知事の記者会見
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平成29年5月1日(月) 午前10時

1 知事発言
(1)県庁さわやかエコスタイルキャンペーンの実施について
http://www.pref.aichi.jp/soshiki/ondanka/ecostyle2017.html
 それではですね、定例記者会見を始めさせていただきます。
 皆さんおはようございます。今日は5月1日の月曜日午前10時ということでございまして、連休の谷間ということでございますが、今日から5月ということでございまして、一番風薫るね、爽やかな季節でございまして、しっかりとまたやっていきますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。
 それではですね、今日はまず、県庁さわやかエコスタイルキャンペーンの実施について申し上げたいと思います。
 愛知県では毎年、温暖化対策の一つとして、軽装やノーネクタイを推奨し、省エネに取り組む県庁さわやかエコスタイルキャンペーンを行っております。実施期間につきましては、先月発表したとおりでございまして、今日5月1日から10月31日までといたします。
 服装につきましては、例年どおりノーネクタイ、上着なしのクールビズを始め、ポロシャツ、チノパンなどカジュアルなものにつきましても全期間を通じて認めるということにいたしております。もちろん、TPOをわきまえてね、していただくということで、Tシャツなんかは、外でやるイベントとかそういう行事はいろんな、そのイベントのTシャツとかがありますから、そういうのはもちろんオッケーですが、庁内はちょっとね、なかなか難しい。例えばジーパンでも、普通のジーパンならオッケーなんですが、最近あるような少しわざと破れている、これは駄目とかですね、短パンは駄目とかですね、そこら辺はTPOをわきまえていただければというふうに思いますが、できるだけカジュアルなものでもオッケーということにいたしております。
 そして、このキャンペーンに合わせまして、事務室の昼休み期間中の消灯や使用していないパソコンの電源オフ等省エネの取組も徹底をしていきたいと考えております。
 また、県民や企業の皆様に対しましても、県のホームページや会議など様々な機会を通じて、この取組を広く広めていきたい、周知をしていきたいと思っておりまして、そのことで県民や企業の皆様の省エネの機運を高めていきたいというふうに思っております。
 何とぞ今年もですね、今年の夏も軽装でクールビズで、そして省エネでですね、爽やかに涼しく過ごしていきたいというふうに思っておりますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
 なお、この期間、5月1日から10月31日までという期間は、これはですね、例年どおりということで、去年も、この何年かはずっとそういう形でしております。しっかりとやっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 ということで、まずこの県庁さわやかエコスタイルキャンペーンの実施について申し上げさせていただきました。

(2)第3回奥三河パワートレイルの結果について
 昨日の奥三河パワートレイルの結果についても私から申し上げたいと思います。
 第3回奥三河パワートレイルが昨日、4月30日にありました。第3回大会でございまして、申込者がですね、42都道府県と韓国からの招待選手がありまして962人、出走者が838人、完走者が411人、完走率が49.0パーセント。観衆はですね、約9,000人ということでございました。これは、沿道、エイド、フィニッシュ会場の合計でございます。
 優勝者は加藤聡さんということで愛知県の方、7時間18分09秒ということでございました。そして、女子の優勝はですね、太田美紀子さん京都の方、9時間8分46秒ということでございます。
 茶臼山から湯谷温泉までですね、70キロ、アップダウン入れて累積標高4,000メートルという過酷なレースでございますが、多くの皆さんにですね、参加をしていただいて、途中、コース5か所にエイド、エイドというかいわゆるおもてなし、食べ物とかの補給所といいますかね、でございますが、そこは地域特産品、五平餅とかイノシシ汁などをですね、提供をして盛り上げていただきました。
 最後は湯谷温泉がゴールということでございまして、上位3名ずつにですね、男女上位3名ずつに東栄町のチェンソーアートで作ったクマタカのトロフィーを贈呈をいたしました。完走者全員に完走メダルを贈呈をいたしております。完走メダルも奥三河の木材を使って、設楽森林組合が製作したものということでございます。
