知事の記者会見
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平成30年10月15日(月) 午前10時
1 知事発言
(1)杉原千畝氏顕彰施設のオープンについて
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kyoiku-kikaku/opening-ceremony.html)

 今日は10月15日の月曜日でございます。定例の記者会見を始めさせていただきたいと思います。
 先週オープンいたしました杉原千畝氏の顕彰施設、杉原千畝広場 センポ・スギハラ・メモリアルについて若干御報告をさせていただければと思います。
 先週の水・木・金、3日間、私も瑞陵高校に毎日参りまして、10日はですね、マスコミの皆さんへの内覧会ということで御説明をし、11日の木曜日はリトアニアの首相一行がみえてまた御説明をし、そして12日金曜日は午後1時から瑞陵高校におきまして記念講演会、そして2時30分からテープカット、3時から記念式典ということでございまして、多くの皆さんに御支援をいただいてですね、ああいう形で施設ができたということを大変喜んでおります。また、杉原さんのですね、御遺族、長男家、そしてまた四男家の皆さんにもお越しをいただきまして、心から感謝申し上げたいと思っております。
 当日の式典では、イスラエルのベンアリ大使に大変、何といいますかね、御挨拶が本当に印象でありまして。イスラエル大使のお母さんがですね、ホロコーストのサバイバーだということをそこで言われたとき。そしてまた、目の前でそのお母さん、15歳の少女が自分の兄が目の前で撃ち殺され、そして両親も殺されて、たったひとりぼっちになったと。戦後また、強制収容所からですね、帰還して家族をつくり、私を産んでくれたというような話をしたとき、私も涙が止まりませんでしたけれども。そういったですね、話を子供たちにね、生徒さんに聞いていただいたというのは大変素晴らしいことではないかなというふうに思います。イスラエル大使の「杉原千畝氏はユダヤ人社会のヒーロー、日本のヒーローではなくて世界のヒーローだ。」ということの発言が本当感動的でありました。
 また、アメリカ最大のですね、ユダヤ教のシナゴーグ、シナイ・テンプルのラバイ(聖職者)、デイビッド・ウォルペ氏にもお越しをいただきましたが、本当に素晴らしいメッセージをいただいたということに心から感謝を申し上げたいというふうに思っております。
 ちなみに、このデイビッド・ウォルペ氏は、今日付けのニューヨークタイムズにこのことを寄稿して、もう原稿は出してあると、こう言っておりましたので。今日出るというんで、アメリカ時間だからもうちょっと後になると思いますが。日本でこういう素晴らしい施設ができたと、世界平和と人道について大いに多くの人に知っていただきたいということをニューヨークタイムズに寄稿したということなんで、本当に私、どういうふうに掲載されるか楽しみでございます。また多くの方にですね、お越しをいただければと思います。
 ちなみに、土日に係員がカウンターでどのぐらい来てるか、この土日だけですけど、2日間だけ、10時から16時まで集計をいたしましたところ、土日であそこの杉原千畝広場にはですね、3,000人の方がお越しになり、感喜堂の特別展示は2,050人ということで、特に日曜日の感喜堂の、旧講堂ですね、特別展示はもう行列ができたほどの盛況であったというふうにお聞きをいたしております。
 大変関心高くですね、多くの方にお越しをいただいたということを感謝したいと思います。引き続き、これ、誰でも、いつでも入れますので、見ることができますので、是非多くの方にですね、御覧をいただければというふうに思っております。

(2)あいち防災フェスタの開催について
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/bosai/bosai-festa.html)

