愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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壱町田湿地植物群落(いっちょうだしっちしょくぶつぐんらく)

分類 県指定
種別 天然記念物
所在地 武豊町壱町田
所有者等 武豊町
指定(登録)年 昭和59年 (1984)
壱町田湿地植物群落

壱町田湿地植物群落

■詳細解説

本湿地は低山丘陵地にある低層湿地で、泥炭層のほとんどない砂礫地の湿地で、寒地性・暖地性の植物が混生している。そのうち、特にシロバナナガバノイシモチソウは、環境変化に鋭敏な植物で、東海地方では現存する唯一の確実な自生地である。また、日本では東海地方だけに分布し、しかも他ではごく少ないヒメミミカキグサが多く生育しており、その他にも食虫植物が5種、日本固有種で伊勢湾・三河湾の北部に面する湿地にしかないシラタマホシクサ、温帯性で平地には稀なイワショウブも混生する貴重な湿地植物群落である。
なお、愛知県内とその周辺及び兵庫県の一部にのみ生息し、西尾市で県指定になっているヒメタイコウチも生息する、小面積ながら生物学的に稀に見る代表的な湿地である。

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