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「あいち はぐみんプラン」 〜子育てにあたたかい愛知の実現をめざして〜
リポーター:ふなる


 みなさんは、「あいち はぐみんプラン」という言葉を見聞きしたことはありますか?
 子育て世代の方なら、子育て応援マスコットの「はぐみん」や毎月19日の「はぐみんデー」を知っていたり、「はぐみんカード」
持っている方もいるでしょう。実は、私も「はぐみんカード」を常にかばんに入れて持っています。

 今回はこの「あいち はぐみんプラン」を中心に、愛知県の子育て支援状況などを子育て支援課の木村さん、教育委員会高等
学校教育課の嶋田さんにお話を伺いました。
はぐみん   はぐみんデー   はぐみんカード
はぐみんカード
はぐみん    はぐみんデー  
 
Q1
ふなる
   まず、「あいち はぐみんプラン」とはどんなものなのか教えてください。
     
A1
木村さん
   愛知県では、安心して子どもを生み育てることができるように平成19年3月に「少子化対策推進条例」を制定し、
少子化対策を推進してきましたが、依然として少子化傾向が続いている状況から、その要因や様々な背景を認識
したうえで、少子化対策の新たな計画として平成22年度から平成26年度までの5年間を計画期間とする
「あいち はぐみんプラン」を平成22年3月に策定しました。
 このプランでは、若者の就学・就職、結婚・妊娠・出産、子育てまで、それぞれのライフステージごとに幅広い
取組を行うこととしています。
 また、その実施に当たっては、市町村との連携を始め、企業、NPOなど「新しい公」を構成する多様な主体との
協働・連携に留意しながら推進していきます。
     
Q2
ふなる
   少子化傾向が継続しているということですが、愛知県における少子化の状況は全国的に見てどうなのですか?
     
A2
木村さん
   平成22年の愛知県の合計特殊出産率は1.52で、平成15年に1.32を記録して以降は、上昇傾向にはあり
ますが、安定的に人口を維持できるといわれている2.07を大きく下回っています。
 なお、平成22年の全国の合計特殊出生率は1.39ですので、本県は全国平均を上回る状況にあり、都道府県別
では、高い方から18番目となっています。
出生数と合計特殊出生率の推移(愛知県)
     
Q3
ふなる
   少子化の進行には、どういったことが原因となっていると考えられますか?
     
 A3
木村さん
   未婚化・晩婚化・夫婦間の子どもの数の減少などが考えられると思います。
     
Q4
ふなる
   平成22年の国勢調査を見ると、愛知県では30歳代前半の男性の約半数、女性の約1/3は独身ですね。
 そして、生涯未婚率は、男性が18.7%となっているのには驚きました。
 愛知県として、少子化進行の原因解消に向けて、どのような対策をしていますか?
     
A4
木村さん
   少子化の進行は、時代とともに結婚に対する考え方が違ってきていたり、社会情勢からの経済的な理由なども
関係していると思います。
 「あいち はぐみんプラン」では、4つの重点目標を掲げて取り組んでいます。
 @  若者の生活基盤の確保
 A  希望する人が子どもを持てる基盤づくり
 B  すべての子ども・子育て家庭への切れ目ない支援
 C  「子どもは社会の希望・未来の力」、地域・社会の子育て力をアップする
     
Q5
ふなる
   それぞれどのような対策を行っているのかを教えてください。
     
A5
木村さん
 
イラスト〈ワーク・ライフ・バランス)
 まず、「@若者の生活基盤の確保」ですが、働くことの意義や家庭の大切さなどに対して
認識の低い若者が増えるとともに、地域や職場での男女の出会いの機会が減少している
状況への対応を実施しています。
 小・中・高を通じて子どもの頃から体験活動を通じた勤労観・職業観の育成と家族観の
育成を目指すキャリア教育を推進し、就労支援については「ヤング・ジョブ・あいち」を活用
し、若者の安定雇用に努めるとともに、職業訓練を行うなど若者の職業的自立に向けた
支援を行っています。
 また、「あいち出会いサポートポータルサイト『あいこんナビ』」を開設し、結婚支援を行って
います。

