知事の記者会見
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平成29年10月16日(月) 午前10時

1 知事発言
(1)知事の米国渡航について
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kokusai/us201710.html
 おはようございます。
 10月16日月曜日、午前10時の定例記者会見を始めさせていただきます。
 10月23日月曜日、来週の月曜日から28日の土曜日まで、土曜日の朝、帰ってきますので実質5日間だと思いますが、3泊6日、まあ5日間ですね、米国のケンタッキー州、インディアナ州及びワシントンDCを訪問いたします。
 まず、23日にケンタッキー州政府を訪問いたしまして、私とマット・ベビン州知事との間で愛知県とケンタッキー州との「友好交流及び相互協力に関する覚書」を締結をいたします。
 ケンタッキー州には、アメリカで最大となるトヨタ自動車の製造拠点を始め、自動車関連企業など、愛知県から94社が進出をし、活発に事業を展開しております。今年4月には、トヨタ自動車がケンタッキー州の工場の生産能力を増強すると発表しておりますので、今後、経済的な結び付きはますます強くなると考えられます。
 これはですね、トヨタ自動車、ケンタッキー州の生産拠点に対して13.3億ドルの追加投資計画を発表したということでございまして、現在ですね、トヨタ自動車のケンタッキー州の生産拠点はですね、年間生産台数が50万台ということで、トヨタにとっては世界最大の工場が、このケンタッキー工場ということでございます。
 従業員も8,200人、トヨタ自動車だけでね。ということですから、何万人ということの、この関連の従業員がいるのではないかと思われますが、いずれにしても、非常にそういった経済的な結び付きが強いということでございます。
 また、県内では田原市がケンタッキー州内のジョージタウン市と、さらに、日進市がオーエンズボロ市、デーヴィス郡及びオハイオ郡と友好提携を結んでおりまして、活発な交流を行っております。
 こうしたことから、愛知県とケンタッキー州はウイン・ウインの関係を築いていけると考えておりまして、これを機に、経済面に加え、文化や人的な交流を含めた地域レベルの関係を強化し、両地域の更なる発展につなげてまいりたいと考えております。
 続いて24日は、先月の9月15日に県庁で「友好交流及び相互協力に関する覚書」を締結をいたしましたインディアナ州を訪問し、トヨタ自動車の工場視察をした後、エリック・ホルコム知事と再会するとともに、州等主催のレセプションに出席し、この覚書締結を州内の県進出企業関係者などに紹介する予定でございます。
 そして、このインディアナ州はですね、インディアナ州もトヨタ自動車の巨大な工場がありまして、そういったこともあって、先般9月にですね、ホルコム知事に来ていただいて、この県庁で「友好交流及び相互協力に関する覚書」をですね、結ばせていただいたということでございます。
 インディアナ州にはですね、インディアナ州には愛知県から69の企業がですね、69の企業が進出をしております。トヨタ自動車の生産規模は40万台ということで、ケンタッキー州に続く巨大な規模と。従業員は5,100人ということでございまして、これも先般、更に追加の投資をするということを発表をしているところでございまして。
 一番大きいのはケンタッキー工場、2番目に大きいのがインディアナ工場ということなので、関連企業もほぼフルセットで進出をしている大変な重要な拠点だというふうに思います。そういったケンタッキー州、インディアナ州としっかりとですね、友好提携を結んでいきたいと思います。
 そして、25日・26日にかけましてワシントンDCを訪問いたしまして、ケンタッキー、インディアナ州の選出の連邦議会議員や、両州出身の連邦政府関係者などとも面談をし、両州との覚書締結について報告するとともに、愛知県とケンタッキー州、インディアナ州との交流促進に対する御支援をお願いをし、併せましてですね、当然のことでありますが、日米関係の更なる強化に向けて意見交換をしていきたいというふうに思っております。
 愛知県は自動車産業を始め、輸出型の製造業が集積している地域でありまして、アメリカ経済の動向を強く受ける、アメリカ経済の動向に大きな影響を受けることから、州政府、そしてまた連邦政府・議会など各方面とのしっかりとしたパイプ、ネットワークを構築し、交流のパイプ、輪を広げていきたいというふうに思っております。
 今回は、移動を除きますと実質3日間で3地域を駆け足で訪問することになりますが、充実した渡航にしてまいりたいと考えております。
 資料の裏面がですね、裏面に日程が書いてあります。ケンタッキー州、インディアナ州、そしてまたワシントンDCでは、連邦議会日本研究グループの朝食会にも参加をし、意見交換をしていきたいと思います。この連邦議会日本研究グループの皆さんは、この2月に議員さん、6月にスタッフの皆さんが私のところに来ていただきまして、こうした相互訪問というのは大変大事ではないかというふうに思います。
 そして、チャオ運輸長官、それからミッチ・マコーネルアメリカ共和党上院内総務とも面談をする予定でございまして、その後、帰国をしたいというふうに思っております。
 ということで、ケンタッキー州、インディアナ州とも大変日本にとって、また愛知県にとって大変大事な州でありますから、またしっかりとですね、連携をし、きずなを深め、パイプを太くしてですね、ウイン・ウインの関係を作っていきたいというふうに思っております。
 私からは以上です。