 第3回でありましたが、また来年、第4回に向けてまた大いに盛り上げていければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(3)青木さやか様への「LOVEあいちサポーターズ」委嘱について
http://www.pref.aichi.jp/soshiki/koho/love-aichi-happyou2905.html
 タレントのですね、青木さやか様への「LOVEあいちサポーターズ」の委嘱についてでございます。
 この度、愛知県では、お笑い番組やバラエティー番組などで人気を博し、現在は女優として、舞台やミュージカル、映画、ドラマなどで幅広く活躍をされている尾張旭市出身の青木さやかさんに愛知県のPRを行っていただく「LOVEあいちサポーターズ」の「あいち美味しい食べ物いっぱい大使」を委嘱することといたしました。
 この大使の名前ですが、愛知県で生まれ育ち、現在もなごやめしを始め愛知のグルメをこよなく愛しておられる青木さやかさん御本人から、今後も幅広く愛知の美味しい食べ物を全国にPRしていきたいとの思いをお伝えいただいたことから、「あいち美味しい食べ物いっぱい大使」と命名させていただいたものでございます。
 これから青木さやかさんにはテレビ、ラジオへの出演や舞台公演などの様々な機会に愛知県のPRをしていただくことをお願いをしてまいります。
 委嘱式は、5月12日金曜日午後3時から愛知県公館で行います。
 現在、「LOVEあいちサポーターズ」は青木さやかさんで24組目となります。今後もその輪を広げていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 趣旨等々についてはまた資料を御覧をいただければというふうに思っております。プロフィールは資料の裏面についてございます。幅広く御活躍をいただいている青木さやかさんでございます。よろしくお願いいたします。

(4)少年少女技能大会「アイチータ杯」の実施について
http://www.pref.aichi.jp/soshiki/jinzai/aichitahai3.html
 少年少女技能大会「アイチータ杯」の実施について申し上げます。
 この度、少年少女技能大会「アイチータ杯」の中学生対象競技の参加チームを募集することといたしましたので、お知らせをいたします。
 この大会は、モノづくりの楽しさや難しさを同年代の子と競い合いながら経験することによりモノづくりへの関心を深めてもらうため、昨年度から開始したものでありまして、今年は11月の4日、5日の二日間に名古屋市の吹上ホールで実施をいたします。昨年はですね、11月の19日、20日の土日で同じく吹上ホールで実施をいたしました。
 中学生の部は、11月5日にロボット製作と制御(プログラミング)競技を行います。昨年度好評でしたので、募集チームを30チームから50チームに拡大をして行います。課題の詳細は後日お知らせをいたしますが、自分たちで組み立て、プログラミングしたロボットがコースを正確に通り、対象物を正しく運搬できるかや要した時間について競い合います。中学生の皆さんの積極的なチャレンジをお待ちをいたします。
 去年はですね、自分で組み立ててプログラミングしたロボットでスタートエリアからスタートして、移動の途中でピンポン玉をですね、ロボットに乗せて、またスタートエリアに戻ってくるといった課題を時間内に達成できるかということを競いました。今年も同じような課題をですね、考えているところでございます。
 なお、小学生の部はその前日11月4日に3競技を予定しておりまして、こちらにつきましても、実施競技の詳細は後日お知らせをいたします。また、小学生の部の参加は当日受付ということになっております。小学生の部はですね、去年は細巻寿司の製作とかですね、ロボットキットの組立とか、すのこの製作ということでありましたので、当日来ていただいてそういったものをですね、モノづくりを体験をしていただくということでございまして、また多くの皆さんにね、御参加いただければというふうに思っております。
 そして、愛知県では、産業首都あいちとして、モノづくりを大切にし、技能の向上と次世代のモノづくりを担う産業人材の育成を戦略的に推進していくため、2019年度の技能五輪全国大会、2020年度の技能五輪全国大会・アビリンピックを開催するとともに、2023年に技能五輪国際大会の本県への招致を進めているところであります。
