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自分でできる地震防災対策
リポーター:すやあママ


防災ナマズン
 防災ナマズン
 3月11日14時46分に発生した東日本大震災の影響もあり、地震や津波に対する防災の意識がいつになく高くなっています。
 この地域でも、東海、東南海地震が「いつ起きても不思議でない」と言われています。
 これらの大地震に対して、私たちが持つべき防災意識と用意しておくべき防災対策について、防災局防災危機管理課主任主査の福永さんにお話を伺いました。
 
Q1
すやあママ
   東海大地震が「いつ発生しても不思議でない」と言われているこの地域ですが、愛知県民の防災意識はどのようなレベルなのでしょうか?
 
A1
福永さん
    21年度に行った調査においては、実に95%の方が地震防災に対して関心があり、防災意識は東日本大震災以前から非常に高かったといえます。
 その一方で、家具などの固定をしている方は半数程度しかおらず、残りの半数の方は「面倒だから」、「方法がわからない」、「自分では出来ない」といった理由で実施しておらず、そのあたりをいかに改善していくかが、今後の課題だと思います。
     
Q2
すやあママ
   まず、「家庭において一番にこれだけは!」という防災対策は何でしょうか?
 
A2
福永さん
   私は、やはり「家具の固定」だと思います。まずは、自分の命を守ることが一番と考えるからです。
 
Q3
すやあママ
   固定する道具はホームセンターなどで売られているような物で良いのですか?

L字金具 鎖状金具(チェーン)   紐状金具(ベルト)
 L字金具     鎖状金具(チェーン)     紐状金具(ベルト)
 
 A3
福永さん
    問題ありません。
 洋服ダンスなど大きな家具は固定されている方が比較的多いのですが、ピアノや冷蔵庫などは忘れがちで、これらも固定しておかないと災害時には凶器になってしまいます。
ピアノ   ピアノすべり止め   冷蔵庫固定プレート
ピアノすべり止め器具      冷蔵庫の固定プレート

 できることなら、家中の家具を固定していただきたいのですが、特に寝室は家具のレイアウトをしっかり考え、十分に固定をしてもらわないといけません。なぜなら、寝室は眠るための部屋であり、睡眠中は咄嗟の行動が出来ないので、いざという時の危険度が高いからです。
 ほかにも、玄関先では下駄箱も固定しておかないと、下駄箱に玄関をふさがれてしまい、避難が出来なくなることもあります。
 併せて、無料の木造住宅耐震診断も是非受けてもらいたいです。
 阪神淡路大震災を見てわかるように、地震での死亡原因は圧死が非常に多く、家や家具が倒壊しさえしななければ、かなりの命は助かります。
     
Q4
すやあママ
   木造住宅耐震診断はどこに申し込みをすればよいのでしょうか?
     
A4
福永さん
    お住まいの各市町村の防災担当窓口にお問い合わせ下さい。詳しく教えていただけます。
     
Q5
すやあママ
    必要なものを詰めていくうちに大荷物になってしまいそうな避難袋ですが、どのようなものを入れたら良いのでしょうか?
     
A5
福永さん
   とりあえず一日分の水(目安:1人3リットル)と食料、10円玉などの小銭(携帯電話や公衆電話でカードが使えない可能性があるため)、ラジオ、身分証明書は必ず入れておいて下さい。
 あとは、めがねや常用薬、紙おむつ、ミルクなど個人によってそれぞれに必要なものは違ってきますので、それらを用意して下さい。
チェックリスト
                       「愛知県 防災・減災お役立ちガイド 地震編」から引用

 普段「3日分の水と食料を…」と言われますが、それだけでずいぶんな重さになってしまうので、避難袋とは別に、自宅の倉庫などに備蓄しておいても良いでしょう。自宅が倒壊さえしなければ、自宅で避難生活が出来ますし、後日に食料を取りに帰ることは十分可能です。
 食料は、しばらくはお湯を確保することが難しくなるかもしれませんので、缶詰や水での炊飯が可能なアルファ化米などの火を使わずに食べられるものがお勧めです。
     
Q6
すやあママ
   東日本大震災の後、もしもこの地域に地震が発生した時に、何をどうしたらいいのか不安になるばかりで、結局何もできていませんでした。
 いざという時のために、事前に何かしておいた方が良いことはありますか?
     
A6
福永さん
    まずは、自分が住む地域の避難場所や避難ルートの確認、自宅の各部屋で家具の転倒する心配のない安全な場所の確認を、日ごろからご家族としておいてください。
 この夏休みに、お子さんと「この道はブロック塀が倒れて危ないかもしれないから、別のこの道で避難場所まで行こうね。」とか「公園で遊んでいるときに地震があったらどうしたらいいかな?登下校中ならどうしたらいいかな?」などと話し合い、「我が家の防災マップ」を作ってみるのはいかがでしょうか。
 大人も子供も楽しみながら意識付けできると思います。日ごろからの家族のコミュニケーションが災害時に役立ちます。また、自宅でも結構ですので、ローソクや寝袋でサバイバルの疑似体験をしておくのもお勧めです。
     

福永さん
   愛知県では、東海・東南海地震が連動して発生した際のご自宅周辺の予測震度や液状化の危険度を調べることができる「愛知県防災学習システム」をインターネットで公表していますので、こちらも参考にしてください。
 また、平成23年度は「KIDSぼうさいキャラバン隊」を編成し、県内各地に出向いて、子どもたちに防災について学び、考える機会を作っています。
防災学習システム   ぼうさいキャラバン隊
  あいち防災学習システム    KIDSぼうさいキャラバン隊

      ○愛知県防災局ホームページ:http://www.pref.aichi.jp/bousai/
      ○あいち防災協働社会推進協議会:http://www.pref.aichi.jp/0000003405.html
     

すやあママ
   わかってはいても、なかなかやれていない防災対策。
 今回詳しくお話しを伺ってみて、我が家でもできていない家具の固定や「地震時はどう行動するのか…」といった確認を、子供と一緒にこの夏休みを利用して解決してみようと思いました。
 福永さんがおっしゃった、「状況に応じ、自分を含めて最も人的被害が軽減すると判断される行動をとることが大切です。」という言葉を肝に銘じながら、「いつ起きても不思議でない」と言われている東海、東南海地震に備えたいと思います。

 福永さんお忙しい中ありがとうございました。
                                 ▼お問合せ 愛知県防災危機管理課
                                    052−954−6191(ダイヤルイン)


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