2 質疑応答
(1)第48回衆議院議員総選挙について
【質問】 3大都市圏連合についてですが、知事は先週の記者会見で、今回の衆議院議員総選挙においては、特定の政党は応援しないと言いました。これについて、松井大阪府知事が、「いざ戦いになると、圧力があって、それに飲み込まれたのではないか。」と指摘したとの報道があります。これについての受け止めと反論があれば教えてください。
【知事】 大阪の松井さんがですね、これは12日だから木曜日ですか、選挙の演説等々の場所、場所といいますかその絡みで、これは日経新聞の記事ですかね、書いてあるのは、「いろいろ圧力がありのみ込まれた。」と、「公明党などからの推薦を受けてしがらみがあった。」と、こういう発言をしていますね。そういう事実は全くありません。そういう、人のことを勝手に言えるだけの立場は松井さんにはないはずであります。
 選挙中なのでこれ以上は申し上げません。選挙中なのでこれ以上は申し上げません。私は事実、ファクトだけを申し上げます。そういったことは全くないということだけを申し上げておきます。
 私が様々な観点、先週申し上げたとおりですね、総合的な観点、判断から今回はこういう判断をしたということを申し上げたということだけでありますから、事実をそういう形で報道していただきたいというふうに思います。
 事実以外のことは申し上げません。

【質問】 希望の党が、大村知事の顧問就任を発表し、その後、事務局のミスによる誤りとして取り消した件について、13日に小池東京都知事が、「希望の党の顧問を求めたのは大村知事であり、少し解せないところがある。」と記者団に言ったとのことですが、事実関係を教えてください。
【知事】 選挙中なので、私は事実だけを申し上げたいと思います。
 記録をとっておられると思いますが、先々週にね、5日の木曜日にそういった発表がなされたもんですから私は驚いて、ここでね、私は遠方から、沖縄県に行って沖縄県の方から帰ってきて申し上げたとおりなんで、そのときの記録をひもといていただく、ひもといてというか確認をしていただければと思いますが、私はこう申し上げました。
 9月の30日に大阪でね、共同記者会見をする前の日の夜、9月29日の夜に電話でいろいろと、そういう大阪での段取り、打合せ等、小池さんとさせていただきました。そういう会話の中でね、会話の中でね、会話の中ですから、いろんな会話の中で、その希望の党の関係で何かやった方がいいかねというような話を私もしたら、小池さんの方から「まあやってもらった方がいいわね。」と。そういう会話の中でそんな話も出ましたけれども、そこで小池さんからね、「規約があるので御相談しますね。」という話で終わっておりました。終わっております。それ以上の話はありません。
 で、それから6日間たってですね、その間何もなかったので私はそういう話はもうないんだなと思っていたら、5日木曜日の午前中に突然ですね、発表されたので、はっきり言って驚いたということですね。
 ですから、「何にも話なかったですね。」と私は小池さんにも確認をしてですね、「だとしたら、これはもう事務局のミスなので、早くこれは取り消してもらわなきゃいけませんね。」ということを申し上げて、それで5日木曜日のそういう実際の、私は夕方そういうふうに申し上げたことが事実であります。
 選挙中でありますので、事実だけを、ファクトだけを申し上げたいというふうに思っております。
 それ以上のことは言わない方がいいのではないかと。事実だけを、ファクトだけを申し上げた。事実を今、私は先々週申し上げたことと全く同じことを申し上げております。それだけのことであります。

【質問】 大村知事の希望の党の顧問就任発表取消しの件について、小池東京都知事が言ったことは正確性を欠いているということですか。
【知事】 事実だけを私は申し上げている。

【質問】 知事は初め、希望の党を応援すると明言しましたが、その後、特定の政党は応援しないと方向性を修正しました。その理由を改めて教えてください。
【知事】 先週申し上げたとおりでありまして、選挙中なのでそれ以上のことは申し上げません。

【質問】 知事は選挙の投開票当日、候補者のところに行くなど、選挙の結果について、何らかの対応をしますか。
【知事】 今、現段階では考えておりません。