子どもを育てたい

パパに伝えたいコーナーママの本音

母親が、父親の子育て参加について、どのくらい満足をしているかインターネットアンケートを行いました。「とても満足している」は11.7%、「まあ満足している」は43.7%、「どちらともいえない」は17.2%、「あまり満足していない」は19.4%、「全く満足していない」は8.1%という結果になりました。

では、実際にママがどのように思っているのか、ママの本音をご紹介します。

アンケートグラフ

子育ての参加について

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  • 自分から何か手伝うことがないか聞いてほしいな。(40代 パート・アルバイト)
  • もっと自信を持って欲しい。全てにおいて。俺じゃ無理かなぁ?とか俺できるかなぁ?じゃなくて、俺でもやってみる!とか俺でもできる!って自信を持って、もっと子育てをやってほしいな。(30代 専業主婦)
  • 子どもを私が叱った時、子どもへのフォローと私へのフォローを自分から積極的に行って欲しい。われ関せずの態度を取られると、子育てに対して側にいても孤独を感じるから。(40代 専業主婦)
  • 子育てに関して手伝うという意識ではダメで自分がやるという気持ちが大事。子供が小さいと授乳等(母乳なら)母親でなくてできない事もありますが、それ以外は(家事とか)自分もやるという気持ちを持ってほしいです。(30代 会社員)
  • ちょっとした頼み事を頼んだ時にいやな顔をしないでほしいです。(20代 専業主婦)
  • 少しでも早く仕事を終わって子供に「会いたかったー!」って雰囲気で帰ってきてほしい。久々に早く仕事終わってたら寄り道しないで、家に帰ってきてお風呂入れるのを手伝ったり寝かしつけを手伝ってくれると嬉しい。(20代 専業主婦)
  • 子供中心で動いてほしい。母親は父親に対してストレスを感じることもあります。父親は自分のやりたいときにやりたいだけ好きな時間を使えるけど母親はやりたくても思うように進まないことが多いので、もっと手伝ってほしいな。(30代 専業主婦)
  • 仕事で仕方ないのかもしれないけど、私は育児で飲み会に行けないのに、飲み会が続いたり飲み会で終電で帰宅されるとイライラしてしまいます。出来るだけ早く帰ってくるなど少しでも育児に協力してほしいな。(20代 専業主婦)
  • 家事も子育ても女がやって当たり前ではないと思います。家事にしろ子育てにしろ、わからないことは女も同じ。だから一緒になってやってほしいし、悩んでほしい。(20代 会社員)
  • 毎日仕事で帰りが遅いので、少しでも早く帰れるようにして子どものお風呂を入れてほしいな。子どもと一緒に遊ぶのはいいことだけど、使ったおもちゃなどの散らかしっぱなしはやめてほしいです。(30代 専業主婦)
  • テレビやネットに夢中になってないで、こどもが早く寝られるように、お風呂に入れたり、歯を磨いたり、ドライヤーをかけて欲しい。もっと、こどもに関心を持って欲しい。(30代 パート・アルバイト)
  • 家族みんなで出掛ける時に、準備する物を把握して協力してほしい。話している時に返事だけではなく、しっかり内容を聞いて欲しい。話し合いたい。(20代 専業主婦)
  • 仕事が忙しく子供とふれあう時間がないのが残念です。休みをとるのは大変だとは思うのだけど、幼稚園の保育参観などちょっとした時に来てもらうと子供はとても喜び特別感を感じてもらえると思う。(30代 専業主婦)
  • 子供ともっと触れ合いを持ってほしい。子供が「パパ、遊んで」と言っても「疲れてるから無理」とスマホばかり構っている。だから、子供は何をしててもママのところに「やって」とお願いに来る。頼みごとをすると第一声が「えっ、俺が?」って言う。もっと愛情を注いでほしいな。(30代 専業主婦)
  • トイレトレーニング中なので、パパにもトイレに誘うなどもっと積極的に働きかけてほしいです。(30代 専業主婦)
  • 仕事で忙しいのは分かるけど、休みの日くらいはもっと子供と接してほしい。また、まだ子供が生まれた自覚がないのか金銭感覚がずれているのでなおしてほしいです。(20代 専業主婦)
  • 仕事から帰ってきたら抱っこしたり遊んだりしてほしいな。
    おむつを一度も替えたことがないから替えてほしいな。
    仕事終わったらすぐに帰ってきてほしいな。
    子供の名前を呼んでほしいな。