 あいち防災フェスタの開催です。
 愛知県では、11月第2日曜日を「あいち地震防災の日」と定め、県民の皆様に防災への関心を持っていただき、地震への備えを進めていただくため、毎年「あいち防災フェスタ」を開催しております。
 今年は11月11日日曜日午前10時から、愛・地球博記念公園で開催いたします。
 このイベントは、県民、自主防災組織、企業、NPO、ボランティア等が連携して防災対策に取り組むことを推進するきっかけ作りにするとともに、県民の皆様に対して家具等の転倒防止対策や防災ボランティア活動への理解促進を図ることを目的としております。
 今年のあいち防災フェスタでは、床に敷いた一辺が20メートルを超える大きさの愛知県の巨大地図を使って地域の防災上の課題を考えるワークショップ「巨大地図プロジェクションマッピング」を行います。
 これは、巨大地図に南海トラフ地震による液状化や津波などの被害想定域を映像で重ね合わせ、自分の住む地域にどんな災害リスクが潜んでいるのかを学んでいただける企画となっております。
 このほかにも、昨年度更新した愛知県防災ヘリ「わかしゃち」による救助訓練、地震体験車「なまず号」などの防災車両の展示、家具固定、感震ブレーカー等の紹介のほか、キャラクターヒーローショーなど、盛りだくさんの内容となっております。
 イベント当日は、地域で優れた工夫、アイデアを防災活動に取り入れるなど、防災対策の充実や防災意識の高揚に積極的に取り組んでいる団体として、自主防災組織6団体、民間企業1社、高等学校1校の、計8団体を「防災貢献団体」として表彰します。
 今年は大規模な災害が相次いで発生し、全国各地で大きな被害をもたらしており、本県も決して他人事ではありません。お子様から大人まで楽しみながら防災について学べるイベントとなっておりますので、是非皆様、会場にお越しをいただきたいと思います。
 ということで、日時は11月11日の午前10時から午後4時まで、モリコロパーク 地球市民交流センターとその周りということでございます。多くの方にお越しをいただくことをお待ちをいたしております。
 またですね、地域社会に活動基盤を持った自主防災組織、企業などの中から、優れた工夫、アイデアで防災活動に取り組んでおられる方々に、そうした団体を表彰をするということで、今年度は自主防災組織を6団体、企業1社、学校1校の、8団体を表彰するということになっておりますので、よろしくお願いをいたします。

(3)イギリスで開催されるワールド トラベル マーケット(WTM)への出展及び徳川家康と服部半蔵忍者隊との愛知県のPRについて
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kokusai-kanko/wtmlondon2018aichi.html)

 イギリスで開催されるワールド トラベル マーケットへの出展と徳川家康と服部半蔵忍者隊との愛知県のPRということでございます。
 愛知県では、“Heart” of Japan Technology &Traditionをキャッチワードに、来県者の多いアジアからの誘客に主に取り組んでまいりましたが、欧米などの来県者数が少ないことが課題であります。
 例えばイギリスでは、訪日旅行者に占める割合はですね、全国では31万人で1.1パーセントでありますが、愛知県は255万人のうち8,700人で0.3パーセントということで、あんまり来ていただいていないということでございます。
 こうした中で、2019年のラグビーワールドカップの開催を契機に、ラグビー開催会場を持つ私ども愛知県としては、滞在日数が長く、消費額が大きい欧米などもターゲットとして誘客に取り組む必要があると考えております。
 このため、ラグビー文化が根付いており、2015年のラグビーワールドカップ開催地であったイギリスのロンドンで11月5日から開催予定の、世界182の国・地域から8万人を超える旅行業界関係者が一堂に集まる世界最大規模の旅行見本市「ワールド トラベル マーケット」に出展をし、観光PRを実施することといたしました。欧米市場をターゲットにしたプロモーション活動としては、愛知県初の取組であります。
 現地では、日本政府観光局が設置するジャパンパビリオンの中に愛知県ブースを構えて、訪日旅行に関心が高い現地の旅行会社、情報発信力の高いメディアに対しまして、ラグビーワールドカップの会場となる豊田市を始めとする愛知県の観光の魅力をプレゼンテーション形式で紹介をします。「徳川家康と服部半蔵忍者隊」も参加をし、歴史や武将、自然、食文化など観光資源が豊富な愛知県の認知度向上を図ります。
 そのほか、日本政府観光局(JNTO)主催の観光PRイベントにも参加します。会場では、歴史や武将などを好むイギリスの旅行会社関係者やメディア向けに忍者隊によるPR、地酒の試飲、和菓子の試食を行います。訪日旅行に関心の高い旅行会社やメディア等の訪問も併せて実施をし、旅行商品造成や情報発信の促進を図ってまいります。
 資料、ここにありますように、11月5日から7日までの3日間、ExCel Londonというイギリスのパビリオン、そこでジャパンパビリオンの中に愛知県ブースを作って発信をしていくということでございまして、商談会なども行うということで進めていきたいというふうに思っております。
 これまでね、最初、冒頭申し上げましたが、やはり愛知県は中部国際空港もそうですけれども、アジア、中国、台湾、韓国、香港、インドネシアなど、タイとかね、タイ、ベトナム、東アジア、東南アジアの方が大変多く来ていただいているということなので、そうしたところへの旅行博の出展だとか観光説明会の実施、それからアジアからのですね、そうした旅行業者等々をお招きをしてのですね、商談会などをやってまいりましたが、来年ラグビーワールドカップなので、今回、イギリスをターゲットとしてこうしたですね、PRと商談会をやっていきたいということでございます。全くそういうことだと思います。
 ちなみに私、昨日は豊田市に行って、足助まつりとですね、豊田四郷、猿投ですけどね、四郷の棒の手を拝見してきましたが、ちょうど来年の土曜日が最後、ニュージーランドのオールブラックスの試合なんですね。その土日がそういったお祭りなので、棒の手あり鉄砲ありなのでですね、これはやはりどういう形でPRするか。現地でもいろいろ、何かできませんかね、というふうに言われたので。全くそのとおりだと思いますのでね、是非それはPRがしていければかなというふうに思っておりますのでね、またしっかり組み立てていきたいと思います。
 私からは以上です。

