知事の記者会見
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平成29年1月10日(火) 午前10時

1 知事発言
(1) 愛知県観光キャラクター「ひでっち」宛ての年賀状について
 皆さん、おはようございます。1月10日火曜日午前10時の定例の記者会見、今年2回目の記者会見を始めさせていただきます。
 愛知観光PRキャラクターの忍者の「ひでっち」を昨年秋つくりまして、10月ですね、活動開始から3か月ということでありますが、首都圏、県内で開催するイベントなどに参加をし、PRのために活躍をしてもらっておりますが、県内外の方々からこの「ひでっち」にたくさん年賀状が届いておりまして、大変驚いておりますとともに、本当にうれしく思っております。
 「ひでっち」宛ての年賀状は、先週6日金曜日で、そんなに多くありませんが、47枚届いておりまして、うち38枚が首都圏を始め、岩手県、兵庫県、長崎県など県外在住の方々のほうが多いということで、8割県外ということで、ちょっと驚いております。とても心温まるすてきな年賀状をいただいておりますので、ちょっと御紹介いたしたいと思います。
 ここに置いておきますので、後で御覧をいただければと思いますが、「応援してるよ。頑張ってね」というメッセージとか、「先日の12月末の東京シティアイ」、東京駅のKITTEですね、「のイベントで初めてお目にかかりました。また会いたいです!!」というコメントでありますとか、「紫色でかわいい忍者さんで素敵です。これからも愛知のために頑張ってください」、「ひでっちクンの大・大・大ファンでーす」と、「今年は昨年以上に大物になってください!!」など、たくさんの応援メッセージをいただいております。
 また、子供さんに描いていただいたものかと思いますが、こういう直筆の似顔絵がありましてね。
 ということで、大変見ててほのぼのといたしまして、うれしく思いました。ありがたい限りでございまして、またいただいた年賀状を励みにですね、今年も一層頑張ってくれると思っております。
 なお、この年賀状にはですね、返事は出すのかということでありますが、先程「ひでっち」に聞いたところ、年賀状を送っていただいた皆さんに是非返事を出したいと言っておりましたので、近いうちに「ひでっち」から年賀状、返事が届くと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
 ここに置いておきますので、また是非後で御覧をいただければというふうに思っております。

(2) 知事のアメリカ渡航について
http://www.pref.aichi.jp/soshiki/kokusai/usa201701190122.html
 お手元に1枚資料がございますので、御覧いただきながらお聞きいただければというふうに思っております。
 それでは申し上げます。お手元の資料でありますが、私は1月20日、来週金曜日正午からアメリカ連邦議会前、ワシントンD.C.でのアメリカ連邦議会前において開催されますアメリカ合衆国ドナルド・トランプ大統領の就任式典に出席をすることとなりました。そのため、1月19日木曜日から20日、21日とワシントンD.C.を訪問し、22日日曜日に帰国いたします。ワシントンD.C.では、あわせてアメリカの連邦議会関係者と面談、そして意見交換を計画いたしております。また、アメリカに進出している日本企業関係者の皆さんとも意見交換をしたいと考えております。
 日本とアメリカは、戦後70年以上にわたりまして人類普遍の価値観である自由と民主主義の理念を共有する強固な日米関係、日米同盟を構築してきておりまして、経済関係を始め様々なパイプ、ルートで強い結びつきを持っております。
 世界をリードするトップ・ツー、先進国、民主主義国のトップ・ツーでありますので、この関係が変わることはなく、アメリカにとっても、日本にとっても日米同盟が世界の安定に貢献をしているアンカー、いかりであるというその重み、意義、価値は変わらないと考えます。
 グローバル化が一層進展をする中、世界経済・金融資本市場の動向の重要性がいよいよ増しております。愛知県及び中部地域はまさに日本経済の屋台骨でありまして、自動車を始め輸出型の製造業が集積をしている地域でありますので、アメリカが今後どのような政策をとっていくのか、アメリカ・世界経済の動向とも密接に関係するこの愛知、この中部地域といたしましても、しっかりとその動向を注視していかなければなりません。
 愛知県は昨年、アメリカの今後の成長を担うまさにエンジン、成長センターでもありますテキサス州、ワシントン州と友好交流・相互協力のMOU、覚書を結び関係強化に取り組んでいるところでございます。この度、アメリカ合衆国大統領就任式典に出席をするとともに、連邦議会関係者等と面談を行いまして、また、トランプ次期大統領の政策に大きな関心を持ちながら、更なる日米関係、経済関係の強化に取り組んでまいりたいと考えております。
 急きょということでございますが、国会議員時代に交流がありましたアメリカの共和党の関係者と、昨年ですね、11月末東京でお会いをし、様々に意見交換をさせていただきましたが、その後ですね、いろいろとやりとりしている中で、1月20日の大統領就任式というのもありますねという話の中から御案内いただき、今回出席をさせていただくということにさせていただきました。
 実際決まったのは1か月ぐらい前でございますので、年明けてこういう感じの状況になるとは思っておりませんでした。ただ、私はせっかくの機会といいますかね、そうそう出られる機会ではないと思いますので、特に今回トランプ新大統領の政策に非常に関心、注目が集まっている中でありますので、今回その就任式に出席をし、当日は本当に関係者みんな大忙しといいますかね、本当のどたばたの時でありますから、どこまで共和党の関係者、議会関係者とお会いできるかというのはありますが、お会いをしながらですね、意見交換をし、また、今回時間がとれなくても、また次の機会に、またアメリカ・ワシントンを訪問すればですね、その際に、私も1月20日、あの時に行っておりましたよというような話もしながら、また友好裏に意見交換をし、この愛知・中部の経済、産業がアメリカの地域の経済、産業、そして雇用に大変大きな貢献をしているということを申し上げ、そうした認識を共通する中でね、日米関係の強化、日米の信頼関係の確認、そして強化、日米同盟の強化、そうしたものにつながっていければいいのではないかというふうに思っております。
 そういう意味で、今回急きょということでございましたが、それも木曜日の朝出て、向こうに木曜の午前中に着いて、19日、20日といて、土曜日の朝には向こうを立って帰ってきますので、ほんと、丸っと2日間ということではないかと思います。短い期間でありますけれども、有意義な訪問にしていければというふうに思っております。