    たまには家事を手伝ってほしいな。(20代 専業主婦)
  • 自分が頼まないと動かない受け身な育児じゃなくて、積極的に参加して欲しい。「子供がうんちしたよ」とわざわざ教えにくるのではなく、自分で替えてくれればいいのに。「子供を見てて」は「眺めてて」じゃないです。危ないことしてたら止めて、構ってほしそうなら遊んであげてほしい。(20代 専業主婦)
  • 子供が泣いていたら寝かしたままあやして泣き止まなかったら、すぐに抱っこしてあげてほしい。少しあやして泣き止まなくて諦めずに子供が何を思って泣いているのか理解しようとして泣き止ませる努力をしてほしい。夫が休みの日はたまにでいいから朝から夜まで子供の面倒を見てもらって1日ゆっくりしたい。休日は子供を散歩に連れて行ったりして少しでもいいから協力してほしい。(20代 専業主婦)
  • 週末の野球参加の送り迎えや活動に参加して欲しい。(40代 会社員)
  • 家事を私がしている間は子どもたちを見ていて欲しい、遊んであげて欲しい。本を読んであげて欲しい。(20代 専業主婦)
  • 子供の学校の行事や、学校の勉強について関心を持ってほしいと思います。会社の休日に授業公開日などがうまく合った日などは、学校に行き子供の様子などを見てもらえるとありがたいです。(40代 専業主婦)
  • 夜泣きの時、見て見ないふりをしないでほしい。こちらが口に出さなくても、察してほしい。リフレッシュできるように休日は子供の世話を引き受けてくれると助かります。(30代 パート・アルバイト)
  • 日々仕事で日中の育児は私中心になりストレスや疲れでヘトヘトになっていることに気付いてくれるのは嬉しいが、休みの日に完全に2人きりになったことがなく、見てくれるといっても一緒に過ごすだけで夫はテレビや漫画を見たりなど子供と一緒に遊ぶ、触れ合うといったことをしてくれない。もっと子供とスキンシップをとってほしい。(20代 専業主婦)
  • 夜は夕飯の準備や片付けがあるので、子供をお風呂に入れてほしい。休みの日に朝早く遊びに行く時、私はお弁当の準備、自分の準備(化粧など)、子供の身支度、全部やらなくてはならず、準備が大変なので、子供の身支度を手伝ってほしい。(40代 専業主婦)
  • 自分(夫)から進んで子供に話しかけたり、笑いかけたり遊んであげて欲しい。週に一回くらいはお風呂に子供と一緒に入ってほしい。その理由の中に『たまにはゆっくり湯舟につかりな』と言う意味を込めてほしい。2~3ヶ月に一回は、息抜きしておいでと夫自ら進んで子供の世話を半日でいいからしてほしい。(20代 専業主婦)
  • 自分が行きたくない所でも、少しは家族に合わせて楽しいふりでいいので、機嫌良くしていてほしい。つまらないと、あくびをしたり、無表情になったり、つまらないアピール止めてほしい。(30代 専業主婦)
  • 自分が家事をやっているときは、テレビ等見ずに子供と遊んでほしい。子供がママと遊びたがったら、代わりに家事をやってほしい。(30代 専業主婦)
  • 子どものタイムスケジュールを把握してほしい。ご飯、お昼寝、お風呂、遊びなど。忙しい時間帯に進んで手伝ってくれたり、気にかけてもらえるだけでも嬉しい。(20代 専業主婦)
  • 家事や育児を一緒にしてほしいです。手伝うのではなく。家の事や子育ては母親一人でするものではないと思います。出来る事をやる事を自分で探してする。時間がなくても子どもとふれあう時間を少しでも作ってほしいな。(30代 専業主婦)
  • 家事を分担してほしい。どんなに仕事が大変でも、自分のことだけではなく、手伝ってほしいです。(30代 専業主婦)
  • 自分が家事をやっているときは、テレビ等見ずに子供と遊んでほしい。子供がママと遊びたがったら、代わりに家事をやってほしい。(30代 専業主婦)
  • 子どものタイムスケジュールを把握してほしい。ご飯、お昼寝、お風呂、遊びなど。 忙しい時間帯に進んで手伝ってくれたり、気にかけてもらえるだけでも嬉しい。(20代 専業主婦)
  • 家事や育児を一緒にしてほしいです。手伝うのではなく。家の事や子育ては母親一人でするものではないと思います。出来る事をやる事を自分で探してする。時間がなくても子どもとふれあう時間を少しでも作ってほしいな。(30代 専業主婦)
  • 家事を分担してほしい。どんなに仕事が大変でも、自分のことだけではなく、手伝ってほしいです。(40代 専業主婦)