2 質疑応答
(1)イギリスで開催されるワールド トラベル マーケット(WTM)への出展及び徳川家康と服部半蔵忍者隊との愛知県のPRについて
【質問】 イギリスで開催されるワールドトラベルマーケット(WTM)への出展に関連して、愛知県内の企業でイギリスに進出している企業はどれくらいありますか。
【知事】 イギリスへの企業の進出というのは、またそれは部局に聞いてくださいね。
 やはりトヨタ自動車さんがですね、工場を二つですかね、出ておるし、トヨタグループ企業もたくさん、ほぼフルセットで進出しておりますので、そういう意味では、自動車関係を中心にですね、相当多くの企業がイギリスでビジネスを行っているということだと思っております。
 なのでですね、そういう意味で、イギリスがEUから離脱するブレグジッドについてはですね、大変関係者の皆さんね、高い関心を持ってね、注視しているということだと思っております。ですから、ブレグジットがハードランディング、ハードブレグジットになった場合はですね、これは相当厳しいなあと。EUの一員で、人も物も金の移動も自由だということを前提にですね、イギリスでの生産。多くをヨーロッパ大陸に輸出しているという状況ですので。部品もヨーロッパ大陸から障壁なしに来ているという中で、それが後の取決めもできずにハードブレグジットになった場合は、これは相当なかく乱要因になるということだと思います。
 ですから、そうならないようにね、これは注視していきたいというふうに思っておりますが。もちろん関係者はいろんな場面で働き掛けはしていると思いますが、何といってもこれは交渉事なんで、そこの辺はですね、どうも今のままいくと何か時間切れではないかという感じで、非常に憂慮いたしております。
 ただ、何ともいかんともし難いのかもしれません。お互いのメンツがかかっちゃうとですね。そういう意味で大変憂慮している。