2 質疑応答
(1) 知事のアメリカ渡航について
【質問】 アメリカ渡航は、事前に経済産業省や外務省と何か擦り合わせをしてから行きますか。
【知事】 経済産業省とは直接あれですが、もう1か月前にですね、大体固まっておりましたので。当然フライトの便と宿をとらないといけませんから。当日はあれですよね、全米中からワシントンに人が集まってきますし、キャピトルからホワイトハウスまで、ペンシルベニアストリートをずっとパレードするのが、沿道で何十万人、100万人というよりも、大体20、30万人だろうと思いますけれども、すごい数の皆さんが来ますから、当然、外務省やアメリカ大使館、ワシントンの日本大使館にはこういうことで訪問するかもしれないということは事前に話をしてあります。それは礼儀ですから。礼儀というか当然、何があってもいけませんしね。また、彼らに迷惑をかけてもいけませんので、そういうことはお話をしてあります。また、向こうでも機会があればいろいろ、大使館関係者とも意見交換をする場も持てるんではないかと思いますが、これは今後調整いたしますが。特に、そういう意味で連絡はしてありますけれども、何かそれについて個別に擦り合わせ、そういう話ではもちろんありませんでね。私は私で、政治家としての、国会議員時代からの縁といいますかね、そういう交流の中での今回の話でありましたので、そういった中で、旧交を温めながら話をしてね、まずはとりあえず行くことに意義があると。行って話をするということではないかと思っております。
 ですから、特別に何かあるということにはないと思います。例えば、行って、会える方には会ってきたいと思いますし、近いうちにまた行きますよ。今回こういう形で行けばですね、どうでしょうかね、できたら年内ぐらいにもどこかの機会で、またワシントンD.C.を訪問して、そういう連邦議会関係者、また州知事、ガバナーがワシントンにどのぐらいの頻度で行っておられるか私もよく分かりませんが、それは現地もそうですし、機会があれば行かれるでしょうからね、そういった機会にお会いをしてね、意見交換する機会があればというふうに思っております。

