愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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東之宮古墳(ひがしのみやこふん)

分類 国指定
種別 史跡
所在地 犬山市犬山北白山平7
所有者等 東之宮社・犬山市
指定(登録)年 昭和50年(1975)
時代 古墳

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東之宮古墳

東之宮古墳

犬山市街の北東、木曽川左岸のいわゆる愛岐丘陵の北西端に位置する古墳である。標高135mの丘陵最先端部に造営され、尾張平野を一望のもとにおさめるという古式古墳の典型的な占地形態をもっている。尾張最古の古墳といわれ、昭和48年(1973)盗掘坑が発見され、犬山市教育委員会によって発掘調査が行われたところ、三角縁神獣鏡をはじめとする鏡11面、碧玉製鍬形石、車輪石、石釧のセット、合子、玉類、鉄器類を副葬した竪穴式石室が検出された。4世紀初頭の造営になる前方後方墳と推定される。割石小口積の竪穴石室内では、割竹形木棺を安置し、石室内部全面を朱彩し、天井石を置いたあと粘土をぎっしり巻いていたという。平成17年(2005)~平成19年(2007)にかけて、史跡整備のため墳丘部分の発掘調査が犬山市教育委員会によって実施され、墳丘をめぐって葺石が二段にめぐらされていること、北東側のくびれ部には方形の石組み区画があること、墳丘全体が盛土成形の前方後方墳であることが判明した。全長78m、後方部一辺47m、高さ8m、前方部幅43m、高さ6mの規模をほこる。なお出土品は、すべて重要文化財の指定を受け、京都国立博物館に保管されている。

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