子どものしつけについて

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  • お金の使い方をもっと、節約するしつけをしてほしいです。(30代 パート・アルバイト)
  • ちゃんとしかる事をしてほしい。どの程度は良くて、悪いのか、私と合わせてしかってほしいです。(30代 専業主婦)
  • 主人より私の方が子どもと接している時間が長いので、なにかと私が子どもを叱ることが多いです。でも子どもには逃げ場が必要だと夫婦で思っているので、子どもが叱られて落ち込んでいるときは主人が子どもをフォローする役をかってくれるので、とても助かっています。両親が2人とも厳しいと子どもの息が詰まってしまいますが、どちらかが叱っているときは、もう一方が優しく慰めてくれると、子どもが安心すると思います。(40代 パート・アルバイト)
  • 面倒見はかなりよくて助かっているが、子供が女の子三人なので、ご飯を食べるときのマナー(肘をつかない、くちゃくちゃ音をたてないなど)を気を付けてほしい。(30代 専業主婦)
  • 食事を食べるのを手伝ってあげてほしい。子供たちが食べ終わるまでは食卓にいてほしい。(20代 専業主婦)
  • 子どもを怒ってばかりいないでほしい。2人くらい1度に面倒見て欲しい。(40代 専業主婦)
  • 子どもが欲しがるだけ食べ物を与えるのをやめて欲しい。(40代 専業主婦)
  • 仕事で平日はいない日が多く、子供と接するのは土日が多い。父親がだらしなく、出したものは出しっぱなしにするので、子供がそれを真似をし、父親もそれに対して注意できない。2人そろって部屋を散らかすので、もっときちんとして欲しい。(30代 専業主婦)
  • 子供が悪いときには叱って、良いときには誉めるというようなメリハリがほしい。自分の気分で叱ったり、甘やかしたりしないでほしいです。(40代 専業主婦)
  • 子供との会話を楽しんでほしい。子供にはゲームは時間を決めてやらせているが、夫は、好きな時に好きな時間やっている。(30代 専業主婦)
  • 言葉使いや食事の姿勢が悪いのが、子どもに影響してると思うので子供の前では、きちんとしてほしいな。(30代 専業主婦)
  • 教育に熱心になるのはとても有難いと思っている。しかし、どうしても熱が入り過ぎてしまうことがある。他人の子供に教えるような感覚を是非持ってもらいたいです。難しいとは思うが、頭に血が上りそうな時は自分を客観視できるようにひと呼吸おいてもらいたいと思う。(30代 専業主婦)

子どもと遊びについて

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  • 子どもと遊んでいる場合に危ない箇所や、危ない遊び方をしていて、子どもが転けたりぶつけたりして泣く事が多い。一旦泣いてしまうと、ママでしかご機嫌が治らない為、ママの仕事が増える。短時間で終わる仕事でも、子どもの用事が優先される為、長時間掛かる事が多い。その途中で中断するストレスがたまり、イライラしてしまうのを理解して欲しい。(30代 専業主婦)
  • 体を動かす遊びは、母親では限界があるので、アウトドア系は父親が関わってくれると、いつもと違った遊びが出来て子供も喜ぶと思う。(30代 専業主婦)
  • 子供のやりたい事、遊びたい事を優先して子供の意見を尊重してくれるのは、とてもありがたいことですが、自ら今度はあそこへ行こうとか、こんなことやってるところがあるからやってみようとか、もう少し発信してもらえると嬉しいです。 (40代 パート・アルバイト)
  • 男親ならではの接し方をして欲しいと思います。公園でサッカーや野球をしたり、体を使った遊びを子供として欲しいです。(40代 専業主婦)