【質問】 今回アメリカで予定されている日本企業関係者との意見交換には、トヨタ自動車は入っていると思いますが、他にどこの企業があるのか伺います。
 また、知事が大統領就任式に招待された経緯について、連邦議会関係者というのは議員ですか。そして、その方から招待を受けたということですか。
【知事】 企業関係者はですね、まだ日にちがありますので、今調整中でございます。多分、こういうのはですね、直前まで調整しますので、私が訪問する直前に、こういう形で日程が大体固まりましたということで、御報告をしたいというふうに思っております。今しばらくお待ちをいただければというふうに思っております。
 ですから、現段階ではどことは申し上げませんが、もちろんそりゃトヨタ自動車さんは当然、ワシントンに大きな事務所を構えておられますし、トヨタ自動車さんを始め多くの方々と意見交換できれば。やっぱりいろんな見方があると思います、それぞれの業界、業種ごとに。そういった形で意見交換ができればいいかなというふうに思います。
 それと、経緯でありますが、先程申し上げましたように、共和党関係者ということで御理解をいただければというふうに思います。
 その上で、大統領の就任式は、それぞれの上下両院の皆さんが、共和党、民主党合わせて実行委員会をつくってですね、そこで各上院議員、下院議員、連邦議員の皆さんにそういう枠をといいますか、チケットというか枠というかを割り振ると聞いておりますから、そういう中で、ということになっていると思っております。どこかというのは、またそれは、私からはちょっと申し上げるのは控えたいと思います。

【質問】 今後のトランプ政権の運営方針や、新政権への移行後の経済政策について、知事はどの点を注視していきたいと考えていますか。
【知事】 やはり何といっても貿易政策ではないでしょうか。
 基本的に、それぞれの何といいますか、個別の企業なり、個別の企業の立地進出、それから経済・産業施策、それと雇用施策というのは、基本的にはそれぞれの州政府のお仕事でありますよね。ですから、そういう意味で、日本からといいますか、海外からアメリカに進出する、海外から日本に進出する企業も一緒だと思いますが、基本的には州政府、そして愛知に立地するんだったら我々と協議をしながら進めていくということになりますけれども、国対国の、アメリカとアメリカ国外との関係の経済といえば、やはり貿易政策は連邦政府の仕事ですから、やはりTPP、NAFTA始めですね、アメリカがこれまで自由貿易を推進してきた中で結んでこられた、様々なそういった通商協定、貿易協定、自由貿易協定等々のものがどういうふうになっていくのか、それはやはり十分注視をしていかなければならないと思います。
 それから、金融資本市場に当然、アメリカは世界一の経済大国でありますし、何といっても世界の金融センターであるニューヨーク、マンハッタンがあるわけでありますから、そこの金融政策、市場政策、そういったものがどうなっていくのか。そりゃやはり、愛知は輸出型の製造業を含め、やはり、今日はこの後、昼に中部経済の4団体の賀詞交換会がありますが、本当に会社さんはグローバル化をどんどんしていますから、そういう意味では、貿易政策、それから金融資本市場政策、そうしたものはこの地域の企業の業績に直結しますので、そういった点はやはり注視をしていきたいというふうに思っています。
 そういった仕事は、やはり政府間同士でしっかりやっていただくということだと思いますが、ただ、アメリカの場合は政治のありようとしてね、大統領の権限も非常に強いんですが、外交とか国内予算等々で連邦議会の権限が非常に強いので、そういう意味では、連邦議会関係者はそれぞれの地域の代表ですから、そういった地域と我々の日本企業、この愛知・中部の企業が進出して良きアメリカ市民として経済活動を行っている、そういう地域と、そういう州政府とやはりステート間でのこういう交流、そして信頼関係の醸成、信頼関係の確認・強化、こういうのがやはりそういった新政権の政策にもやっぱり大きな影響を与えるというふうに思いますので、そういう良き信頼関係を、そういう意味でも、新政権の政策を注視していく中でも、我々はそういった地域ごとの交流、信頼関係、しっかり培っていきたいというふうに思っています。

【質問】 渡航中に連邦議会関係者との面談等という予定があるようですが、州知事や州政府の関係者との面談の調整はしていますか。
【知事】 それも含めて、今調整中です。州知事とか州政府の関係者どのぐらい出てこられるか、それはよく分かりませんけどね、私も。だから、それも含めて調整中ということです。

【質問】 今日の知事のネクタイは、トランプカラーの赤にされているのでしょうか。
【知事】 これ? この赤は大村カラーです。御案内のように知事選、選挙のときもずっと赤でやっていますので。

