愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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木造宗鼎仲易肖像(もくぞうしゅうていちゅうえきしょうぞう)

分類 県指定
種別 彫刻
所在地 豊川市萩町
所有者等 龍源寺
指定(登録)年 昭和30年(1955年)
時代 室町
木造宗鼎仲易肖像

木造宗鼎仲易肖像

高さ95cm、桧材、寄木造(よせぎづくり)、彩色。
宗鼎(周鼎)仲易は虎岳山龍源寺開山で永正16年(1519)に亡くなっているが、この像はその手法形態からみてほぼそれに近い年代において製作されたものと思われる。同寺には各歴代方丈(ほうじょう)の肖像が並べられているが、これだけが断然優秀である。かなり力のある刀法で、写実的な容貌や姿態、衣文の深いひだや袖の重ねや裾(すそ)さばき等、多少の類型化はあるにせよ、相当練達の手腕を示し、所謂室町期通有の小細工よりはむしろ鎌倉風の要素の多い力強い立体観が表現されている。比較的頂相(ちんそう)の少ない県下にあっては、かの妙興寺大応国師像、真福寺慈恵大師像等に次ぐ優秀作である。

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