知事の記者会見
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平成30年5月21日(月) 午前10時
1 知事発言
(1)藤井聡太棋士の史上最年少での七段昇段等について
 皆さん、おはようございます。5月21日月曜日午前10時、定例記者会見を始めさせていただきます。
 まず、バックボードのその前に、何点かコメント申し上げたいと思います。
 先週金曜日ですね、将棋の藤井聡太六段がですね、また勝たれ、竜王戦ランキング戦でですね、また勝たれまして、規定によりまして七段の昇格を決めたということでございました。史上最年少での七段、七段のね、昇段、誠におめでとうございます。
 2016年10月にね、史上最年少でプロ棋士デビューされて以降、数々のですね、記録を塗りかえられて、29連勝という前人未到の記録もされました。今年の2月に四段から五段、五段から六段、そしてまたこの5月にですね、六段から七段ということでありますから、驚異的なですね、進化だというふうに思っております。
 ただ、藤井さんはですね、藤井プロは、これはまだまだこれから。これが一つの通過点だと思いますので、更にですね、精進を重ねて、前人未到の棋士に、プロ棋士になっていただきたいと、大いに期待をしたいというふうに思っております。
 これは金曜日にコメントを出したとおりということでございますが、心からお祝い申し上げたいと思います。
 また、週末はたくさんいろいろありまして。中日ドラゴンズはね、松坂投手が昨日2勝目ということで大変素晴らしいピッチングだったと思いますが、名古屋グランパスが残念ながらまた勝てなかったということで、是非また頑張っていただきたいなというふうに思います。

(2)アメリカ大使公邸で行われたレセプション等について
 また、私は先週ですね、先週日曜日にアメリカから帰ってきて、テキサスでずっといろいろ、3か所ですね、友好交流等々進めてまいりましたが、先週木曜日の夜は東京のアメリカ大使公邸で、ケンタッキー州のですね、ベビン知事が来られて、そしてケンタッキー州、アメリカ関係を集めてのですね、レセプションということでありました。
 ハガティ大使の挨拶の後に私が挨拶して、その後ベビン知事が挨拶と乾杯ということでありましたが、大変盛り上がりました。またしっかりとですね、日米協力、日米の関係強化をしっかりやっていきたいと思います。
 ちなみに、アメリカのハガティ大使は昨日も愛知県にお越しになりましてね。昨日は愛・地球博記念公園で行われたWalkathonという、在日米国商工会議所も主催されるウォーキング大会に家族そろって来られて、まだ7歳のこんな小っちゃな女の子が、かわいらしい女の子がいて、家族みんな連れてですね、一緒にウォーキングでね、来ていただいたんで、本当有り難いなというふうに思います。また、昨日はトヨタ博物館もね、見ていただいたということでありますが、また日米関係ね、しっかりと連携し、強化をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

(3)アメリカテキサス州銃乱射事件について
 そういう中で、大変悲しいニュースでありますが、テキサス州で銃乱射事件が発生いたしました。我々がヒューストンを訪問した後、直後ということでありますので、大変悲しい事件だと思います。亡くなられた方には心から御冥福をお祈り申し上げたいと思いますし、関係の皆様にはお見舞いを申し上げたいというふうに思っております。一日も早くですね、日常生活に戻れるようにですね、御祈念を申し上げたいというふうに思います。

(4)佐川急便株式会社との地方創生に関する包括協定の締結について
(http://www.pref.aichi.jp/soshiki/kikaku/sagawakyotei.html)
 佐川急便株式会社との地方創生に関する包括協定の締結についてであります。
 地方創生の推進に当たりまして、本県では、これまでに銀行や保険会社と包括協定を締結してまいりましたが、今回、佐川急便様から包括協定の御提案をいただいて、運送事業者では初めてとなる協定を締結する運びとなりました。締結式は5月31日木曜日、佐川急便取締役の内田様にお越しをいただいて、愛知県公館で行います。