(2)外国人労働者の受入れ拡大に向けた関連法の改正案骨子について
【質問】 先週、政府は外国人労働者の受入れ拡大に向けて、出入国管理及び難民認定法等の改正案骨子を提示しました。これまで愛知県は「外国人雇用特区」の提案や全国知事会の「新たな外国人材の受入れプロジェクトチーム」立ち上げなどに取り組んできましたが、今回政府が示した骨子に対してどのように評価しますか。
【知事】 先週ですね、先週の金曜日、12日ですね、外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議にこの出入国管理法等々のですね、改正法案の骨子が提出されたということで、その資料を我々も入手しておりますので、それを見させていただいたということでございますが。
 今、御質問がありましたように、この点につきましてはですね、6月の半ばの骨太の方針で出て以降、直ちに関係各省、各大臣等々に話をさせていただいて、菅官房長官にも直接何度も話をさせていただきましたが、私どもは平成27年11月に外国人材のですね、新たな在留資格について、国家戦略特区で提案をさせていただいております。
 その時に、人手不足感の強い製造業についてですね、我々は県内の各、いろんな産業、企業の皆さんからお話を聞いて、人手不足感の強い製造業を入れてほしいということ、それから、受け入れた外国人材についての生活環境の整備、支援と日本語教育の充実といったことを提案をしてまいりました。
 そういった流れがあるもんですから、今年7月の終わりのですね、全国知事会議でも、私が総会で直接申し上げ、そして8月末、全国知事会のこのプロジェクトチームを開催をし、私がリーダーとなって、その意見集約、取りまとめをさせていただいて、政府、関係閣僚、各省にですね、しっかりと申入れをですね、強くさせていただいたんですが。それも今、申し上げたように、人手不足感が強い様々な産業を、業種を入れてほしいと。6月にこう間5業種と言われてたんで、それではちょっと狭いのではないかということ。実態を踏まえてですね、やってほしいということを強く要請をするとともにですね、特に外国人材の受入れについて、日本語教育、それから生活環境の整備、支援、そうしたことは国が責任を持ってやるべきだということを強く申入れをさせていただきました。
 そういった流れからいたしますと、今回の内容については、特定技能1号・2号、これはそういう制度の仕分ということなんで、これはそういうことかと言って受け止めますが、受入業種については、今後、その実態を踏まえて対処すると、適切に対応するということでありますので、それはしっかりと見守り、注視をしていきたいというふうに思っております。
 是非、現場のですね、現場の実態、人手不足感の強いところ、そういったところを踏まえてですね、対応をしっかりしていただきたいというふうに思います。
 そして、もう一つの大きな柱ですね、生活環境の整備、支援といったことについてはですね、この法案によりますと、受け入れる受入れ機関ですね、受入れ機関に対して支援計画を作って、その計画に基づいて生活環境の支援等々を行うということにとどまっているので、それは制度の下、法律上はそういうことなのかもしれませんが、やはり国としてですね、日本政府としては、やはりしっかりとそういった生活環境の整備、支援、そして日本語教育をしっかりやるということをですね、私はもっともっと前面に出してね、取り組むという決意を示してもらいたいということは、引き続き申し上げていきたいというふうに思っております。
 人材を受け入れることと、やはり生活者、そしてそこで住んで暮らして、そして子供たちもいれば、子供だけじゃなくて大人もそうなんですが、やはり日本社会になじんでいただける、溶け込んでいただけるように日本語教育をしっかりやるということを、私はこれが一番のポイントだと思いますので、それはやはり国がしっかりと責任を果たすということをですね、もっと前に出してもらいたいということを引き続き申し上げていきたいというふうに思っております。
 今回の法案の骨子等々についてはこの臨時国会に出すということでありますから、逆算してスケジュールでこういうことでやってきたと思いますが、是非、更にね、踏み込んで対応してもらいたいということ。それからまた、これから、法律ですから国会で様々な議論があろうと思いますが、様々な角度からですね、いろんな御意見、御議論、声があるのは事実ですから、この際、いろんな御意見、御議論をね、しっかりしていただいて、考えられる論点をね、しっかり干して、そして、より熟度の高い制度として進めていただければいいのではないかというふうに思います。
 我々としては、実際に受入れ対応をする者としてですね、また引き続き注視をしながら、我々として要求事項、要請事項があれば、また適時的確にですね、そのときそのときにしっかりと申し上げていきたいというふうに思っております。