【質問】 ワシントンD.C.で意見交換を計画している連邦議会関係者というのは、知事の希望としては、現職議員や州知事に会いたいけれども、現在は調整中だということですか。
【知事】 まあ調整中です。我々が会うのはやっぱり政治家です。議員さんということになると思いますね。
 ただ、御案内のように、あれ、やっぱり一つの大きなイベントでありますしね。アメリカの共和党関係者としては8年ぶりに政権を奪還した、その就任式というのは、一つのシンボル的なお祭りでありますから、議会関係者に各、それぞれに枠を割り振れば、大体みんな自分の後援者を連れてくるわけですよ。連れてきて、でもってワシントンで当然懇談会をやるんでしょうね。だから、そういう意味で忙しいと思いますよ、日本の国会議員以上に。我々も、そりゃ僕も国会議員をやったときは、自民党大会があると、前の日に愛知県から大量に行って、それで前の日に懇談会をやってね、やりますけれども、それ以上じゃないでしょうか。だから、相当彼ら忙しいとは聞いておりますけれども。ですから今回は、私はその就任式と同じ場所に出席し、こういうところに一緒にいたよねということで、またその次にね、できるだけ近いうちにまた訪問して、そういった方々とまたしっかりとお話をさせていただく、そういう一つの道しるべにできればというふうに思っていますけどね。
 こういうのは人間関係というか、こういう交流といいますかね、こういう関係というのは、やはり人間関係なので、とにかく1回よりも2回、2回よりも3回と、会えば会うだけやっぱり親しみがわいてくる、やっぱりお互いの気心が知れてくる、そして交流ができる、友好関係が深まっていくということになると思います。ですから、それも立場が全く違うと、価値観が違うというなら別でしょうけど、戦後ね、アメリカと日本は、冒頭申し上げましたが、まさに、自由と民主主義という普遍の価値観を共有するまさにベースが、プラットフォームが一緒なんで、会えば会うだけ、私はお互いが理解できるということになると思います。ですから、今回そういう意味で、せっかくの機会といいますかね、そういう機会をいただいたので、喜んで訪問させていただいて、またその次なる機会に更につなげていければというふうに思っています。

【質問】 今回、このような情勢の中で渡米し、現地の関係者と会談すること等を通じて、どのような成果を持ち帰り、今後につなげていきたいのか、改めて知事の考えを聞かせてください。
【知事】 とにかくですね、僕は1か月前にこの訪問を大体あらかた、大方決めたときは、まずは出席して、改めてね、関係の皆さんと顔を会わせて、また次の機会にじっくりお話ができる、そういう一つのきっかけにできればいいかなというふうに思っておりましたが、年明け、トランプさんのツイッター発言等々でですね、日米間の経済関係、貿易関係というものに対して大変懸念する、心配する声がたくさん出ていますので、そういった状況なり、そういった声も踏まえながら、実際に現地に行ってですね、ワシントンD.C.に行って、アメリカのそういった政治の中枢での生の声と雰囲気をおうかがいしながら、それとまたいろんな顔合わせができればかと思いますけれども、まずそれを、雰囲気を知りながら、また次の機会にね、次の機会にまた是非しっかりお話ができればというふうに思います。
 ですから、1回よりも2回ということではないでしょうか。ただ、その中でも、今回、1月20日のアメリカ大統領就任式に日本から来たということで、ちゃんと同じ場に、皆さんと一緒にいたよというのは、この後非常に話のきっかけとしてはね、話としては、ベースとしては非常にいいきっかけといいますか、ベースになるんではないかというふうに思います。それだけ私としてはね、日本のこの愛知の、愛知を代表する1人の政治家としてね、やっぱり日米関係をそれだけ重視している。我々愛知とアメリカとの関係、愛知とテキサスなり、愛知とワシントン州とか、愛知とケンタッキーとか様々に、日本からたくさんの企業が出ておりますが、そういったところとの関係は非常に重視しているというメッセージに私はなっていくというふうに思います。ですから、今回行ったということをまた糧にして、次の機会にやっぱりしっかりとね、話ができる、そういうふうにつなげていけると思います。
 ですから、この1月20日の就任式というのはそう何回もありませんのでね、政権が変わるといえば8年に一回しかないので、その機会に、特にこれから共和党政権が4年間違いなく続くわけですから、そのアメリカの共和党政権、そして共和党の連邦議会、関係の皆さんと話をしていく上においてもね、その同じ時間を共有したと。あの日に出席していたと、おまえよく来れたなというような話にもなるかと思いますんでね、それだけ私は、アメリカ、日米関係、非常に大事だと。そして我が愛知とアメリカ、それからこの愛知・中部からアメリカに行っている企業さん、そういう意味での経済関係、非常に重要視しているというメッセージを申し上げてね、日本とアメリカ、アメリカと日本、本当に心の通じ合うそういう同盟関係、協力関係をしっかり確立していきたい。その一つの大きなステップにしたいというふうに思っています。