 佐川急便は我が国を代表する物流の大手企業として、幅広いネットワークや地域の物流に関するノウハウを有しておられます。今回の協定では、こうした強みを生かし、観光・文化振興や東三河地域の振興を始め、防災や交通といったまちづくり、女性の活躍促進など県の幅広い施策の実施や普及・PRに御協力をいただけるということでありますので、大いに期待をいたしております。
 なお、佐川急便さんには、今回の協定を記念し、「愛知の住みやすさ」をPRするロゴマークを印刷した荷物を送る際のこん包用段ボール箱を県内の営業所で販売をしていただくことになりました。締結式ではその段ボール箱も披露させていただく予定であります。
 私、まだ見ておりませんがね。例のあのマークかなというふうに思いますけども。しかし、あのマーク、猫だよな、猫だよな。いいかなという感じが。ライバル社のロゴに近いような気がするけど、まあいいか。それはいいんですけれども、そういうことで御協力をいただけるということであります。
 今回の協定を契機に、佐川急便の皆様と共に愛知の更なる発展に向けた地方創生の取組を、しっかりと進めていきたいと考えております。
 具体的な内容につきましてはね、5月31日の締結式で改めて説明いたしますが、例えば、旅行客の手荷物の一時預かりや配送を行う「手ぶら観光」とかですね、旅客列車やバスを利用した貨物輸送、いわゆる「貨客混載」の取組促進への協力とかですね、災害時における物資輸送や高齢者の見守りといったことなどを想定をいたしております。また、女性の活躍促進ではね、やはり「あいち女性輝きカンパニー」の認証取得などの女性の活躍促進に係る県の施策のPRとか、女性のキャリア形成促進とか、女性が活躍する企業の魅力を発信する県の取組への協力といったこととかですね。福祉では、あいちオレンジタウン構想推進に関する認知症パートナー宣言への参画とかいったようなこともですね、考えているところでございます。
 物流はですね、人の体に例えますと血液の役割も担っておりますので、地域経済の発展や県民の暮らしの向上には欠かせない大変重要なものだと思います。日本を代表する物流の大手企業が持つ幅広いネットワーク、物流に関するノウハウを活用していくことは愛知の地方創生を推進する上で大きなメリットがあると考えているところでありまして、大いに期待をしたいというふうに思っております。
 
(5)「産業空洞化対策減税基金」に基づく「新あいち創造研究開発補助金」の平成30年度採択案件の決定について
(http://www.pref.aichi.jp/site/shin-aichi/30shinaichihojokin-saitaku.html)
 「産業空洞化対策減税基金」に基づく「新あいち創造研究開発補助金」の平成30年度採択案件の決定について申し上げます。
 平成24年度にこの事業をスタートさせまして、今回7回目となる今年度は、今までは産業立地補助金ですね、設備投資とか産業立地のハードものと併せて研究開発・実証実験、そういったソフトものがありましたが、今回、ソフトものの発表なんですけれども、それに加えてですね、2020年10月にワールドロボットサミットをですね、中部国際空港、空港島に作る愛知県国際展示場で開催をいたしますが、それに向けてですね、サービスロボット実用化の支援メニューを創設をいたしました。
 今年度が2018・2019・2020年度の3か年の事業でね、要は、2020年のワールドロボットサミットでは、あの展示場を全部使って世界最先端のロボットのですね、展示会、見本市をやりますということと、ロボットの競技大会をやります。災害とかそういったものについては福島県でやると、あとはうち、愛知県でやるという仕分になってますが、そのときに我々が目指しているのは、まさにロボットをですね、社会のいろんな場面、今は大体工場の生産現場がね、日本は圧倒的に進んでおりますけれども、社会のいろんな場面で使う、家庭で使う、駅で使う、ホテルで使う、いろんなところで使って、そういうまさに社会実装、「実」に衣装の「装」ですね、社会実装。社会実装、要はロボットが我々の身の回りのありとあらゆるところでね、使って活躍すると、そういったものを世界中の人に見てもらいたいというコンセプトでございまして、それをですね、後押しするということで、今年度、今までの研究開発の実証実験の補助に加えて、今回外出しで1億円、今回補助。このロボットの社会実装について別枠で、今回措置したということでございます。
