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Aiレポート

新緑の季節。犬山散策はいかが…
リポーター:かりん



 新緑が目に鮮やかな季節、名古屋駅から電車に揺られることおよそ30分。愛知県の北端にある
犬山市を訪れてみました。

 今回のお目当ては、ともに国宝に指定されている犬山城と、茶室如庵(じょあん)です。
 いよいよ木々が青々と輝く初夏です。さわやかな気候が心地よいので、城下町からのんびりと
歩いてみました。
本町通りの街並み   旧磯部邸
 本町通りの街並み
雰囲気があります
  旧磯部邸
 名鉄犬山駅の西口を出て、そのまま
直進すると、ほどなくして城下町の
入り口に到着します。
 犬山城へとまっすぐ続く本町通り。
その道の両端には次から次へと
目を引かれるお店が並んでいます。

 文化財に指定されている、江戸時代
から呉服商を営んできた旧磯部邸
など歴史を感じる古い建物から、
ちりめんを使った小物やとんぼ玉など
の伝統工芸のお店、モダンな雰囲気
が感じられる雑貨屋さん、食べ歩きの
五平餅や田楽のお店…。

 昔ながらの城下町と現代的な
雰囲気が程良くミックスされた光景を
視覚で楽しめるだけでなく、どこから
ともなく漂ってくる田楽や五平餅の
味噌の香りに嗅覚も刺激され、ついつい買い食いしてしまいました。そのまたおいしいこと!

 私の食べた五平餅は、柔らかいお餅にくるみの入った甘い味噌が香ばしく、風味がとても豊か
なんです。
 道の向かい側には「まちの放送室」と呼ばれるFM局があり、五平餅を食べながらアットホームな
公開放送を見学することができました。五平餅店のおばさんの話によると、観光に来たお客さんが
飛び入りで収録に参加することもあるのだそうです。
山田五平餅店   コミュニティFM「まちの放送室」
五平餅おいしかったです    「まちの放送局」
見た目ではFM局には見えません

 城下町を抜けるといよいよ国宝、犬山城です。
 1537年に織田信長の叔父、織田与次郎信康によって造られたこの城は彦根城・姫路城・松本城
を含めた国宝4城の中でもっとも古い城なのだそうです。
 戦国時代の戦乱で城主がめまぐるしく変わる不安定さ、明治時代の廃藩置県に基づく廃城、濃尾
震災や伊勢湾台風での被害など様々な苦難がありましたが、そんなものはなんのその、木曽川の
川辺に堂々とそびえ立つその姿には、何とも言えない威厳が感じられました。

 足がすくむような傾斜の急な階段をのぼって天守閣に立ち、吹き抜ける風を感じながら街を
見下ろすと、とても爽快な気分になりました。
 春は桜がきれいだと聞きましたたが、木々が青々と輝く初夏もなかなか見ごたえがあります。
国宝「犬山城」天守閣   犬山城天守閣からの木曽川
国宝 犬山城   天守閣から眺める木曽川

 そして犬山城から東へ5分ほどの場所にもうひとつの国宝、茶室如庵があります。
 これは織田信長の実弟、織田有楽斎(うらくさい)が1618年ごろ京都に建てた茶室で、1972年に
この地に移築されたものです。京都山崎妙喜庵の待庵(たいあん)、大徳寺龍光院の密庵(みったん)
と並ぶ、国宝茶席三名席のひとつなんです。
 鮮やかな緑の葉の隙間からこぼれる光を浴びながら、おいしいお茶とお菓子をいただく時間は、
幸せそのものです。時折吹く風に揺られる木々の音に耳を澄ませ、心静かに景色を楽しんでもらい
たいと思います。

 如庵を囲む有楽苑の庭園も四季折々、すばらしい景色を見せてくれるのだそうです。ここには
無料で案内してくれるガイドさんもいるので、その歴史などについて気軽に尋ねることもできます。
国宝「茶室如庵」
  如庵の庭園
国宝 茶室如庵   如庵の庭園
有楽苑   有楽苑の庭園 
有楽苑    有楽苑の庭園

 当初の予定では犬山城と如庵のみが目的だったのですが、城下町での食べ歩きや建物の見学が
予想以上に楽しくて、夕方までほぼ一日かけてぶらぶらと散策してしまいました。
 家族やカップルで来るのはもちろんのこと、一人でふらっと来ても楽しめる場所です。
 公共交通機関を使う方へのお得なクーポン、駅や観光案内所に置いてあるパンフレット持参の方
への割引もあります。
 他にもキャンペーンやイベントがいろいろと開催されるので、お出かけ前にはぜひインターネットで
検索をしてみてください。楽しみ方が増えると思いますよ。


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