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『ワーク・ライフ・バランス』について考えてみよう
リポーター:おくりんこ


 『ワーク・ライフ・バランス』という言葉、聞いたことありますか?
 “ワーク=仕事”と“ライフ=生活”の“バランス=調和”が取れる社会を目指すことで、日本では平成 19年頃から使われだした言葉のようです。以前から少子・高齢化の問題への取組が進められていましたが、今では「子育て」「介護」だけにとらわれず“仕事と生活の調和”の大切さが見直されはじめました。仕事と家庭が両立しやすくなることは、私たちの人生が豊かになるだけでなく、企業にとっても生産性が向上するなど嬉しい相乗効果をもたらすものと受け止められています。
 良いことばかりの『ワーク・ライフ・バランス』についてもっと知りたい、ということで愛知県の労働福祉課でお話を伺ってきました。
 
Q1
おくりんこ
   『ワーク・ライフ・バランス』が大切だと言われますが、何かきっかけの様なことがあったのでしょうか?
 
A1
安藤さん
   まずは、少子化に伴う人口の減少ですね。2005年以降減少が続き、このままだと労働力世代の減少、高齢化が予想されます。一方では若年層の失業率が高いことが経済的自立を妨げることや、労働時間が長時間化することで結婚・出産・子育て等に後ろ向きになる傾向もあり、この問題に拍車をかけています。これまでに「育児・介護休業法」や「次世代育成支援対策推進法」など法律や諸制度は整備されてきましたが、それらの制度を活用していくには職場や同僚たちの理解・協力が欠かせません。
 そこで『ワーク・ライフ・バランス』の背景や必要性などを知ってもらうことが第一歩になると考えています。愛知県では親しみやすく、分かりやすいマンガを使った啓発冊子「しあわせ通りの人々。」を作成しました。
パンフレット
   
Q2
おくりんこ
   『ワーク・ライフ・バランス』で具体的に目指す姿というのはあるのでしょうか?
 
A2
安藤さん
   「仕事と生活の調和憲章」の中で「仕事と生活の調和が実現した社会の姿」として、「就労による経済的自立が可能な社会」「健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会」「多様な働き方・生き方が選択できる社会」を目指すべきだとしています。誰もが意欲と能力を発揮してイキイキと働き、その結果企業と社会が発展していくことにつながるという姿が理想ですね。
 
Q3
おくりんこ
   何だか良いことづくしですね。では、愛知県としてどんなことに取り組んでいるのですか?
 
A3
安藤さん
   大きく2つのことに取り組んでいます。「ワーク・ライフ・バランスの普及推進」と「ファミリー・フレンドリー企業の推進」です。
 1つ目の「普及推進」では、官民一体の取組を進めるため、県内の経済4団体、労働団体、行政機関及び有識者で構成する「あいちワーク・ライフ・バランス推進協議会」を開催し、キャンペーンポスター等を作成したりして『ワーク・ライフ・バランス』の実現に向けた普及活動に努めています。
 2つ目の「ファミリー・フレンドリー企業」とは、仕事と仕事以外の活動とを両立できる様々な制度と職場環境を持ち、ライフステージに応じた多様で柔軟な働き方を従業員が選択できるような取組を行う企業のことを言いますが、そのような企業を「愛知県ファミリー・フレンドリー企業」として登録し、ホームページ等を通じて取組事例を紹介しています。良かったらホームページも見てみてくださいね。
ファミリー・フレンドリー・マーク
愛知県ファミリー・フレンドリー・マーク
     
おくりんこ    取組事例で「ノー残業デーを週1回作る」というのがありました。私の職場でも「スイスイ帰ろう水曜日」の合言葉があります。当たり前のことかと思っていましたが、会社が工夫して私たち従業員を支えてくれていると思うと嬉しいですね。
 
鈴木さん    そうですね。愛知県ファミリーフレンドリー企業も、今では県内の716社が登録されています。(3/25現在)
 各企業が多様な取組を行っていますので、それらを紹介することで何か今後の取組のヒントになっていけば良いと思っています。
   
おくりんこ    ありがとうございました。生活するうえで、仕事をしてお給料を得ることは大切ですが、長時間労働など仕事が重荷になってしまっては何のために働くのか分からなくなってしまいます。昔から「プライベートが充実している人は仕事ができる!」なんて話もありますし、私も『ワーク・ライフ・バランス』を心がけたいと思います。
     
   
ポスター   ポスター
 


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