 公募の結果、12件の応募があり、外部有識者を中心とする審査委員会におきまして厳正な審査を行った結果、8件、補助金合計額1億円を採択をいたしました。ということでございます。
 また、従来から実施している次世代自動車、航空宇宙、環境・新エネルギーなど今後の成長が見込まれる分野において企業が行う研究開発・実証実験につきましては、120件、約18億7,000万円の応募がありました。このうち、これも今年度に新設をいたしました、今までに採択されたことがない中小企業を別枠で採択するトライアル型には23件、約9,000万円の応募がありました。こちらについても厳正な審査を行った結果、82件、7億6,000万円を採択をし、このうちトライアル型は20件、約8,000万円となりました。
 この7億6,000万円って、ここのところずっとこのくらいの数字でね。大体予算上、いつも5億円でセットしていたんですが、やっぱりたくさん応募いただくので、できるだけ多くの企業さんを応援をしたいということでありましたので、今年も7億6,000万円を措置し、そのうち内数で20件、8,000万円がトライアル型、初めての中小企業さんということで別枠で措置したということでございます。
 採択をされました案件の中から幾つか御紹介いたします。
 まずは、「サービスロボット実用化」から紹介をいたします。お手元の資料の別紙1を御覧をいただきながらお聞きをいただきたいと思いますが、サービスロボット実用化は八つ。
 写真とか絵とか、あとポイントとか概要が書いてありますので御覧をいただければと思いますが、例えば、1番の株式会社インディ・アソシエイツは、外国の方を含めた空港施設利用者に対してコンシェルジュのような役割を担うロボットを開発をいたします。自宅等の遠隔地からインターネットを介してロボットを操作するもので、テレワークのような働き方を可能にする取組としても期待をされております。
 それから次に、2番の株式会社ケーイーアールは、高いバランス性を有し、機動的かつスピーディーに稼働する自律二輪型案内・警備ロボットを開発します。昼間は施設利用者に対して目的地まで付き添って案内し、夜間は施設内の巡回警備を行い、警備対策が重要な空港での活躍が期待されます。
 次に、3番の株式会社東亜製作所は、大画面ディスプレーを用いた自律走行型インフォメーションロボットを開発します。AIを用いた自律走行により、最適な場所で必要な情報を提供することができ、様々なシーンでの活用が期待をされますということでございます。
 あと、このほかに5件ありますが、も含めまして、2020年10月に開催されるワールドロボットサミットの会期中に中部国際空港や愛知県国際展示場などにおいて、皆様方に披露できるように仕上げてまいります。
 次に、「研究開発・実証実験」から採択された案件を紹介します。お手元の資料の別紙の3を御覧をいただきたいと思います。
 22番の佐久間特殊鋼株式会社さんでありますが、リサイクル炭素繊維を細かくしてプラスチック原材料に均一に混ぜることができる新しい技術を用いて、通常のプラスチック材料より強度が高く、かつ従来の炭素繊維よりも低コストのプラスチック材料の開発を行うものであります。この材料を金属製の自動車部品に代替することで自動車の軽量化が進むと期待されます。
 次に、49番の西島株式会社は、切削加工により少量の部品を製造する工程において、加工装置に材料を取り付け、加工後に取り外す操作を自動化するシステムを開発することで、多品種かつ少量の部品を扱う中小企業の生産性が飛躍的に向上できるものとなっております。
 次に、研究開発トライアル型から採用された案件を紹介します。初めての中小企業さんということでありますね。
