の構造改革を含めた戦略をつくっていくということではないかというふうに思います。
 ですから、そういったことを含めて、さまざまな各知事さんのね、メンバーの御意見をお伺いしながら、政府・日銀に対して要請をしていきたいというふうに思っております。

【質問】 円高是正について、先程、知事から、日銀にこれ以上被せるのは容易ではないと思うとの発言があり、現行の景気政策、アベノミクスの継続に対し、厳しい意見に聞こえましたが、このような意見を25日のプロジェクトチームの成果文章の中に盛り込んでいく考えですか。
【知事】 金融緩和についてはね、円高是正、デフレ対策ですから、私の思い、これ以上というのはあれですけれども、現状の施策の継続という形での要請にはなると思いますね。これは継続をしながら、あわせて政府としてやれることをやってもらいたいということだと思っております。
 ですから、デフレ対策ですから、機動的な財政の対策とやはり成長分野への投資をですね、要はデフレ対策。デフレというのは何かというと、結局、投資が不足になって物の値段が下がって、どんどんどんどん国内経済がシュリンクしていくということですから、もっともっと国内に投資を呼び込んでいくという形での政策ですね。ですから成長分野への、ですから予算面でも投資もそうだし、あと規制改革、規制緩和をもっと進めることで投資を呼び込む。もっともっとお金のめぐりをよくしていくということを要請していくということになろうかと思います。
 ですから、アベノミクスに対してというのは、私前から申し上げているように、日銀の金融緩和というのは時間を稼いでいるということだと思います。で、その間にね、日本経済を筋肉質の更に稼げる体質にしていくということが必要だと。そのためには、更なる規制改革でもっともっと日本国内投資ができるようにビジネスチャンスをもっと増やしていく、投資チャンスをもっと増やしていくということをやっていかなきゃいけない。
 それをやっていくためにね、あわせて必要なのが分権改革、地方分権ですよ。もっともっと、ニアイズベターですから、もっともっと経済の実態をわかっている我々のところでですよ、現場をよくわかっているところで現場を動かしていくための機動的な政策をもっともっとやっていきやすく、すぐやれるようにね。一々一々国に、各省に、あれがいかんこれがいかんというところを何か強く働きかけて変えてもらう、取っ払ってもらうというようなやり方ではですよ、進んでいかないので、規制改革と分権改革はもうセットですね。ですからそれをやってもらいたいということをこれからも強く言っていきたいというふうに思っております。

(2)職員の不祥事再発防止の取組について
【質問】 不祥事防止について、所属長が職員と面談するねらいと、盗撮など性犯罪が目立っているように思いますが、なぜ職員の不祥事が性犯罪に偏っているのか、知事の分析を教えてください。
【知事】 個々の面談といいますかね、チェックシートはお手元にもう皆さんおありだと思いますが、正直言って公務員という意識について、公務に関連して、公務外の行動について、不祥事の防止についてといったようなことで、ある意味で社会人として、公務員というよりも社会人として当たり前の行動規範ということだと思いますが、これを改めてもう一回自覚を促しチェックをして、一人一人全員にもう一回そういった面での意識の徹底を促すということで、個々面談、個別面談という形にしたいということで、させていただくことにいたしました。
 そういう意味で組織全体の総点検ということだと思っております。もう一回この組織にね、全体に緊張感を持ってね、日々の仕事、公務に取り組んでいただくということを促していきたいということでございます。
 そして、性犯罪ということでありますが、知事部局、それから要は県の教職員ですね教育委員会、それから県警、ですから、県が人件費を負担している教員の定員というか数というのは大体、全部で5万人ぐらい。県警で1万5,000人、それから知事部局が1万1,000人ということに、ざっくりそうなりますけれども、それだけの人数がいますとね、やはり相当な、どうしても何といいますか、不祥事案がね、確率的には出てくるということも想定されるわけでありますが、だからといってということにはなりませんのでね。これは公務員としての、公務に携わる公務員としてのやはり自覚、そしてそういったものをしっかりチェックする。特に公務というのは県民の皆さんからの信頼があって成り立つものでありますから、その信頼にしっかりと応えるということが必要でありますので、そういった面で総点検をしていただきたいというふうに思います。
 なお、その不祥事の中身についてということでありますが、それは私ちょっと手元にそういった、割合とかそういったものの資料がありませんので、今コメント自体はするものを持ち合わせておりませんが、ただ、今回の盗撮とかいったことも含めて言いますとね、私の個人的な感じで言うと、やはりああいったスマホだとかね携帯だとかそういったものが、モバイルといった手段が非常に手軽に発達をしてきた。それからまたインターネット等々でバーチャルな感じのものが非常にあれして。これは別に公務員だからということじゃなくて、社会全体のですね、各民間企業さんも含めてですよ、全体のやっぱりそういうことで、何といいますか、現実とバーチャルの境がだんだんわからなくなってくる。それからはっきりいって手軽にできるということがね、やっぱり大きいんじゃないかなという気がしますね。
 ですからそういう意味で、だからといってそれが認められる社会ではありませんので、それはしっかりとですね、そうではないですよということを改めてですね、こうしたチェックシート、個別面談といった形で、やはり常に常に組織全体の構成員、職員の自覚を促し、組織全体の点検をしていくと。緊張感を持って事に当たっていくということに我々としては取り組んでいかなければいけないということだと思っております。