(2) トヨタ自動車(株)のアメリカでの新たな投資計画について
【質問】 現地の報道によると、トヨタ自動車は、米国内で新たに100億ドルの投資をすることを発表されましたが、これで落ち着くと思うのか、それとも元々それほど心配していなかったのか等、知事の所感を聞かせてください。
【知事】 心配してなかったということではなくて、いや心配しております。新たに新大統領になられる方の声明発表ですからね。大統領就任前とは言いながら、もう政権移行期にありますから、その方がですね、トヨタ自動車を名指しにしてですね、そのことについてコメントされるということは、大変これは重大事だというふうに受けとめております。
 ただ、これまでも多くの方が言われていること、それからトヨタ自動車グループ、それから日本政府、我々もそうですが、共通認識として、トヨタはアメリカに10の工場を持ち、13万6,000人の直接雇用を持ち、1,500店の販売店網、ディーラーを持ち、そういった直接間接、部品販売等々全てを入れると、どうでしょう、47万人という雇用を生み出している。日本の自動車産業、自動車関係だけで150万人の雇用をアメリカで生み出しているということを考えますとね、考えますと、私はやはりトヨタ自動車始め自動車産業、また日本の企業でアメリカに進出している企業は、良き米国市民、良きアメリカ市民になっているだろうというふうに思います。良きアメリカ市民として、地域の経済、雇用に貢献をしてきているというふうに思っております。
 ですから、そのことを改めて率直に申し上げ、そういったところのやはり地元の上院議員さん、連邦議員さん、そしてまた州知事さん、ガバナーの皆さんと胸襟を開いて話し合っていけばね、やっぱりそういう国対国、政府対政府、G to Gの関係ではなくて、やはり我々地方政府、州政府のステート同士の関係で十分私は理解を深めていけると思っておりますし、そういうふうに地域同士、ステート同士の交流、それから共通認識、理解を深めていくことが重層な、分厚い日米関係、日米同盟、心のこもった、魂の入った日米関係、日米 同盟につながっていくというふうに思っています。
 ですから、そういう意味での交流というのは非常に貴重ではないかというふうに思っておりますし、是非そういう交流の何といいますか、一つの道しるべといいますかね、一石にできればというふうに思っています。

【質問】 トヨタ自動車が発表したアメリカでの約1兆円の投資計画について、企業としての難しい判断があったと思いますが、地元の知事としてはどのような所見ですか。
【知事】 これは企業判断ということでありますから、私が特にコメントするということではないと思いますが、世界で1,000万台を販売するトヨタグループ、トヨタ自動車としてですね、要は世界のトップを争う自動車メーカーとしてですね、それもトヨタ自動車で一番販売が多いのはアメリカ市場ですからね、それだけやっぱりアメリカ市場を重視しているということではないかというふうに思っております。
 もちろん、今回のトランプ新政権の誕生、それからトランプさんがこれまでのキャンペーン中に言ってこられてきたメークアメリカといいますかね、メイド・イン・アメリカといいますかね、アメリカでつくるということについていろいろ言及されたこと等々を踏まえて、トヨタ自動車さんが、言われたから急に言うということじゃなくて、そりゃ前からいろいろ準備されておられたんでしょうから、そういう意味では、メッセージとしてこのデトロイトモーターショーというタイミングでアナウンスしようということで準備されておられたんだろうと思いますが、そういう意味で、トヨタ自動車としては、最大のマーケットであるアメリカを重視しているというメッセージを効果的に発信したいということでこのタイミングだったんではないかというふうに思いますし、その点について私がとやかく言うことはありませんが、とにかく愛知を本社、本拠地とする最大の企業でありますし、グローバル企業でありますから、そのグローバル企業の最大の拠点、マーケットがアメリカ市場でありますから、是非そういったことも含めてですね、そのビジネスに成功してもらいたい、成功していただきたいというふうに思いますし、アメリカとトヨタ、アメリカと日本、我が愛知も含めて、ウイン・ウインの関係でね、お互いにウイン・ウインの関係でやっていけるようになってほしいというふうに願っております。

