愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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断夫山古墳(だんぷさんこふん)

分類 国指定
種別 史跡
所在地 名古屋市熱田区旗屋1-10
所有者等 愛知県
指定(登録)年 昭和62年(1987)
時代 古墳中~後期

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断夫山古墳

断夫山古墳

断夫山古墳は、熱田台地南西端の標高約10mに立地する。全長約150mで、東海地方最大の前方後円墳であり、後円部径約80m、高さ13m、前方部幅は約120m、高さ16mを測る。発達した前方部に特徴がある。墳丘は3段築成で、墳丘西側には方形の造出部がある。本古墳は、古来「日本武尊」伝承による宮簀媛命の墓として伝えられ、熱田社の神域として保護されてきた。戦後の戦災復興事業の中で、愛知県の管理する「神宮西公園」の中に取り込まれ、都市公園として保存されてきた。正式な土地換地が行われた段階で国史跡指定となった。墳丘は前方部南東端に封土の崩落があるほかはほぼ完存している。周溝は埋め立てられ改変されているが、明治年間の地積図には、明瞭に周溝の痕跡が認められる。造出部で須恵器の出土が報告されていたり、須恵質円筒埴輪が表採されており、これら出土品の年代は6世紀前半の特徴をもつ。本古墳の築造年代もその時期とみられ、この頃活躍する尾張連氏に関係する墳墓とみられている。

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