子どもの世話について

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  • 育児について、母親の方がいろいろ知識があるのに、いろいろ知らないだろうと思って上から目線で言わないでほしいです。(30代 専業主婦)
  • 子供のファッションに気を使ってほしい。天候に合わせて調節できる服にしてほしいな。(30代 会社員)
  • 自分のことを優先せずに、子供のことを一番にしてほしい。食事も食べさせてくれるのはいいが、途中から自分が食べるのを優先し、子供の口に入れるのを怠ったり、早すぎたりと、子供は大人よりゆっくりということを忘れないでほしいな。(20代 専業主婦)
  • (30代 専業主婦)
  • 子供との会話を子供目線でしてほしい。自分も子供になったかのように遊んでほしい。(20代 専業主婦)
  • オムツ変えはしてくれるのだが、代える時にウンチだと分かると逃げるのでウンチでもきちんと変えてほしい。嫌々ウンチを変えてるためか拭きが甘く次に変える時にウンチがまだついていることが多い。かぶれてしまうので子供の為にきちんとやってほしい。飲み物を入れたコップを子供の手の届くところに置きっぱなしにし、子供がこぼすと怒る。怒る前に子供の手の届くところに物を置かない様に注意してくれると嬉しいな。(20代 専業主婦)
  • 娘があまりに泣いていると、苛々しだして怒る傾向がある。まだ生後半年の娘に怒っても余計に泣くだけなので、もう少し優しく接してほしいな。(20代 専業主婦)
  • 子育てのアドバイスをくれるのはいいが、私のやり方のダメだしはやめてほしいな。(40代 専業主婦)
  • 子育てのの仕方など自分のやりたいようにやるのでもう少し妻に相談したり聞いたりしてほしい。子供に対しての怒り方や言葉などをもう少し考えながらやってほしい。(30代 パート・アルバイト)
  • 見てくれるのはとてもありがたいが、育児について、インターネットの情報を信じすぎて臨機応変に対応ができない。私がすることに文句を言い、思い通りな育児ができない。最近では40度の熱がでて子供がぐったりして食事もできないというのに、寝ればなおる、熱は上がり切らないといけない。など・・・。大喧嘩になってしまいました。(20代 自営業)
  • 兄弟喧嘩していてもまったく気にせず、仲裁もしないでいるので声だけでもかけて欲しいな。(30代 パート・アルバイト)
  • 高圧的な物の言い方で子どもを萎縮させるようなやり方にしないでほしいな。(30代 会社員)
  • 娘を寝かしつけているときや寝た後など、子どもの為にテレビの音量を下げたりしてほしいな。遊んだおもちゃの片付けとか手伝ってほしいな。(30代 公務員)
  • パパが子育てに参加する時は、ママとコミュニケーションを取ってほしいです。やっておいたよと先回りして手伝ってくれるのは有り難いですが、やり方にコツがあったり、気をつけてほしいことがあったりと、実はこうしてほしかったという事もあります。コミュニケーションをとってくれると、先にこうしてほしいと要望を伝えられるので嬉しいです。(30代 専業主婦)

ママへの思いやり

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  • 夜泣きがひどい時期は体力が辛くなるので、父親は夜更かし(深夜テレビを見たりネットをする)しないで速く寝て、限界が来た時に代わってくれると助かります。(30代 専業主婦)
  • 仕事をしてて育児休業中で、出産してから家から出れない生活に慣れず、実際に私が産後うつになってしまいました。本当に言葉一つ一つに敏感になって、もうちょっと優しく言ってくれればいいのに…って何度もありました。旦那さんには「産後うつだからね~」みたいに軽く言ってきたりで疲れちゃいました。言葉一つが本当に大切なんだなぁって思いました。(30代 パート・アルバイト)
  • 何ができるわけではないから、いつもありがとうとか優しい言葉をかけて欲しい。(30代 専業主婦)
  • とにかく話を聞いてくれることが一番うれしいです。仕事などで忙しいとは思いますが、子どもの様子や悩み、時には愚痴など、優しく聞いてくれれば気持ちが救われることが多いと思います。(40代 専業主婦)
  • 産後は精神的にも体力的にもかなり参っています。簡単でいいので、優しい言葉をかけてほしいな。(20代 専業主婦)
  • 話し合う時間を持つことをお互いに心がける事が大切だと思います。穏やかに話せない場合であっても話し合う中で穏やかな心になっていくことも多いと思います。父親の子育ては、いつも子供と直面している母親の心を受け止める事も大きな役割だと思います。(40代 専業主婦)
  • いろいろ手伝ってもらえるのはうれしいが、本当は私のことをもう少し気づいてほしい。気にかけてほしい。疲れると私の機嫌が悪くなるから、手伝う。そうではなくて、一言、「ありがとう」「いつもがんばってくれてるね」って言ってくれるだけで、とても嬉しいです。(30代 専業主婦)