 お手元の資料の別紙4、15番の七福醸造株式会社さんであります。読み方難しいんですけどね、ひちです、ひち。七福醸造さん。愛知県の特産品である白しょうゆは、素材の色を生かした料理に重宝される調味料でありますが、国産の小麦を使用すると色が濃くなるため、その原因を解明し、色のより薄い高品質の白しょうゆの醸造をすることで、更なるブランド力の向上を目指すものであります。
 県といたしましては、今後とも企業が行う研究開発・実証実験への支援を通じ、付加価値の高いものづくりによる県内産業の発展を図るとともに、2020年に開催するワールドロボットサミットの成功に向けた企業の取組を支援し、産業首都あいちを目指してまいります。
 ということでございまして、ちなみに、その次の紙の資料の裏面見ていただきますとね、参考としていろいろ、大企業だとか地域だとかいろいろありますが、「研究開発・実証実験」の対象分野別のところを見ていただきますとね、次世代自動車が8件、航空宇宙、それから環境・エネルギー、情報通信・ロボット、健康長寿、それぞれの分野にですね、満遍なくといいますかね、いっているということで、是非ですね、こうした中から成功するものがどんどん出てきていただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

(6)「あいち森と緑づくり事業評価報告書」の作成について
http://www.pref.aichi.jp/soshiki/shinrin/zigyouhyouka-h30.html
 「あいち森と緑づくり事業評価報告書」の作成について申し上げます。
 愛知県では、平成21年度からあいち森と緑づくり事業を実施しておりまして、今年度が最終年度になります。
 この事業は、県民共有の財産である森と緑を健全な状態で将来に引き継いでいくため、県民税均等割の超過課税を県民の皆様に御負担いただく「あいち森と緑づくり税」や、県民の皆様や企業からいただいた御寄附等を「あいち森と緑づくり基金」として積み立て、手入れが行き届かない人工林の間伐や放置された里山林の整備・保全、また、都市部の緑化や県民参加による森や緑の保全活動や環境学習などの取組を推進し、「山から街まで緑豊かな愛知」を目指すものでございます。
 この度、「あいち森と緑づくり事業」の事業計画の最終年度を迎えるに当たりまして、これまでの評価と今後の課題などを取りまとめた評価報告書を作成をいたしました。評価に当たりましては、有識者等で構成する「あいち森と緑づくり委員会」から御意見をいただいて、これまでの事業の実績や成果を整理するとともに、県民の皆様や林業関係者等にアンケートを実施をしたものでございます。
 お手元の「あいち森と緑づくり事業評価報告書の要点」を御覧をいただきたいと思います。資料の2枚目ということになるんですかな、要点であります。
 まず、主な事業の成果でありますけれども、あいち森と緑づくり事業は、@のスギ・ヒノキの間伐を行う人工林整備から、Aが里山林整備、Bが森林整備の技術者養成、Cが普及啓発ということで、県産木材を使用した机・椅子の小中学校への導入、それからDが都市緑化推進、Eが環境活動・学習推進まで六つの事業メニューで進めてまいりました。
 主な事業の成果について申し上げますと、人工林の整備については、1万5,000ヘクタールの間伐の計画に対し、今年度末の実績見込みは1万5,006ヘクタール、小中学校への県産木材を使用した机・椅子の導入は、7万セットの導入計画に対し8万8,001セットの見込みなど、いずれの事業も計画どおりの成果を上げる見込みです。
 次に、(2)の県民アンケート結果ですが、@のあいち森と緑づくり税を継続して、森と緑を守り育てる取組を行うことについてお尋ねしたところ、おおむね9割の方が賛成でございました。
 Aのあいち森と緑づくり税の負担額については、現行の負担額、年額500円は適当との回答をおおむね7割の方からいただいており、あいち森と緑づくり事業は県民の皆様に高く評価いただけているものと考えております。
