知事の記者会見
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平成28年10月17日(月) 午前10時

1 知事発言
(1) 愛知県学術顕彰の贈呈について
【知事】 皆さんおはようございます。10月17日月曜日ですね、定例記者会見を始めさせていただきます。
愛知県学術顕彰の贈呈について申し上げます。
 今年のノーベル生理学・医学賞におきまして、東京工業大学栄誉教授の大隅良典(おおすみ のりよし)先生が10月3日、生理学・医学賞の受賞が決定いたしました。
 オートファジーの仕組みの解明に関する研究の業績が高く評価され、平成26年の赤ア勇(あかさき いさむ)先生、天野浩(あまの ひろし)先生、中村修二(なかむら しゅうじ)先生、そして平成27年の大村智(おおむら さとし)先生、梶田隆章(かじた たかあき)先生に続いて、3年連続の日本人の受賞ということで、大変、日本全国大きな喜びを感じたところでございます。
 大隅先生は、御案内のように平成8年から13年間にわたる岡崎国立共同研究機構、現自然科学研究機構の基礎生物学研究所での研究を始め、長年にわたるオートファジーに関する研究活動の成果が高く評価をされ、今回のノーベル賞の受賞につながったということであります。これはですね、研究活動の一番大きな部分を1996年から2009年まで岡崎の基礎生物学研究所で行われたということで、これは私ども愛知県民にとっても大きな誇りだというふうに思っております。次代を担う若者に大きな勇気を与えていただいたというふうに思っております。
 そこで、愛知県ではですね、本県において学術研究活動の基盤を形成し、ノーベル賞等の受賞が決定した方に愛知県学術顕彰をお贈りさせていただき、その栄誉をたたえることといたしております。
 大隅先生はまさに愛知県での研究活動の基盤を形成され、顕彰するにふさわしい方でありますので、今回、愛知県学術顕彰をお贈りし、県民の皆様とともにノーベル賞御受賞の喜びを分かち合い、お祝いを申し上げたいというふうに思っております。そのように決定をしたということでございます。
 お手元に参考資料がお配りしてあるね、これね。御覧いただきたいと思いますが、これまで愛知県ゆかりの先生、ノーベル賞を受賞された方6名に加えまして、最初は平成2年にですね、数学のノーベル賞と言われておりますフィールズ賞を受賞された森重文(もり しげふみ)先生が最初ということでございまして、これまで7名の方にお贈りをさせていただいているわけでございます。
 学術顕彰にはこのように書いてありまして、先ほど私が申し上げたとおりでありまして、本県において学術研究活動の基盤を形成した方、ノーベル賞の受賞が決定した方、ノーベル賞に匹敵する賞の受賞が決定した方ということでございまして、これまでに7名、今回、大隅先生で8人目ということでございます。
 この学術顕彰につきましては、学術顕彰とそして記念品を贈呈させていただいておりまして、これまで七宝の花瓶ということでございますが、これはノーベル賞を受賞された方にちなんだデザインということで特注しておりまして、早急にどういうデザインにするかを検討していきたい。ちなみに、天野先生、赤ア先生については、青色LEDでありましたので青色の七宝の花瓶をですね、2年前に贈らせていただいたということでございます。
 顕彰式の日程はですね、今後、大隅先生の日程を、御都合をお聞きして決定いたしますが、お忙しいと思いますので、ノーベル賞の受賞式、12月10日の土曜日ですかね、と聞いておりますが、その以降ですね、それ以降で大隅先生の日程をお聞きして決定をしていきたいというふうに思っております。
 ちなみにですね、赤ア先生、天野先生につきましては、2年前の10月に決定をした後で、年を越えましてね、平成27年の1月30日の金曜日に名古屋観光ホテルで、これは私どもだけではなくて、名古屋大学、名城大学、豊田合成さん合同の記念式典の中で私からこの愛知県学術顕彰を贈らせていただいたと、こういうことでございました。
 お忙しいと思いますので、大隅先生の日程をお聞きしながら調整して、また決定していきたいというふうに思っております。また、決定次第御報告をさせていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。大変いいニュース、グッドニュースだというふうに思っております。