(3) FIFAフットサルワールドカップ2020の開催地の決定延期について
【質問】 FIFAフットサルワールドカップ2020について、当初は昨年12月にも開催候補地が決まるのではないか、現地視察もあるのではないかと見られていて、その後さらに、1月10日に決定する予定とも言われながら、今回、議題にも上っていないようです。開催地がなかなか決まらない状況について、知事の所感を聞かせてください。
【知事】 これはですね、我々としては、フットサルワールドカップを8月に招致ブックを提出しました、FIFAに。で、現段階で我々日本を含めて五つの国が最終エントリーをしているという状況でありますけれども、我々としては、インスペクションなり視察調査、是非来てほしいということでやっていましたが、FIFAの方の都合でですね、そこまでの体制というかそこまでの状況になっていないので、書類審査等々で状況を評価して決めますということをお聞きしておりますが、そういう中でも、昨年12月にFIFAのクラブワールドカップを視察観戦に、インファンティーノ会長始めFIFAの評議員の皆さん、幹部の皆さんがずらずらっと東京にお越しになった際にお会いをして、日本サッカー協会の関係者と一緒にお会いして、我々の意気込みというかね、我々の意欲をお伝えさせていただきました。We can make big success.と言ってですね、We canと言ってしっかり申し上げましたので、田嶋会長とか小倉名誉会長始め皆さんが、いや彼が非常にサッカーに、日本のサッカーを一生懸命応援してくれるガバナーだと言って紹介してくれましたから、そういう意味でこういうのも、やっぱり小倉さんとか田嶋さんからも言われましたけどね、これは会っとくのが大事なんだというふうに言われましたから、そういう形でお話を、意欲は伝えさせていただきました。
 そのときもね、ちょっと年明けは決まらないんじゃないかという話を聞いてましたので。なかなか、何かFIFAも体制をつくるのが大変なんだなと思っておりますが、我々はやっぱり受験生なんで、待ってる身なんで、そういう意味では機会があれば一生懸命アピールさせていただきますが、これはお裁きに従うしかないので、しっかり切符を待っておりますし、また機会があればね、我々の意欲とか思いというのは伝えさせていただきたいなというふうに思っています。

(4) 日中国交正常化45周年について
【質問】 今年は日中国交正常化45周年ですが、ピンポン外交の舞台となった愛知県の知事として、今年はどんな年になって欲しいと思いますか。また、こういうことをしたいというものがあれば教えてください。
【知事】 ちょうど昨日までですね、名古屋の春節祭が、名古屋春節祭2017が3日間開かれておりましたね。7日、8日、9日、久屋大通公園でね。私も7日のオープニングセレモニー、テープカットと後の祝賀式典に参加をし、これで3回目かな、去年も来ていただきましたが、程永華(てい えいか)大使も来ていただき、祝賀式典には豊田章一郎名誉会長もお越しいただいて、大変盛大にできたというふうに思います。
 それだけやはり、先程アメリカとの関係を申し上げましたが、中国、日中関係、大変大事な関係でありますし、それがちょうど今年で45周年。様々、いろんな行事、イベントがあると思いますが、そういう中で、今も言われましたように、我々、ピンポン外交の舞台になった都市でもありますね。46年前にここで、名古屋でピンポン外交の舞台になり、それが歴史的な米中国交回復、それから日中国交正常化につながったという歴史の事実でありますから、そういう意味ではね、そういったこの節目の年にね、改めてやはり日本と中国の間の関係、友好関係の強化ということが前進していくような1年にしていきたいというふうに思います。
 我々、まだこれからしっかり詰めていきますが、昨年9月に私は広東省と江蘇省を訪問いたしまして、両方の省長と会談し、懇談、会食もしましたが、江蘇省では石泰峰(せき たいほう)省長といろんな話題を話しましたけど、石省長から、江蘇省と愛知県で共同で書道展をやらないかというお申出をいただいたので、私は「いや、いいですね。是非やりましょう。」と言って即答した覚えがありますが、その後ずっと詰めておりまして、この秋にも共同で書道展をやるという方向で、今詰めております。ですから、是非そういった形の文化交流も含めてしっかり交流していければと思いますし、広東省からは引き続き、ずっと高校生を御招待していますけれども、またそういった御招待も引き続きやりながら、中国との友好交流を進めていければと思います。
 今言われた45周年、節目の年でありますから、日本と中国、国と国との外交関係は大分雪解けといいますか春めいてきた感がありますけれども、私、その土曜日申し上げたんですが、その式典でもね、国と国との関係が、日本と中国の外交関係がいろんな、国と国との関係ですからやっぱりう余曲折があると思うしね、やっぱりいろんな局面あるかもしれませんけれども、たとえどんなに冬風が吹いててもね、雪が降ってても、荒波があっても、この愛知・名古屋と中国の関係はね、常に春風が吹いているという形にしていきたいと。これまでもそうしてきたし、これからもそうしていきますよという決意表明はさせていただいたので、今年は是非そういった意味でこの愛知・名古屋から日中の友好が更に深まっていく、そういう節目の1年にしていければというふうに思っています。