 これはですね、負担としては、個人の県民税が大体年間18億円で、法人の県民税の均等割で超過課税で4億円、合わせて22億円。ですから、22億円掛ける10年で220億円の事業を予定しておりまして、大体予定どおり。県民税は安定してますでね、やっぱりね。1人幾ら、各会社の規模によって幾ら、定額でいただきますので安定しておりますので、今年度、30年度予算が26億円になっているんですね。大体220億円よりちょっと、ちょっと少ないぐらいの一応10年間で214億円という形の事業量ということになりますね。予算の場合、足らないというのはいけないので、少しその内数でやるということになるかと思いますが、大体予定どおり進んできているところでございます。
 そしてまた、Bの今後必要な取組としてはですね、防災のための森と緑づくりや高齢化した人工林を若返らせる取組、それから、県内の里山林の整備、都市に残る緑の保全、それから県産木材・木製品の利用促進といったことなどの回答が多く寄せられております。
 最後に、(3)のあいち森と緑づくり委員会における主な意見でありますが、将来に健全な森林を引き継いでいくため、引き続き間伐に取り組んでいく必要性や、森林資源の循環につながる植栽・獣害対策への支援の必要性等について意見をいただいております。
 事業評価報告書の説明は以上でありますが、愛知県では来年度、尾張旭市と守山区に広がる愛知県森林公園におきまして第70回全国植樹祭を開催をいたします。
 この全国植樹祭の開催理念である「木材の利用」を山村(やま)と都市(まち)をつなぐ架け橋とし、健全で活力のある「森林(もり)づくり」と「都市(まち)づくり」を進めていくという取組を将来にわたり継承し、山から街まで緑豊かな愛知を更に推し進めていくため、今後の森林整備や都市緑化などの進め方について、今回の事業評価の結果を踏まえて検討をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
 なお、国の方が森林環境譲与税というのをですね、創設するということになりましたが、5月中に国からガイドブックといったものが示されるということになっておりますので、まずはその内容を精査をしてですね。これは、我々のこのあいち森と緑づくり事業とそういった国の、あちらは、森林環境譲与税は市町村に行くのが中心ということでありますから、そこのところをきちっとうまく調整してやっていけるようにね、やっていければというふうに思います。
 森林整備は基本的にはですね、県事業、治山も造林も間伐も林道も県事業を中心に仕立て上がっておりますので、そこはですね、市町村にいろいろな事情があるというか、そういう山村の市町村が財源不足というか財源不足を補おうというところが一番メインの考え方なんでしょうけれども、やっぱり事業はやってもらわないとですね、新たな新税を作って増税するわけですから、そういう意味で、そこはしっかり事業をやっていただけるようにですね、日本全国どこもそうだと思いますが、各県がですね、市町村としっかり連携、タイアップしてやっていきたいということだと思っております。
 私からは以上です。

2 質疑応答
(1)藤井聡太棋士の史上最年少での七段昇段等について
【質問】 藤井聡太七段には、初のタイトル挑戦も見えてきていますが、今後の活躍への期待を聞かせてください。また、驚異的なスピードで昇段を重ねており、愛知県も今年3月に特別表彰をしたばかりですが、今後、県としてどのように藤井七段を応援していきますか。
【知事】 これまでも何度も申し上げておりますが、藤井聡太七段はですね、驚異的な進化で、四段から一気にですね、五段、六段、七段という形でね、何か義経の八そう飛びを見てるような感じがしますけども、どんどんステップアップされておられます。まだ15歳でありますから、そういう意味ではですね、私は、どこまで強くなるんだろうという驚きの目でね、見ております。私だけじゃなくてみんなそうじゃないでしょうか。今の将棋ブームというのは、まさに藤井七段のですね、貢献が極めて大だと思います。こんなスーパー中学生、今は高校生ですけどね、出てきたんだと、まさに天才がすい星のように現れたんだという目でみんな見てるんじゃないでしょうか。