 また、今年7月にはロボカップ2017が愛知・名古屋で開催されます。こうした取組との相乗効果を図りながらアイチータ杯の実施により、若い世代の技能尊重機運を盛り上げ、次世代のモノづくりの人材の育成にしっかり取り組んで、人財力の強化を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 なお、2枚目以降は資料でございまして、御覧をいただければというふうに思っております。3ページに昨年の、このゲームがですね、3ページと別紙1ですかね、去年の、このプログラミング制御のですね、ロボット製作と制御の絵と図が出ておりますので、御参考に御覧をいただければというふうに思っております。

(5)教員の多忙化解消について
 先週の金曜日に文部科学省が教員勤務実態調査結果というのを速報値で出しました。もう報道されてます。私も見ましたけれども、小学校で全体の、いわゆる月80時間を超えるですね、超過勤務をやっている教員さんの割合が、小学校では全体の33.5パーセント、中学校で57.6パーセントということでありました。
 これは衝撃的な数字ですね。月80時間超というのは労災認定の目安になるわけでありますから。それを中学校の教員さんでは6割が超えているという、小学校でも33.5パーセント、3分の1。これは衝撃的な数字だと思って受け止めました。
 もちろん全国の小学校400校、中学校400校ということで、サンプル調査ということでありますけれども、もちろんそれは偏ったところを選んでいるわけじゃないと思いますので、これは一つのモデル推計だろうと思います。
 一方でですね、愛知県の教育委員会が3月末に、教員の多忙化解消プランを去年ずっとプロジェクトチームで検討してきて調査をしたのはですね、これは全校だな、全校の教員の自己申告ということでやりますと、平成28年度は小学校で12.6パーセント、中学校で38.6パーセント、高校で20.8パーセントと、国の数字より大分低いということでありますが、それはちょっと調査の仕方が違うんで、同じ仕方ではないのでね、あれですが、いずれにしてもですね、愛知県でも相当なですね、80時間を超える教員の割合があるということでございまして、これはやはり深刻に受け止めております。また、これ深刻に受け止めなきゃいけない数字だと思います。
 したがって、私どもとしては、4点をこの教員の多忙化解消プランで打ち出しております。
 一つ目が長時間労働の是正に向けた在校時間管理の適正化。学校にいる時間の管理の適正化。
 それから二つ目は業務改善に向けた学校マネジメントの推進。学校ごとに業務改善の目標を作ってやってくれということ。
 それから三つ目が部活動の指導に関わる負担の軽減。休養日とか活動時間についての方針を作るといったこと。
 それから四つ目は業務改善と環境整備に向けた取組ということで、モデル校等々作ってですね、少しそういったことで多忙化解消をですね、進めていくことをやっていきたいと思います。
 その上でフォローアップ会議をですね、県教委、市町村教委それから校長会、PTA、有識者も入れたフォローアップ会議をつくって、また検証していくということにしていきたいと思います。
 当面ですね、平成30年度に現状数値の半減以下を目指すと、平成31年度にゼロを目指すということで取り組んでいきたいと思います。全国の数字を見て、これは大変深刻な数字だと思っております。これは我々もちろん問題意識を持ってしっかりやっていきますが、国を挙げてですね、やはりこれは教員の多忙化解消、取り組んでいただきたいというふうに思っております。
 やり方、そりゃいきなり定数をドンと増やすちゅうわけには、なかなかそう簡単にはね、これ財源の面もあるのであれですから、徐々に増やしていくということになろうかと思いますが、一方でやはりやり方をね、その業務のやり方を見直していくということは、これは必須ではないでしょうか。特に前から言われている部活動ですね、部活動をどうしていくのか。時間外といいますかね、授業、放課後の部活動、それから土日、これをどう考えていくかということをですね、やっぱり専門家も入れてそして関係者も入れてしっかり議論をし、より良い改善方法をそれも早く、一日も早くね、やっていきたいというふうに思っております。

2 質疑応答
(1)少年少女技能大会「アイチータ杯」の実施について
【質問】 少年少女技能大会「アイチータ杯」の実施についてですが、対象は県内の中学生ということで良かったですか。
【知事】 そうです。小学生は来たらあれだな。来たら結構だな。断れないので、来たらどうぞだな、これは。中学生は事前に、チームだからね、県内の中学生であれしますけど。小学生はいいよ、そりゃ当日だから別に構わないな。

