愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

トップページへ戻る

国府宮の儺追祭【こうのみやのなおいまつり】

分類 県指定
種別 無形民俗文化財
所在地 稲沢市国府宮
開催日 旧暦正月13・14日
所有者等 国府宮鉄鉾会
指定(登録)年 昭和59年(1984)
国府宮の儺追祭

尾張大國霊(おおくにたま)神社(国府宮)で行われる儺追祭(通称、はだか祭)は、旧暦正月2日の「標柱建式(しめばしらたてしき)」に始まり、同日「儺負人(なおいにん)(神男(しんおとこ))」が選ばれる。神男は同10日から3日3晩、儺追殿に籠もる。13日、近隣各地区から儺追笹をかかげた数千人のはだか男が参集し、笹を奉納して神男の登場を待つ。午後3時過ぎに神男は、はだか男の群れに現われると、厄除のため神男に触れようと、はだか男たちが激しくもみ合う。神男ははだか男たちに揉まれながら儺追殿に入るとこの日の行事は終わる。翌14日の午前3時には夜儺追神事が行われる。神男は神灰(前年の礫(つぶて)を焼いたもの)を搗きこんだ土餅(つちもち)と人形を背負わされ、その人形の紙燭に火を点すと、参拝者から桃と柳の小枝で作られた礫を投げられて境外へ追い出される。その途中で土餅を捨て、捨てられた土餅は神職の手によりその場に埋められる。17日の悪疫退散・産業繁栄を祈念する的射神事で祭りは終わる。
儺追祭の起源は古く、称徳(しょうとく)天皇の勅命により悪疫退散の祈祷が全国各地の国分寺で行なわれた際、尾張国司が総社の当神社において祈願したのに始まると伝えられている。

前へ戻る