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食育の推進
リポーター:すやあママ


 平成17年6月に成立しました「食育基本法」には、その目的として「近年における国民の食生活をめぐる環境の変化に伴い、
国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性をはぐくむための食育を推進することが緊要な課題となっていることに
かんがみ…(中略)…食育に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって現在および将来にわたる健康で文化的な国民の
生活と豊かで活力ある社会の実現に寄与する」ことであるとされています。

 また、その前文には、「食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置づけ」、「様々な
経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育」を推進
していくことが必要であると書いてあります。

 と書いてはみましたが、漠然としていて、何の事だかよくわかりません。

 周りに話を聞いても、「食育という言葉は知ってるけどよくわからない。」と言う方や、「食育は、幼児期の子供がいる方だけの
問題でしょ。」と思っている方もおられます。
 その一方で、「子供に食育を教えなくては!」と肩に力の入ってしまっているお母さんなどもいらっしゃいます。

 「結局のところ「食育」って何だろう?」といった疑問を持ちながら、農林水産部食育推進課の小林さんと能嶋さんにお話を
伺ってきました。
 
Q1
すやあママ
   「食育」という言葉を目にするようになって久しいですが、愛知県民の食育に関する関心・意識は高い方ですか?
     
A1
小林さん
 
あいち食育いきいきプラン2015
「あいち食育いきいきプラン」
 県が行っている県政モニター調査で「食育」についての調査を行ったところ、食育に
対して関心がある方は、平成17年度は65%だったのですが、平成22年度には90%
近い方に「関心がある」との回答をいただきました。
 この5年間で「食育」への関心は非常に高くなってきているのですが、その一方で
「バランスのとれた食事の実践」を行っている方の割合を調査すると、実践されている
方は、22年度でも45%しかいませんでした。
 この調査の結果、「食育」について知識としては知っており、また関心はあるのですが、
実際の行動につながっていないという状況が見えてきました。

 そこで、愛知県では、平成23年度に県の「食育推進計画」を見直し、「啓発から実践へ」
をコンセプトとして、県民一人ひとりが主体的に食育を実践するよう、関係者が連携・協力
して取組を進めることとしました。
     
Q2
すやあママ
   具体的にはどんな取組がおこなわれているのですか?
     
A2
能嶋さん
   プランの見直しを行ったところなので、具体的な取組はまだ始まったばかりです。
 現在、行われていることの一つに、「愛知県食育推進ボランティア」の皆さんの活動があります。
 栄養士の資格を有する方や食生活改善推進員の講座を修了した方などに、「食育推進ボランティア」として登録
していただき、県内各地で食育教室などの食育に関する様々な活動を行ってもらっています。23年度末現在で
614名の方が登録しています。
食育推進ボランティア
「食育推進ボランティア」の活動

 他には、子どもたちに向けて、かわいいキャラクター「食まるファイブ」の食育劇を通じて、バランスの良い食事や
朝食を食べる大切さなどを楽しく学んでもらおうという取組も行っています。この食育劇は、昨年度までは県の委託
業者が学校に行って上演していましたが、今年度からは、シナリオや道具を貸し出して、学校側が自分たちで
主体的に上演してもらうことになりました。自分たちで上演して伝えるというのも、実践の一つの形ですよね。
 県では、ホームページ「食育ネットあいち」で、食育に関する疑問・質問や愛知県のいろいろな取組など詳しく紹介
していますので、一度のぞいてみてください。
食育劇「食まるファイブ」    食まるファイブ
食育劇の様子   「食まるファイブ」 
     
Q3
すやあママ
   そもそも、「食育」とはどのような年齢層を対象にしたものなのですか?
     
 A3
小林さん
   食育基本法の前文にもあるように、「子どもたちに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を
及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるもの」ですので、子どもたちに
対する食育は非常に重要なものであると考えています。
 そういった面から、「食育」は子どもだけを対象としたものと思われがちなのですが、実は乳幼児期から高齢期まで、
それぞれのライフステージに応じた食育があり、すべての世代を対象としているものなのです。
 どの年代に行えば大丈夫といったものではなく、生涯にわたって切れ目ない食育を行っていく事が必要であり、大切
なのです。
 【参考】各ライフステージにおける食育のポイント
     
Q4
すやあママ
   何か家庭でできる「食育」はありますか?
     
A4
能嶋さん
 
食育教室
一緒に料理をすることも「食育」です。
 「食育」というと「何か特別なことをしなくては…」と思う方もみえるでしょうが、
普段していることが食育につながっている事が多いのです。
 例えば、一緒に買い物に行って、旬の野菜や魚を選んだり、その材料を
使って料理をしたり、そうしたことを話題に会話をするのも食育なんです。
 「食育」は、毎日の生活に密着しているので、普段何気なくしていることが
食育になっていることも多いのです。あまり難しく考えずに、楽しんで実践して
いただきたいと思います。
 また、地産地消も食育の一つです。食育はエコともつながっているんです。
     

すやあママ
   私自身も子どものいる母親なのですが、「食育」というと何となく構えてしまって、何か特別な事をやらなければ…、
何かためになることを教えなくては…と思ってしまっていました。
 でも、今回のお話をうかがって、「食育」って、実はとっても身近で気軽なものなのではないかという気がしました。
 普段の生活の中で、ほんの少し意識して、子どもたちと一緒に楽しみながら実践してみよう!と思えました。

 今日はありがとうございました。
     
                                          ▼お問合せ 愛知県食育推進課
                                            052−954−6396(ダイヤルイン)


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