愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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木造阿弥陀如来及び両脇侍像(もくぞうあみだにょらいおよびりょうわきじぞう)

分類 県指定
種別 彫刻
所在地 吉良町饗庭
所有者等 金蓮寺
指定(登録)年 昭和30年(1955年)
時代 鎌倉(中尊)、江戸(両脇侍)

高さ阿弥陀如来80cm、観音79.4cm、勢至80.4cm。桧材、寄木造(よせぎづくり)、漆箔(しっぱく)、玉眼(ぎょくがん)。
本像は、金蓮寺弥陀堂(こんれんじみだどう)内に本尊として安置される。
堂は文治年間に源頼朝が安達藤九郎盛長に命じ、三河七御堂の一つとして建立したものと伝えられる。中尊もその頃に造立されたものであろう。安定した容姿から鎌倉彫刻とされるが、面相にはやや形式化がみられる。
両脇侍像は、特に服装において鎌倉時代的な要素を示しながらも、形式化が進んでおり、江戸時代初め頃の復古的な作例と考えられる。
一方、台座は三組とも鎌倉時代のものと認められ、当初から三尊像として制作されたことは間違いない。のち、両脇侍の本体が失われ、現脇侍が補作されたと考えられる。
平成21年(2009)に両脇侍像が追加指定された。

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