(2)県庁さわやかエコスタイルキャンペーンの実施について
【質問】 県庁さわやかエコスタイルキャンペーンの実施についてですが、クールビズという用語が使われ始めてから、今年で13年目ということで、定着していると思われます。知事はどのように感じていますか。
【知事】 クールビズは、そうですね、2005年の愛知万博の年からでしたのでね、そういう意味で非常に印象に残っております。定着した感があるのではないでしょうか。
 ただ、やっぱりそうはいってもオフィシャルな場面でどうしてもネクタイをしなきゃいけない場面はありますので、着けたり取ったり、着けたり取ったりということ、それもまあ慣れましたかね。
 ですから、日本の夏は暑いのでね、暑いので、そういう形でTPOに合わせてですね、涼しい格好をするということは、私はいいんじゃないでしょうかね、大変結構なことだというふうに思っております。
 もうちょっと暑くなりますとね、スーツだけじゃなくてジャケットとかチノパンとか、様々なカラフルなものを私もたくさん持っていますので、もうちょっと暑くなったらそういった形でね、少しカジュアルなものにしていければと思います。
 大体日本のサラリーマンといいますかね、ビジネスマンは大体似たような格好で、紺か黒のね、ダークスーツでネクタイでということになっていますけど、もうちょっとカラフルにカジュアルにあれしてもいいんじゃないでしょうか。そういう意味では、クールビズはそれを推奨したということでね、もう定着してきているというふうに思っています。いいことだと思います。

(3)半田高等学校ヨット部のヨット転覆について
【質問】 4月29日に衣浦港で、半田高校ヨット部のヨットが転覆しました。当日は、各地で突風が吹き荒れ大気も不安定であるとの天気予報もありました。今回の件で、知事はどのような報告を受けていますか。また、引き返す途中ではあったとのことですが、練習そのものが適切な判断であったのかということについて、知事の見解と再発防止策を聞かせてください。
【知事】 まずはですね、生徒全員に怪我などがなくて良かったというふうに思っております。救助に当たっていただいた海上保安署等々関係機関、そして地域の方々には感謝申し上げたいというふうに思っております。
 こういった自然を相手にするスポーツ、競技、行事におきましてはね、常日頃からやはり気象状況等確認をし、緊急時の対応をですね、しっかり考えておく必要があるというふうに思っております。
 そういった中で、今回はですね、天候の悪化ということが天気予報等々で予想されましたので、練習を中止して岸に戻る途中に突然突風にあおられて、何か10艇が一遍に全部、全部転んでしまったと、倒れてしまったと。
 これはですね、普通多分ヨットとかこういう競技やっているときに1艇2艇がちょっと操作間違えてポテっと横倒しになるというのは、そう珍しくないんだろうと思うんですけど、10艇全部ですね、一遍に横倒しになったというのは、これはそうないことだと思うんですね。ですから、それだけその突風が急に吹いたということだと思いますが。
 私は、これはちょうど練習中止して帰る途中だったんでね、そういう意味では、指導者も含めてですね、これは切り上げようという判断だったんだろうというふうに思いますし、そういう意味ではそこの判断に間違いがあったということでは、私はないというふうに思っております。
 ただ、そうは言っても、一遍にみんな横倒しになってしまったということではありますので、よりよりね、やはりこういった自然とか天気を相手にするものは、よりよりやはり注意をし、慎重に対応していく必要があるんじゃないかというふうに思っています。
 ですから、今後ですね、現場の実態等々も把握しながら、教育委員会を通じてですね、これからもやはり自然を相手にするスポーツ、競技、それから行事等についてはね、やっぱり細心の注意を払って、何かあったときでもしっかり不測の事態にならないよう対応するということを、これは県の教育委員会通じて、やっぱり各市町村、そして市町村教育委員会、学校現場にもしっかり周知をしていきたいというふうに思っております。
 何にせよ今回は怪我等がなくて良かったと。当日、生徒さんも一旦はちょっと病院に行ったけど、皆さん自宅に帰ったというふうに報告を聞いておりますので、そういう意味では、関係者にですね、感謝したいというふうに思います。
 もう一回繰り返しますが、今回の事案の対応、県教委としてはですね、今回の事案対応、もう一回丹念に検証した上でね、今回の対応検証した上で、そうした運動部などの体育活動等々については、より一層安全対策をしっかりとやっていくように、注意喚起を含めね、周知をしていきたいというふうに思っております。
