Ai県マガジン

WebマガジンTOP
bS5メニュー Aiレポート Ai県トピックス 愛知県広報番組 あいちの特産品 Ai犬のつぶやき


県政ピックアップ

目指せ!交通事故ゼロの愛知県
リポーター:かりん


愛知県交通安全マスコット「シーベルちゃん」
愛知県交通安全マスコット
シーベルちゃん
 みなさん、愛知県が交通事故の多い県だということを知っていますか。
 非常に悲しいことですが、平成23年の交通事故死者数は全国ワースト1位。今年に入ってからも、
2位(12月13日現在)の北海道を引き離し、ワースト1位をひた走っています。
 注意を怠ったばかりに、大勢の人に悲しみをもたらす交通事故を少しでも減らしていきたい
ですね。
 今月は県民生活部地域安全課の榊原さんに、愛知県で起こっている交通事故の詳しい状況を
伺ってきました。
 
Q1
かりん
 
平成23年交通事故死者数
ワースト5
 1  愛知県 225人 
 2  東京都 215人 
 3  埼玉県 207人 
 4  兵庫県 197人 
 5  大阪府 190人 
 平成23年、愛知県内で起きた交通事故で死亡した人は225人で、これは全国
ワースト1位ということでした。
 過去を見てみても、愛知県は交通死亡事故ワースト上位にずっと入っています。
 なぜ、愛知県ではこんなにも死亡事故が多いのでしょうか。
     
A1
榊原さん
   平成23年度の統計で、愛知県は車両の保有台数が全国1位、道路の総距離が全国3位、運転免許保有人口が
全国4位となっています。
 「車」と「道」と「運転者」が全国的にみて多いということは、それだけ交通事故につながるリスクも高くなります。
 加えて、愛知県内では、自家用車依存度が他の大都市圏と比較して非常に高いということも、交通事故が起きる
原因の一つになっていると考えられます。
     
Q2
かりん
   愛知県内で発生している交通事故は、具体的にはどういった事故が多いのでしょうか。
 また、交通事故を防ぐために、私たちが気をつけるべきことを教えてください。
     
A2
榊原さん
   平成23年、愛知県で起きた死亡事故のうち、52.3%は交差点で発生しています。交差点での死亡事故の
割合の全国平均が35.7%であることからすると、愛知県は交差点での事故の比率が非常に高いことが特徴で
あると言えます。
 また第一原因(交通事故の主たる原因)別には、約8割の交通事故が運転者側に原因があるものでした。
 交通事故を防ぐためには、運転者側は、特に歩行者を見かけたら、十分すぎるくらいに気を配り、思いやりのある
運転を心がけてほしいと思います。
様々な反射材
様々な反射材があります
 歩行者にも、横断歩道を渡る時に手を挙げて渡るようにする『ハンド・アップ運動』
を実行したり、暗くなったら反射材を着用するなど、自分の存在を目立たせるように
してもらいたいです。
 こうした細かいことの積み重ねが、交通事故の減少につながっていくのでは
ないかと思います。
     
Q3
かりん
   愛知県での交通死亡事故は、高齢者の被害が多いということも特徴的だそうですが、運転者側で気をつけるべき
こと、高齢者側として気をつけるべきことを教えてください。
     
 A3
榊原さん
   愛知県では、平成23年の交通死亡事故のうち、65歳以上の高齢者の事故が約半数を占めています。
 その高齢者のうち、歩行中・自転車乗車中に亡くなった方の約6割が、なんと自宅から500m以内の比較的
慣れた道で事故に遭っているのです。
 運転者は高齢者が歩いているところを見かけたら、まずいつも以上に速度を抑えて、高齢者の動きに気をつけて
ください。
 また、高齢者側も自宅周辺の慣れた道だからといって油断せず、しっかりと安全確認を徹底しましょう。
     
Q4
かりん
   交通事故を減らすために、県としてどんな取組をしているのか教えてください。
     
A4
榊原さん
   県としては、さまざまな取組を行って、交通安全意識の啓発に努めています。

 まず、先ほどお答えした交差点での事故が多いというお話と関連して、『交差点事故防止出張講座』について紹介
したいと思います。
 これは、学校や老人クラブなどで開催される交通安全教室などに県職員が出向いて、道路横断が疑似体験できる
シミュレータ「わたりジョーズくん」を使って、安全な道路横断について学んでいただいています。
 道路の横断といった普段日常の中で何気なくしていることですが、「客観的に自分の横断を見て、前ばかり見て
いて、左右の安全確認ができていなかった」、「普段気づかない点に気づくことができてよかった」など、参加された
方からは、やってみて良かったという感想をいただいています。
 今年度からの新しい取組として、歩行者だけでなく、自転車版のシミュレータも用意しています。最近では、
自転車が加害者となる交通事故も増えてきていますので、そうした意味でも、どんどん利用が増えていけば良いと
思います。
 どちらのシミュレータも、電源が使用できる会場を用意し、参加者を募集していただければ、機材を持って伺います
ので、ぜひ多くの方にご活用していただきたいです。
交差点横断シミュレータ   自転車シミュレータ
交差点横断シミュレータ   自転車シミュレータ 

 他には、今年度からの取組としては、『交通死亡事故多発警報制度』を導入しました。
 これは、交通事故死者数が多いことを広く発信して、県民の皆さんへの交通事故への注意喚起をすることで、
交通事故の抑止を図るのが目的で、制度発足以降、既に5回も発令されています。
 発令後も交通事故死者数の増加に歯止めがかからなかったため、10月4日には、更に一つ上の段階である
『交通死亡事故多発緊急事態宣言』を発令し、現在も継続して発令されています。
     
Q5
かりん
   最後に県民のみなさまに向けて一言お願いします。
     
A5
榊原さん
   この年末の時期は日が落ちて暗くなる時間も早まり、忘年会などで気が緩んだ状態で夜に出歩く方も多くなること
もあり、交通事故の起こりやすい時期の一つです。
 一人一人が、交通事故を自分や家族にも起こりうる身近な問題として捉え、悲惨な事故を起こさないように、また
遭わないように安全運転、安全行動に努めていただきたいと思います。
     

かりん
   今日のお話を通じて、県民の一人ひとりが交通安全の意識を高めることで、交通事故の件数や死者数を減らして、
全国ワースト1位を返上し、加害者も被害者も、交通事故で悲しむ人が一人でも少なくなるとよいのに、と感じました。
 みんなが交通安全や交通事故を自分自身の問題として考えて、交通事故の無い愛知県を目指しましょう!

 今日はありがとうございました。
     
                                          ▼お問合せ 愛知県地域安全課
                                            052−954−6177(ダイヤルイン)


(C)2009 Aichi Prefecture All Rights Reserved.