その他

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  • 主人が休みの日には、子供達に朝食を作ってくれます。仕事が終わるとどこにも立ち寄らず。まっすぐ帰って来て、一緒に夕食を食べ、お風呂から出ると、じゃんけんをしたり、ふざけながら、子供達とお菓子の取り合いの様なゲームをし、休みの日にはほとんど一緒にドライブで、買い物、ゲームセンターに行ったり、公園に連れて行ったり、子供3人を楽しんで子育てしています。生まれたての赤ちゃんが好きで、新生児が抱きたいと言う、子供が好きな人ですが、厳しくしつけもきちんとしています。父親として、かなり子育てに協力していると思います。すべて主人に相談します。(40代 パート・アルバイト)
  • 父親がというより、父親の会社に率先して育休などをとらせる方針があればうれしい。また国策としてが共働きをすすめているけれど、日本はフルタイム勤務の場合、深夜までの残業当たり前ですし、睡眠時間も少なく、まずは父親の働きかたから変えてほしい。(40代 パートアルバイト)
  • 遊びに行くのはいいが、夜ご飯いる、いらないの連絡はしっかりしてもらいたい。1歳位の子が居るとご飯を作るのも大変なのでなるべく作る時間にはいて欲しいな。(20代 専業主婦)
まとめ

パパへ、ママへ!

妻と夫は違う生き物。だけど、歩み寄りも必要ですよ

パパとママの本音ばかりのアンケート、いかがでしたか。
妻は夫に「休日ぐらい、私が言わなくても家事や育児を手伝ってよ」、夫は妻に「具体的に何をしてほしいか頼んでよ」という内容も多く、同じ空間で生活しているパートナーに対して「私と同じように思っているよね」「わかってるはずだよね」と思いこんでしまうのだということがうかがえます。家族なんだからという期待があるからこそ、そうではなかった時にストレスや怒りが生まれるもの。ですから「家族であっても、価値観や考え方が違っていて当たり前」とまず自分の中での前提を持つことが大切です。性差や育った環境の違いなどがある中で、すべてを同じ方向へ向けようと思うほうが困難です。最初から、さほど期待していない方が、受け止める側はラクになれるでしょう。
でも、ここにあえて厳しい本音を掲載したのは、お互いをもっと知ってほしいから。この中の意見を参考にして、「これからは子どもを外で遊ばせたりして妻の負担を軽くしよう」「これからは夫に、してほしい家事について具体的に伝えてみよう」と、いつもと違った行動を起こしてもらえたらうれしいです。
お互いの違いも受け止めながら、もっと素敵なパートナーになれるといいですね。

パパへ!

妻への「共感」

日中ひとりで育児をしている母親にとって、ストレスを発散できるのは、心を許せる身内や友人との会話だったりします。でも、それを聞くアナタは妻に対してつい「それは…なんじゃない?」と口をはさんだりしていませんか?コミュニケーションとは、話すより「聴く」ことが大切と言われています。「そうなんだね」と耳を傾けてもらうだけで、ほっと心が軽くなる。妻が求めているのはたったそれだけのことなのに、意見を求められているつもりでいる夫は、あれやこれやと自論を展開。これでは、妻のストレスはますます強くなるばかりです。聴くというのは「評価をしないで耳を傾ける」ということ。いい悪いのジャッジはいらないのです。
そして、相手の意見を無理に変えようとするのはうまくいかないことが多いです。「君はそう感じるんだね」とまず受け止めると心のゆとりが生まれ、相手の心の中にも、あなたの意見を聞いてみようと心を開くようになります。
「でもそれは…」とどうしても言いたくなった時は、ぐっとこらえて、相手の言葉をそのまま繰り返してみましょう。これは、妻にも子どもにも、そして仕事先でも使えるコミュニケーションのテクニック。まずは妻の心をほぐして実践トレーニングをしてみてください。あなたが変われば、周囲の反応も変わることを実感するはずですよ。