 次に、「A希望する人が子どもを持てる基盤づくり」ですが、「ワーク・ライフ・バランス」の普及や「ファミリー・
フレンドリー企業」
の登録拡大を通して、働き方の見直しや子育てしやすい職場環境づくりに向けた取組を行って
います。
 また、安心安全な妊娠・出産の確保と不妊治療への支援として、愛知県不妊相談専門センターでの相談事業、
特定不妊治療費助成事業一般不妊治療費助成事業を実施しています。
イラスト(保育)

 また、「Bすべての子ども・子育て家庭への切れ目ない支援」として、
自宅で子どもを育てている家庭への支援体制の整備、潜在的ニーズ
にも対応した保育サービスや放課後対策の拡充に努めています。

 最後に「C『子どもは社会の希望・未来の力』、地域・社会の子育て力をアップする」では、子育ての孤立感・
不安感・負担感を感じる母親を支え、身近で気軽に助け合うことができる環境づくりを進めるなどにより、社会
全体で子どもや子育て家庭を支える取組の強化を行っています。
     
Q6
ふなる
   私も2人の子どもを育児中なので、県がこのような支援を重点目標にしていると知り、大変心強いです。「あいち
はぐみんプラン」の取組に期待しています。
 では、実際のところ策定後の実施状況はどうですか。?
     
 A6
木村さん
    このプランでは、32項目の重点チェック項目について具体的な目標を設けていますが、学識経験者や関係団体
の代表者などからなります「あいち はぐみんプランフォローアップ会議」を毎年度開催し、進捗状況と今後の推進
方策などを話し合っていただいています。
 平成22年度の状況は、計画期間である平成26年度までに、目標に向けて毎年度同じペースで進捗したとする
場合と比べて、その水準より上回っていたり、その水準どおりで推移している重点チェック項目が21項目、そこまで
の水準ではないが、目標に向かって推移しているものが6項目となっていますので、初年度としては概ね順調に
推移しているのではないかと考えています。(22年度進捗状況)
 今後も、引き続き積極的な取組をしていきたいと思っています。
     

ふなる 
 
子育て応援の日ポスター
 県全体で、すべての子ども・子育て家庭への切れ目ない支援をしていこうと
していることがよくわかりました。
 少子化対策というと、保育施設の拡充や経済的な支援など目に見える支援
だけと思われがちですが、生きる力を育むこと全般につながっているのだと
感じました。
 「あいち はぐみんプラン」では、中長期的な視野に立ち、ライフステージに
応じた体系としたプランを作っているところが良いと思いました。
 例えば、子どものころから家族観・職業観を考える機会が設けられて
いれば家庭教育との相乗効果で生きる力や社会性を高められると思い
ます。

 子どもだけ、子育て中の親だけでなく、他の世代の方も行政も学校も地域
社会も企業も・・・と社会全体が協力し合っていければ、とても素敵ですね。
 私も子育てネットワーカーとして地域の子どもたちや親を支援する活動を
しています。「あいち はぐみんプラン」の趣旨同様、今まで以上に支援活動
をしていきたいと思います。
     
    【参考】
○あいち はぐみんプラン:http://www.pref.aichi.jp/0000034356.html

○あいち はぐみんNet:http://www.pref.aichi.jp/kosodate/hagumin/index.html

【用語解説】
合計特殊出生率とは
 15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので、一人の女性が仮にその年次の年齢別出生率で
 一生の間に子どもを産むとした場合の子どもの数に相当します。

生涯未婚率とは
 45歳から49歳まで、50歳から54歳までのそれぞれの未婚率の平均値で、50歳時の未婚率(結婚したことの
無い人の割合)を示したものです。
 生涯を通して未婚である人の割合を示すものではありませんが、50歳で未婚の人は将来的にも結婚する
予定がないと考えることもできることから、生涯独身でいる人がどれくらいいるかを示す統計指標として使われます。 
     
                                         ▼お問合せ 愛知県子育て支援課
                                            052−954−6315(ダイヤルイン)
                                             愛知県教育委員会高等学校教育課
                                            052−954−6787(ダイヤルイン)


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