(3)リオデジャネイロオリンピックでの愛知県ゆかりの選手の活躍について
【質問】 オリンピックでのレスリング愛知県関係選手の活躍を受けての知事の感想と、愛知県として今後のレスリングの振興についての考えを聞かせてください。
【知事】 特に女子レスリングの6階級6人の代表は全て栄監督チーム。至学館大学のOGであり、栄監督チームでありますから、そういう意味では、栄監督とそれを一身に背負ってきた吉田沙保里選手の、2人の功績というのははかり知れないものがあるし、日本の戦後スポーツ史上さん然と輝く金字塔ではないかというふうに思います。
 その日本を代表する女子レスリングの金メダルというかメダルチームがですね、この愛知を拠点に活動していただき、そしてまたこれからも愛知で頑張っていただけるというのは大変誇らしいことであり、ありがたいことだというふうに思います。
 ですから、更にですね、これからも頑張っていただくという意味でね、どういうことができるか、我々としても少し検討していきたいなというふうに思います。
 いずれにしても、今回オリンピック終わったばっかりですから、我々は本当にもろ手を挙げて喜び賞賛をし、そして大変疲れて帰ってこられると思いますから、栄監督初め吉田選手、また伊調選手、皆さんね、メダルをとった皆さんを温かく迎えてあげたいなというふうに思います。
 ただ当面、帰ってこられてもあれでしょ、テレビとかマスコミに引っ張りだこではないでしょうか。ですからしばらく、どのくらい続くんですかね、1か月ぐらいは引っ張りだこじゃないですか。大変いいことだと思います。
 やっぱりそういった世界のひのき舞台で活躍するアスリートが苦労の上に結果を出して、そしてまた国民の皆さんに報告をすると。それがまた、それを見て子供たちもそれを目指すとか、また国民の皆さんが希望を持つ、元気になるということは大変いいことじゃないかというふうに思います。ですから、そういう意味では本当にすばらしいことだと思いますし、我々愛知としてですね、愛知県として、県を挙げてやはりこれからも応援をしていきたいと思います。具体的にどういうやり方があるかはじっくり検討したいなというふうに思います。

【質問】 レスリング以外で印象に残った地元勢の活躍について教えてください。また、先程、選手を表彰するとの発言がありましたが、どのような名目の表彰を考えていますか。
【知事】 オリンピック出場された方全員に特別表彰がありますし、あと、メダルをとった方にも特別表彰がある。それは規程で決まってましてね。ですから前回、ロンドンオリンピックのときもそうしたんだね。
【教育委員会事務局長】 はい。オリンピック1位でスポーツ栄誉賞、入賞でスポーツ功労賞。
【知事】 出場でもあるんでしょ。
【教育委員会事務局長】 はい。出場の方にスポーツ功労賞のスポーツ奨励賞。
【知事】 だから、決まっているんだ。ということでございます。
 その皆さんの日程を。ですから、全員ね、お声がけしますけど、全員お越しいただくのは、それは至難の技でしょうけれども。少し間があいて、ですから秋だね。
 前もそうだったな。前回は何月だった。
【教育委員会事務局長】 10月です。
【知事】 前回も10月か。ロンドンのときも10月だったので、そのぐらいになるんだろうと思います。
 それでももちろん、そのうちの何人お越しいただけるかはあれですが、多分相当な。結構来ていただけたんだな、前回。半分ぐらい来た。
【教育委員会事務局長】 はい。8名から9名。
【知事】 そうか。でも、20名のうち8名から9名ですからね。ですから、今回37名なので、どのぐらいお越しいただけるか。半分来たって20名だからね、すごいことだと思いますけど、にぎやかいと思いますけどね。是非来ていただいて、また大いに盛り上げていただければと思いますが。
 私、もちろん先ほど申し上げたように女子レスリングがメダルを五つということですばらしかったし、卓球男子の吉村選手も銀メダル、それから銅メダルで水泳の松田選手、それから近藤選手。何といってもカヌーの羽根田選手がアジア初のカヌーのメダルというのはすばらしかったと思いますね。あと、やはり女子体操のキャプテンの寺本選手。僕は壮行会にも、レジックスポーツに行きましたけどね、すばらしい。寺本選手と一緒に教えていたあの先生が団体の、女子団体のいわゆるコーチとしてセットで今回行かれたんだね。ですから、そういう意味では大変すばらしかったというふうに思います。あと、いわゆる団体競技といいますかね、新体操も女子バスケも女子バレーね、男子ラグビーも、みんな活躍してくれたと思いますので、これからも是非大いに盛り上げていただきたいなと思います。
 その中でも特にといえばやっぱり、何かいろんなところで会う機会が多いのかもしれませんけどね、やっぱり女子体操の寺本明日香選手はね、何回も何回もお会いしてるので、彼女がね、あの小さな体で日本代表チームのキャプテンとして引っ張って、4位と8位というのはすばらしいことだと思いますしね、是非、まだ二十歳なんで、東京オリンピックでもまた彼女の雄姿を見たいなというふうに思いますけどね。