 我々はですね、我々としては、やはりまさに今のこの時代の宝だと思いますので、是非どんどんどんどんね、進化してもらって、もうまさに前人未到のね、何ていうんでしょう、平安時代以来あるこの将棋の世界でね、まさにさん然と輝くレジェンドのようなね、棋士になってほしいなというふうに思います。我々としてはしっかり見守って、そしてまたしっかりと応援をしていきたいというふうに思っております。
 あわせて、こういう愛知の若い力がね、本当にほとばしるように活躍するのを見るのは大変うれしいですね。
 今年2月にはね、2月に藤井聡太さんのね、初めての朝日杯のオープン杯でしたっけね、の優勝、それから四段から五段、六段への昇段、それから今回の七段への昇段。それから、平昌オリンピックでね、宇野昌磨選手のね、大活躍、銀メダルなどなどね、やっぱり愛知の若い力がほとばしるように活躍していただけるのは本当にうれしい限りであります。しっかりとまたね、応援をしていきたいと思います。
あれは3月30日でしたかね、藤井聡太さんにね、来ていただいて特別表彰させていただいたとき、そのときもちょっと、僕は個人的な思いでちょっと申し上げましたけど、今対局やるのは、いろんな名人戦とかああいう全国各地区でね、いろんな場所で、ホテルとか旅館とかね、そういう所があるんでしょうけど、通常は東京都と大阪府にね、将棋会館ですね、東京都の将棋会館と関西の将棋会館ということなんですけど。まあね、これだけ盛り上がってくるんだったら、是非ね、名古屋市にも将棋会館が欲しいなというふうに申し上げましたけどね。まあ是非。
 具体的にどうしてどうやって取り組んでいったらいいのかって我々じゃ皆目見当付きませんけどもね。囲碁の世界だと、あそこに中部棋院の会館があるんだな。あそこにちょうど、あれ何て言ったらいいんだ、高速の、ここからもうちょっと東へ行ったところの角っこのところに中部棋院のね、会館が。
 藤井七段のお師匠さんのお師匠さんか、板谷九段でしたっけ、は名古屋に将棋会館を作るというのが悲願だったということで、ずーっとこの名古屋にとどまって弟子を養成してね、こう。だから杉本七段もそのお一人ですよね。ですから、そういう思いからするとね、何かできんもんかなと。これからね、将棋の対局って、あれ段が上の人が上座に座って受けるわけでしょ。だから、もう七段ということになると、これ、上座に座って受けるのが増えてくるはずなんですね。ところが、将棋指しにいくのはいつも東京か大阪へ行かないかんというのはどうかな、ということなんですが。
 もう一つあるのは、いやいろいろ調べたんだ、俺も。東京都とか、やっぱりそこの将棋会館に所属するプロ棋士がある程度の数いないとやっぱり回っていかないというんだね。やっぱりここの中部にいるプロ棋士はやっぱり、将棋会館がないからそりゃ少ないんですよね。それはもっともっと多くということなんでしょうけど、僕は鶏と卵だから、この藤井さんのね、この大活躍を見ればね、そりゃ対局というか、もう行く先々がもう鈴なりの人だかりになるわけでしょ。僕はそれぐらい、将棋会館ね、ここにあっても全く、何ていうかね、不釣合いではないと思いますね。言葉はいいかどうか、ここ名古屋に将棋会館作っても罰は当たらんのではないかという気がしますけどね。十分何ていうかね、あり得るというかね、是非是非何かそういったことできないかなと思いますね。
 ただ、県が作るようなもんでもないしな、運営は、これ将棋連盟かがやってくれんとやれへんもんで、これ。だからあれでしょ、プロ棋士の対局だけじゃなくて、あと、1階とか2階とかそういうとこで将棋教室やるわけでしょ、あそこでね。という拠点なんだな、こう将棋を広めていくという、普及させていくということでね。
 ただ、まあそれだけのやっぱり分厚い将棋人口も含めて、ファンもね、ここ名古屋市は歴史的に、伝統的にあるのでですね。僕は是非ね、何かどうやって、どうやって取り組んでいいのかあれですけど、是非何かそういう手法とか含めてね、教えてもらいたいなと思いますし、是非そりゃ応援しようというね、そういう民間の方とか企業さんがおられたらね、是非手を挙げてほしいというかね、是非後押ししてもらいたい。