(2) ワールドロボットサミットの開催誘致について
http://www.pref.aichi.jp/soshiki/jisedai/worldrobotsummit.html
【知事】 ワールドロボットサミットの開催誘致について御報告をいたします。
 愛知県では、かねてよりロボット産業を自動車、航空宇宙に次ぐ第3の柱として大きく育て、この地域を世界に誇れるロボット産業拠点として発展させていくことを目指し、あいちロボット産業クラスター推進協議会を始め様々な取組を進めているところでございます。
 一方、国におきましては、昨年策定をされましたロボット新戦略に位置づけられているロボットの国際大会、ワールドロボットサミットを2020年に開催することとし、この度、開催地の募集を開始いたしました。本大会は、ロボットの研究開発や社会実装を加速するため、様々なロボットの競技やデモンストレーション等を世界で初めて開催する国際大会であります。
 本大会を契機とし、当地域の企業や大学におけるロボット技術の更なる向上、国内外の企業や大学との交流、更には様々な場で活躍するロボットの利用促進などを図るため、本県では、空港島に整備する大規模展示場での開催を目指して応募することといたしました。
 来年名古屋市が中心となって開催いたしますロボカップ2017名古屋世界大会の経験を生かし、本大会の成功に貢献するとともに、本県ひいては我が国ロボット産業の更なる国際競争力強化につなげてまいりたいと考えております。
 2枚目に資料がございまして、四角のところは私が今申し上げたことでございますが、ワールドロボットサミットの概要はですね、様々なロボットを対象とした競技会やデモンストレーション等を行う国際大会であり、この大会を通じて次のような機会を創出する。一つとして、ロボットの研究開発及び社会実装を加速させる。二つ目として、高度なロボット技術を内外から集結させ、限界に挑戦する。三つ目としてですね、実際に現場での課題を解決することで人々の理解を深め、ロボットの活用に関する積極的な議論を誘発し、具体的な利活用方法が生み出されるようにするということでございまして、主催は経済産業省とNEDOでございます。新エネルギー・産業技術総合開発機構ということで、2020年開催日は未定。要は、東京オリンピックに合わせて、世界中が日本に注目しているときにロボットのサミットをやるということを国が去年、そういった形のロボット新戦略を決めて、場所を検討していたところ、今回、正式にその場所を公募するということになったと。それについて我々は手を挙げると、こういうことでございます。
 競技の内容はですね、現在国において検討されていますが、ロボットが活用される三つの分野、ものづくり分野、サービス分野、災害分野、そういったところでの競技といったものが想定をされると考えております。
 それからあわせてですね、ロボカップアジアパシフィック大会を併催することが予定をされているということでございます。
 この資料の後ろを見ていただきますと書いてありますね。募集対象は地方公共団体で、募集期間は10月4日から10月31日までで、主な要件として、まず開催地域としては6万平米から7万平米程度の広さが十分に確保できること、大会のみで想定する観客数延べ5万人程度を安全に収容できること、それから10日間程度の日数を確保できること、そしてロボカップアジアパシフィック大会の同時開催が対応可能なこと、招致申請活動を行えるということ。ということでございまして、物理的に、6万平米7万平米のですね、広さの会場というのは、日本国内では現在、東京ビッグサイト、幕張メッセ、インテックス大阪と私どもが建設を予定しております大規模展示場、空港島の大規模展示場の四つのみということでございますので、そういう意味では、我々はしっかりと応募していきたいというふうに思っております。
 2020年のいつになるかはあれでございますが、どうするんでしょうね、オリンピックのそのどんぴしゃの期間というのはちょっとあれでしょうから、その前後なんでしょうかね。それは我々があれすることではありませんが、これは主催の経産省、NEDOがそういった形で決めていくということになろうかと思いますが、まずは会場というか、物理的なスペース確保、会場ということで立候補したいというふうに思います。
 周辺要件としては、会場運営に協力可能な施設、大学、研究機関が近隣に存在し、開催期間中ボランティア等の協力者を動員できること、そして、観客の来訪に際して空港等の公共交通機関からのアクセス性にすぐれることということでございまして、その他、本大会の活性化に資する独自企画の提案があることということで、年内の決定ということのようでございます。
 私どもはこうした形でしっかりと手を挙げていきたいと。ロボカップアジアパシフィック大会。来年名古屋でやるのがロボカップの世界大会で、このアジア太平洋大会というのは今後やるそうでございまして、それに手を挙げることということなんで、それは手を挙げたいというふうに思っております。
 様々な物理的な要件はクリアできるというふうに考えております。そして、地元の様々な大学、企業関係の方にも御意見を聞いてまいりました。あいちロボット産業クラスター推進協議会の委員である大学、企業、経済団体、自治体の方、10数名から意見を聞きまして、全員から賛同いただいて、是非愛知で開催をしてほしい、協力するという御意見をいただきました。ボランティアへの協力、大学などはボランティアにはしっかりと協力しますとかね。企業さんでは、競技の参加者や来場者を対象とするショールームや工場へのツアーの協力は可能だといったようなこととかね。様々に御協力の意向を表明していただいたということでございます。また、独自の企画案は今後ですね、しっかりと提案をしていきたいというふうに思っております。この地域、ロボット産業が集積するこの愛知ならではの企画を提案していければというふうに思っております。