(4)ホームドアの設置について
【質問】 東京メトロ銀座線で、視覚障害を持った方が線路に落ちて電車にひかれて亡くなられた事故を受けて、ホームドアの設置が課題となっていますが、県内におけるホームドアの設置状況の印象や今後の対策についての考えを聞かせてください。
【知事】 この東京メトロでのですね、視覚障害を持った方の転落事故というのは大変痛ましい事故でありまして、報道に接しまして大変心を痛めたところであります。心から御冥福をお祈りしたいというふうに思います。
 そこで一つは、やはりそういった視覚障害の方にですね、もっと多くの皆さんが「大丈夫ですか」とか「お元気ですか」とか、声をかけていただくということ。これ、ちょっとハードの話ではないんですが、ソフトの面としてね、もっともっとみんなで温かく声がけをしていくということが、やっぱりもっとあっていいんじゃないかなというふうに思いますね。ですからそういった視覚障害の団体の方々が、前から「もっといろんなところで、街でも道でもね、声かけをしていただくようなことがありがたいですね」とかいうようなことはよく言っておられますし、私もよくそういう話を聞きますけど、改めてですね、皆さんで気がついたらやはりお声がけをして温かくね、そういった方が道とか街とか、街頭でいろいろ外出できる、行動できる、そういう環境、社会をつくっていただく。今回、そういったことがあればですね、転落するということも防げたかもしれませんので、そういったことも是非お願いをしたいというふうにも思います。それが第1点。
 そして、今御質問のあったホームドアですね。地下鉄のみならず、電車のホームについて、これはやはり必要だというふうに思いますが、現状はですね、それは相当費用のかかる話でありますので、そこまで十分でないというのは御案内のとおりでございます。
 ようやく新幹線が、名古屋駅が全部できたんですかね。ようやくですもんね。あれだけの新幹線で、あれだけの大動脈でね、ほんの、まだこの全部、最初は柵ができて、10年ぐらい前からかね柵をぽこぽこつくって、全部、発着と同時に閉まるようになったっていうのはこの2、3年じゃないですか、あれ。新幹線で、ですから。
 ですから、次はやはり音の聞きにくい地下鉄なんでしょうけどね。地下鉄を急ぐということなんでしょうが、これは是非その事業者の方に積極的に取り組んでいただければありがたいなというふうに思いますし、そういった面で、これはそれぞれの鉄道事業者とか地域というだけでは事済まない話だと思いますから、やはりこれはオールジャパンということで、国が積極的に音頭をとって、財源も確保して、そして優先順位もつくってね。一遍に全部なんてできませんから、こういうところからまずやると、ホームドアを設置するということでね、優先順位もつくって、そして積極的に取り組んでいただきたいと思いますし、今回の補正予算、大型の補正予算を組まれるということであればですよ、そういった安全面での確保といったことについて、やはり配慮をしていただくということが必要ではないかなというふうに思っています。

【質問】 メインは国になると思いますが、県として財政措置を求めるようなことを考えていますか。
【知事】 我々として単独でということをすぐというのは、なかなか難しいんではないかと思いますね。まずは、やはり国全体がどういうふうにしていくのか。それについて我々も国のほうには働きかけをしていきたいというふうに思いますし、あわせてですね、我々が県としてできること、それからJR、それから民鉄、私鉄、それからまた輸送の人員ということであれば名古屋市の地下鉄というのもあろうかと思いますので、関係者とよくよくそれは協議をし、取り組んでいければというふうに思っています。