 我々もしっかりあれですよ、ただ単に旗振るだけじゃなくて、腰を入れてね、取り組みたいなと思いますけどね。それだけの私は価値があると思うね、この藤井さんの活躍はね。何て言ったって、これはもう多分今世紀にもう二度と出てこない天才じゃないでしょうかね。
 ですから、私はその彼を中心に何か、ここにね、将棋の殿堂みたいなね、そういうのができたっていいんじゃないかと。そういう夢のあることがね、もう是非何かやれればうれしいなといいますかね、いや私本気で言っとるでね、本気で言っとる。
 だから、この間藤井さんが来たときも将棋会館の話をいきなりぶつけてね、もっと前向きに答えてもらおうと思ったんだけど、なかなか彼の方が政治家というか慎重だなと。是非お願いしますと一言言ってほしかったんだけどな。まあいいですね、いいですね、と言われたけど。
 そういう意味でね、是非そんなふうになってもらえれば有り難いと、名古屋にも将棋会館を是非ね、作りたいなというふうに思いますね。是非いろんな御知恵があったら教えていただければと思います。

(2)佐川急便株式会社との地方創生に関する包括協定の締結について
【質問】 佐川急便株式会社との地方創生に関する包括協定の締結について、説明のあった手ぶら観光や貨客混載などの取組は、今年度中に進めていきますか。
【知事】 佐川急便さんからの提案ということでありますので、いろんなことも既に佐川急便さん自身で全国展開やってく中で取り組んでおられるんだろうと思うんですね。ですから、それを我々もタイアップしてやっていくということで、やれることからどんどんやっていこうというふうに思ってます。

(3)日本大学アメリカンフットボール部の危険タックル問題について
【質問】 日本大学アメリカンフットボール部の危険タックル問題で、知事もアメリカンフットボール経験者として、日本大学の問題のプレーとその後の経緯についての所感をお願いします。
【知事】 率直な感想というか、あの報道が流れたのが16日でしたっけ、確か。違いましたかね。先週の。ですから、6日に試合があって、しばらく後ですよね。だから先週の月曜日じゃなかったよね、火曜日か水曜日だったですよね。16日って水曜日か。
 でも、この1週間足らずであれだけテレビ、新聞で記事を見て、そしてテレビは一般のニュースからワイドショーから何から、朝昼晩とあのタックルの映像をあれだけ、100回じゃない、何百回と見るとですね、もう頭に刷り込まれた感がありますけど。
 あれは誰が見てもですね、度を過ぎているというか、あり得ないプレー。プレーというか、あり得ない反則だと思いますね。
 ですから、どういう形でああいうことが行われたのか、やはりみんなそりゃやっぱり事実関係を知りたいと。事実関係を明らかにしてくれというのは関西学院側だけではなくて、大学のフットボール関係者だけじゃなくて、スポーツに関係している人みんなそう思っているんじゃないでしょうか。
 やっぱりルールを決めた中でのスポーツなんで、ルールがなかったら単なるけんかかね、暴力になっちゃいますから。ましてやですね、ヘルメット付けてあの防具付けてですね、そりゃそれで筋トレをした100キログラム近いといいますか、防具入れりゃ100キログラムの人間の塊がね、突っ込んでくるわけですよ。そりゃあ常にけがとの闘いなので、ルールを守らなかったら、本当、いやスポーツとして成立しないんでね、是非ですね、事実を明らかにしていただきたいというふうに思います。
 僕は多分ね、監督がそこまで明確に指示をしたということではないのではないかと思いますが、ただ、あの選手が相当やっぱり精神的にプレッシャーを受けて追い詰められてたから、思い余ってあそこまでいっちゃったということではないのかなという気がしますけどね。