【質問】 今回の事案について、もう一度検証をするということですか。
【知事】 今回のやつも一応だからどうだった。大体もちろん全部報告受けてますからあれですが、もう一回きっちりと丹念に、どうだったというやつはもう一回改めて検証するということにしたいというふうに思っています。

(4)トランプ大統領就任から100日を経過したことについて
【質問】 トランプ大統領が就任して100日を経過しました。知事はトランプ大統領の就任前後に、新政権の方向性はまだ良く分からないと発言しましたが、現時点においては新政権をどのように評価していますか。
 また、懸念された日本の自動車産業への影響について、県内への影響をどのように見ていますか。
【知事】 100日ということになってようやくあれですね、トランプ新政権の閣僚全てがそろったということになろうかと思いますが、ただ、まだ議会の承認を得るようなですね、アメリカ政府の、連邦政府の各省庁のですね、そういった幹部級ですね、次官だ局長だというそういったところがまだ。要は、政治任用が4,000人くらいいますからね、そりゃまだ、全く手つかずとは言いませんがこれからだと、まだ指名ができていないということなんで、まだ政権全体の肉付けができてない段階だと思うんで、まだまだこれから注視をしていかなきゃいけないということだと思いますが、日本に関係することであればね、やはりまずは何といっても北朝鮮問題が非常に緊迫の度を強めてますから、これはトランプ政権がどうのこうということではなくて、やはりアメリカ、そして我々日本、韓国、中国、ロシア、周辺関係国でですね、やっぱり連帯、連携して、その北朝鮮の暴挙をとめるということをね、これはしっかり意思疎通を図って連携しながらね、やっていくということだと思ってます。これは是非しっかり進めていただきたいと思います。
 そしてもう一つのですね、経済関係の側面、特に愛知は自動車産業の中心でありますから、そういった点でですね、新政権の新たな通商政策の中で、TPPではなく個別交渉だと。でもって日本の農業分野と自動車ということが言われているわけでありますから、どういうふうなことを言ってくるかということは、引き続き注視をしていかなきゃいけないというふうに思っておりますが、私はかねてから申し上げているように、日本の自動車産業はアメリカにですね、この20年間で、1995年のですね、日米の協議の上での合意事項以降ですね、本当に多くの投資をアメリカにし、アメリカ国内で多くの雇用をですね、作っている。日本の自動車産業だけでアメリカ国内に全てを含めますと150万人のですね、雇用を作っているということなんですね。直接、間接合わせてですね。
 ですから、そういう意味からいきますと、私はね、何かかつての日米構造協議のようなですね、お互いの何といいますか、何か揚げ足を取るんじゃないでしょうけど、ちょっととげとげしいようなね、そういう、お互いの何か悪を言い合ってとげとげしいような協議、交渉するんじゃなくて、もう既に日本の自動車産業もアメリカで本当にたくさん生産していますから、そういう意味ではですね、むしろ日本とアメリカの産業と雇用がね、お互いウイン・ウインになるようにやっぱりしっかりと協議をして、より良い方向を見出していくということだと思っております。
 トヨタでいっても、アメリカ国内で250万台を販売して、150万台アメリカで作るわけですから。日本からの輸出もそうですけど、北米の中からの輸出というのもありますからね。そういう意味ではアメリカ経済には相当貢献しているということをもっとしっかり主張しですね、やっていく必要があるというふうに思っております。
 ですから、この間の4月のペンス副大統領が来ての日米経済対話でありましたが、具体的なことはこれからということですから、しっかりこれからの日本とアメリカのですね、経済対話の方向、行く末をね、注視をしていきたいというふうに思っております。