2 質疑応答
(1) ワールドロボットサミットの開催誘致について
【質問】 経済産業省のワールドロボットサミットの開催地募集に対して、今後、手を挙げますという話ですか、それとも、もう手を挙げましたという話ですか。
【知事】 今後。10月末ですから、今月中に正式に立候補すると。その意思は伝えてありますけれども、正式に文書でもって、書面でもって手を挙げるのは今月中ということでございます。

【質問】 国内に広さ6万平米から7万平米の会場があまり無いということですが、他に手を挙げているところの情報があれば教えてください。また、招致について知事の自信の程を聞かせてください。
【知事】 他に手を挙げているところがあるかどうかの情報は、私どもは持っておりません。まだ10月31日までなんでね、それが終わってからということではないでしょうか。
 それから、様々な条件を考えますとね、2020年ということを考えると、基本的にはそこである程度の期間を確保できて、この規模のスペースを確保できるところということになりますと、我々は条件に一番ぴったりではなのかなというふうに思っております。ですから、そういうことも含めてですね、しっかりとプレゼンテーションをしていきたいというふうに思っています。

(2) 新潟県知事選挙について
【質問】 昨日の新潟県知事選挙の結果について、知事の所感を聞かせてください。
【知事】 昨日行われた新潟県知事選挙は、様々な、柏崎刈羽の原発の再稼動等々も含めてですね、国政に関係する様々な争点のある選挙ということで注目をされた選挙だったかというふうに思っております。関心を持って見ておりましたが、事前の様々な情勢等々も私も耳にしておりまして。告示の直前に立候補されたこの米山さんという方が、選挙に入ったらほぼ、最初からほぼ並んでいるということを聞いておりましたんで、そうなると普通はですね、大体追っかけたほうが大体クロスしていくわなということなんで、本当にそうかと思ってちょっと驚きを持ちながらですね、途中経過を聞いておりましたが、最終的にそんな、僅差は僅差なんでしょうが、そんなぎりぎりの僅差じゃなくて、ちょっと差があったような感じで勝たれたのでですね、改めてちょっと、何といいますかね、びっくりした感じで見ておりますが。いずれにしてもですね、この点については、一つは、やはり新潟の地元の、新潟独自のですね、課題等々もあったかとは思いますが、やはりこの原発問題が大変大きな争点になったということは事実だというふうに思います。
 そこで、この米山候補がこれまでの泉田知事の路線を継承することを明確に言われ、そしてですね、歯切れよく物を言われたということで急速に浸透したんではないのかというふうに受け止めております。
 ですから、そういう意味で今回のこの原発問題に対する新潟県民の皆さんの一つの判断が表れたということではないかと受け止めておりますし、あわせて、この間の東京電力、そしてまた政府の、特に柏崎刈羽の原発が止まっているとはいいながら、一方で同じ規模の福島原発に対する対処の方法、進め方等々について、今の政府と東電のやり方について、一般的に新潟県民の方々がやはり相当な不信感を持ったと、持っておられたということが表れたということではないでしょうか。そういうふうに何か私なんかは率直に受け止めております。
 ですから、今後どういうふうに県政運営をされるか、それからこの原発問題をどういうふうに取り組んでいかれるかはこれからということだろうと思いますが、やはり選挙で示された意思をしっかり踏まえて対応されていくんではないかというふうに思っております。どういうふうになられるのかはやはりしっかりと、私なりに関心を持って見守っていきたいというふうに思っています。