 ですから、やはり事実関係を明らかにしていただきたいということと、もう一つあるのはね、これどんどんどんどんあれなんです、やっぱりこういう格闘技の世界はですね、やはり昔はもっと何か乱暴にがんがんやってたんですけど、けが人が続出するし、要はその後遺症に悩む方もいっぱい出てきたので、今どんどんどんどんルールが厳格化して人間を守る方向に行ってるんですよね。ボクシングだって、昔は15ラウンドあったのが、今は12ラウンドで、今すぐ止めるじゃないですか、レフリーは。すぐ止めますよね。3回ダウンなんかじゃなくて。もう昔なんか、「あしたのジョー」で倒されても倒されても立ち上がってやるなんて、そんなことあり得ないんでね、今。
 そういうふうになってるんで、アメリカンフットボールもですね、我々がやってたころはですね、もうパスを投げた後の無防備なクォーターバックにタックルするのはですね、これはラフィング・ザ・パサーといって、これ15ヤード罰退の大変な大きな反則なんですね。
 パスを投げた後、あとパントを蹴ったキッカーですね、そういった者にはプレー終わった後はタックルしてはいけないということになってるんですが、もう、もうあとちょっとでこう、タックルするぎりぎりのところへ行ってぴっと投げられたやつをそのままこう、その流れの中でやっちゃったというのはですね、まあ微妙だったんですよ、昔は。とられないときもあった。そう簡単にはとられないというか、とられるときもあった。ただ、今はね、ちょっとでも触ったらもうすぐイエローフラッグで反則です。だんだん厳格になってきている。だんだん厳格になってきている。
 という流れの中でですね、だって投げたやつを、今まさに何か捕まえようとしてたというんじゃなくて、終わってから、終わってから10メートルも追っかけてタックルしてるわけだから、それはやっぱり。
 あれがまかり通って、まかり通ってないけど、あれがそのままというか、あれで何かうやむやになるんだったら、あれがうやむやになるんだったら、このスポーツ成り立たないですよね。
 だから、僕はそういう意味では、日本におけるアメリカンフットボールという競技がですね、本当にイメージが悪くなるということとか、あわせてというか、本当日本大学のイメージというのは大変、私は毀損したんではないかと思いますよ。そういったことの方をね、むしろ心配しますね。
 まあ、更にちょっと話しさせていただくと、去年の4月にね、うちの県の日進市で口論義運動公園をね、グラウンドを人工芝に変えたんです。僕は、あれ3年ぐらい前かな、見に行ったら、天然芝でもう何かはげはげになっててね、これひどいなと。砂場状態になってたので、もうこれは、もうこんな使用頻度が高いんだったら人工芝に変えてもっと使ってもらえと、照明も付けてね、やりました。ですから、それまでは年間100日稼働が200日以上の稼働になってね、よく使ってもらってるんだけど、そのとき、こけら落としをなぜかアメリカンフットボールの試合でやって、名城大学と立命館大学のあれを見てたんですけど、そのときにね、NHKでスーパーボールとかを解説する輿(こし)さんね、富士通の監督をやってた方が、まあまあ僕はよく知ってたんで、僕より一つ下なんで、彼の解説を聞きながら見てたけど。
 やっぱり今どうだと、選手は減ってるかと言ったら、減ってないちゅうわけだ、アメリカンフットボール。若干増えてるかほぼ横ばいですかねってな感じだったんですね。ほらええことだなと、そうかと。部員はって言ったら、東京大学で100人いるって。そんな練習できんじゃねえかって。二つに分けてやってますと。早稲田大学で200人いるとかね、日本大学も200人いるとかね、立命館大学でも200人いる。200人なんかいたら練習できないよ、これ。
 だけどそれだけやっぱり、ほかの種目がどんどん選手減ってるのに、何か結構ね、底堅い人気があって、そういうのが維持できてるんで、ああうれしいなと思ったんですけど、こんな形でね、これがうやむやになるようでは、私はそういう人気に水を差されるような感じがするので、是非ね、これは事実関係をしっかりとね、解明できるところまで解明していただきたいなというふうに思います、のとですね、あわせて、日本大学側が関西学院大学、それからけがされた選手の側にですね、謝罪されたということでありますが、そこはしっかりとですね、礼を尽くしていただきたい。やっぱりスポーツはルールと礼儀ということだと思いますから、そこはしっかりとやっていただきたいなというふうに思います。
 以上、感想でした。