愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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絹本著色傳通院画像(けんぽんちゃくしょくでんつういんがぞう)

分類 県指定
種別 絵画
所在地 刈谷市天王町
所有者等 楞厳寺
指定(登録)年 昭和30年(1955)
時代 桃山

一幅 95×38.5cm
像主は、徳川家康生母お大の方(1528~1602)である。寺伝では、久松俊勝に再嫁の折の記念の画像を実母華陽院像と共に楞厳寺に納入したものと伝える。(なお、華陽院像は顔の目鼻が若干異なるが全く同じ像様である。)像は上げ畳に身体をやや左に向けて正座に座り、大きな5弁の花や桐等の文様がぎっしり詰まった小袖を着て頭に白い頭巾を冠り、右手に念珠を持つ尼姿である。顔貌は、丸顔に細い眉に細めの目に小振りな鼻と小さい口を細線で象り若い顔ではない。小袖の文様は華やかではあるが、尼姿から仏事のための像と考えられる。本像の制作は晩年の頃ないしは没後と思われる。

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