(3)消費税の増税について
【質問】 安倍首相は本日の臨時閣議で、来年10月の消費税率の8パーセントから10パーセントへの引上げについて表明するとみられてます。愛知県も少なからず経済上の影響を受けることが考えられますが、知事の受け止めと必要な景気対策について何か考えがあれば教えてください。
【知事】 消費税をですね、どうしていくかということはですね、これは今日、安倍総理が会見されるという報道が流れておりますので、そういうことで進めていくんだろうと思いますが。
 法律制度としては、来年10月から8パーセントを10パーセントに引き上げるということで決まっていることでありますので、それをどうするかはその時のですね、今のこの政府、政権がですね、やはりしっかり判断をするということではないかというふうに思っております。
 私のね、県というよりも政治家としての考えを申し上げますとね、確かに高齢化が進み、社会保障のですね、要する経費が更に膨らんでいくと。医療、介護、年金含めてですね、更にそして子供、子育て支援等々が更に膨らんでいくということであれば、やはりそれはですね、受益と負担のバランスということで、消費税という大型の間接税について、この財源確保という点でですね、取り組んでいくということはもう、そういう方向だということは、多くの方がそう認識しているのではないかと思います。
 そういう中で、今、足元の景気、日本経済はですね、順調に推移しているんだろうというふうに思っておりますので、そういうことからいたしますと、予定どおりですね、来年10月に実施するということを表明するということは、私はありうべき判断ではないかというふうに思います。逆に言うと、これを更に、また先へ送ってジャンプするとなると、じゃあ一体いつ上げられるんだという話になってくるので。やはり2020年、東京オリンピックが終わりますとね、やはりそこがピーク、ピークアウトするんではないかと、少し下り局面に入るんではないかと言われておりますので、やはりその前の段階でですね、であれば何とか飲み込める、持ちこたえられるのではないかということではないかと思います。
 ですから、今回、この消費税を上げるという、予定どおりですね、予定どおり上げていくという判断は、私はですね、やむを得ないのではないかなと、ありうべき判断だというふうに思っております。
 あわせてですね、今回、今日、安倍総理が表明されるということだと思いますが、その既定路線でですね、予定どおり10パーセントにするということであれば、その上げるときにですね、やはり消費税というのは大型間接税で、全てのですね、取引、消費等々に影響が及びますので、そこはできるだけ影響をなだらかにできるように、ソフトランディングできるようにですね、対策をしていくということも併せて必要だというふうに思います。
 したがってですね、中小企業者への配慮、それから商業、小売商業への配慮、そしてまた大型消費財である自動車や住宅へのですね、そういった配慮といったようなことはですね、来年、1年後ということを考えますと、この年末には全て決めて決着しておかなければいけませんので、年末に向けての税制改正とか予算でですね、そういった方向性を出していくということは、私は必要だというふうに思います。
 今日はこの後、自動車税制のですね、抜本改革について関係団体の皆さんが私のところに御要請に来られますが、毎年自動車の税制についてはですね、見直しをということをですね、自動車ユーザーの負担軽減ということを私ども申し上げておりますので、特にそういった点はですね、しっかりとですね、また今年も申し上げていきたいというふうに思っております。
 そういう意味で、適切なこの対策をですね、講じていくということについて、引き続き物申していきたいというふうに思っております。

(4)愛知県知事選挙の日程の決定について
【質問】 先週、愛知県知事選挙の日程が正式に決まりました。各党、各会派で知事選挙の対応を決めているところ、検討しているところがあると思いますが、どのように受け止めていますか。
【知事】 先週ですね、愛知県選挙管理委員会が開かれて、来年年明けの知事選挙の日程がですね、1月17日告示、2月3日投開票ということで決定をしたということはお聞きをいたしております。またしっかりとそれに向けて取り組んでいければというふうに思っております。
 なお、先週来ですね、先週、いろんな県議会の各会派の皆さんとですね、お話もさせていただきましたが、各会派、各県議団の皆さんがですね、支持、推薦という形のですね、方向で意見集約を進めていただいているということについては、大変感謝したいというふうに思っております。
 もちろん、その出発点が9月27日の県議会本会議での代表質問でありました。自民、新政あいち、そして公明、3会派の県議団の皆さんから御質問いただき、その御質問の中で、これまでの私の県政運営について高い評価をいただいて、その上で、来年の年明け以降はどうするんだという御質問をいただきましたので、そうした高い評価をいただいたことには大変感謝をしたいと、これまでも県議会各会派、県議団の皆さんと一緒に連携をして愛知県政を進めてきましたので、これからもですね、しっかりと進めていきたいということを申し上げさせていただきました。
 それはもう全く、それが全てでありますので、また引き続きですね、連携・協議しながら、県政運営もそうでありますが、年明けのですね、知事選挙に向けての組立てもまた連携・協議をして進めていきたいというふうに思っております。

(5)中日ドラゴンズの新監督に与田剛氏が内定したことについて
【質問】 中日ドラゴンズの監督が与田氏に決まったとの報道がありました。地元の球団ということで今後、期待することなどを聞かせてください。
【知事】 私も応援団の一人としてですね、新しい監督が決まったという報道に接しましてね、是非頑張っていただきたい、新規まき直しでですね、頑張っていただきたいというふうに思っております。
 とにかく6年連続Bクラスというのは大変残念な状況だと思っておりますので。是非ですね、心機一転まき直し、そしてまた、再びですね、かつての強い強いですね、常勝軍団、常勝ドラゴンズに戻っていただきたいということをですね、常に申し上げておりますので、また引き続きですね、そういう期待を持ってエールを送りながら、しっかり引き続きですね、応援をしていきたいというふうに思っております。