 ですから、合わせてね、この外交というのは前から私申し上げているように、これはGtoG、政府対政府でやる。特に相手がアメリカであればね、これは総理がですね、総理大臣がやっぱりしっかりイニシアティブ、リーダーシップをとって、トランプ大統領及び副大統領そしてホワイトハウスの面々としっかりやっていくということだと思いますが、我々はですね、その一方で、私はこの間1月に大統領就任式に参りまして、上院議員さん4人、インディアナ州知事ともお会いをしましたが、そういった日本の企業、愛知の企業、日本の自動車産業が進出しているところの地域の知事とか上院議員・下院議員さん、連邦議員さんとは、これはしっかり対話ができるもんですから、そういった面で、そういったアメリカの州知事そして連邦議会の皆さんとはしっかりとですね、これは意思疎通を図りながら日本とアメリカの産業がお互いが盛り上がっていくことが、両地域そして両国のね、経済繁栄につながるんだと、お互いがウイン・ウインの関係に今もなっているし、これからも更にね、なるんだということを確認をし、やっぱり盛り上げていきたい。そして日米の経済関係がですね、変なふうにならないように、保護主義とかそんなふうにならないように、それはやっぱりしっかりと我々も行動していかなきゃいけない。我々もしっかり日米の経済関係がうまくいくように発言もしますし、しっかり行動していきたいというふうに思っています。

(5)アサリの不漁及び規制値を超える貝毒の検出について
【質問】 アサリの不漁による潮干狩りの中止が相次ぎ、また、先週、三河湾幡豆海域のアサリから規制値を超える貝毒が検出されました。県は対象海域の漁業関係者に出荷自主規制と潮干狩りの自粛を要請しました。関係者から、大変厳しい状況だという声がありますが、県としての対応を聞かせてください。
【知事】 愛知県内にですね、潮干狩り場というのは35か所ありますが、今現在開設しているのが14か所ということでございまして、開設見合わせ、自粛、終了したところもありますけども、大変厳しい状況だというふうに認識をいたしております。そういう中で、また貝毒というのも出ました。これはいずれね、いずれなくなるんですよ、しばらくの間置いておくと。そういうものなんで、そんなに私は深刻には考えてませんが、ただ、基準値を超えたということであれば、そこは自粛をしていただかなきゃいけないんで、大変この連休を前にしてね、大変現地は苦渋の決断だろうと思いますが、それはお願いをするということだと思いますし、我々もね、食品の安全性ですからしっかり監視をしていきたいというふうに思います。基準値を下回って安全だということが確認され次第、それは規制を解除しますから、その上でアサリ漁業のね、潮干狩りの再開を目指していきたいと思います。
 いずれにしてもですね、これ傾向的にですよ、平成24年が愛知県の漁獲量が1万7,500トン、全国シェア64パーセント。平成25年が1万6,000トン、全国シェア70パーセント。要は、三河湾でしか湧かないんだなもう日本のアサリは。ところが、平成26年が1万500トン、これでも54パーセント全国シェア。平成27年がですね、一昨年が8,300トン、全国シェア60パーセント。去年がですね、これ暦年ですけど、去年がこれ国の農林水産統計ですけどね、去年が3,400トン。でも全国シェア40パーセント。今年はもっと少ないということなので、そういう意味では1万6,000から7,000トン採れていたのに比べれば、去年は4分の1以下ということなので、5分の1なんですね。5分の1。1万7,500トンからすれば5分の1。今年はそれより更に少ないということなので、これは大変厳しい状況だと思います。原因はですね、夏の苦潮とか秋冬の強い風や波による稚貝の散逸、流出、それから害敵生物ですね、ツメタガイとかウミグモ、カイヤドリウミグモといったものということが考えられ、複合的なものが考えられますが、我々としてはですね、資源の回復のために干潟、浅場の造成はもうこれまでもやってますし、これからもやっていく。それからこのツメタガイとかですね、そしてカイヤドリウミグモの駆除、今年は本格的にやるということで予算も組んであります。それからまた、豊川河口のですね、六条潟にはアサリ稚貝が湧くわけなんですけれども、そこの資源の確保ということで、県の水産試験場を含めですね、関係者としっかりまた協力しながらその資源回復も図っていきたいということで、総合的にやっていきたいというふうに思います。
 とにかく今年はですね、いかんともしがたいんでですね、状況をしっかり注視をしていきますが、今申し上げたように資源の回復に向けてですね、干潟、浅場の造成、それから害敵生物の駆除も本格的にやります。それから、豊川河口六条潟の稚貝の資源回復に向けたね、方策等々、これは漁業者、関係者の皆さんとね、しっかり連携しながらやっていきたいと思います。
 とにかく日本のアサリの半分以上をですね、大体ここの何年、この10年間ぐらいは大体半分以上、大体6割とか7割も生産していた愛知県、この三河湾の生産力をですね、やっぱり回復しないとですね、日本のアサリが無くなってしまいますのでね、これはしっかりとやっていきたいというふうに思っております。そういう、これは我々に与えられた使命、ミッションだと思ってしっかり頑張っていきたいと思います。