愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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絹本著色太陽禅師像(けんぽんちゃくしょくたいようぜんじぞう)

分類 県指定
種別 絵画
所在地 豊田市
所有者等 -
指定(登録)年 昭和51年(1976)
時代 南北朝
絹本著色太陽禅師像

絹本著色太陽禅師像

一幅 縦104.5cm、横54.5cm
長興寺開山の太陽義冲(1282~1352)自賛の頂相である。右手に竹箆を執り曲彔正しく坐する像である。脚下には踏床に履(くつ)を置いてやや斜に左向きに構える、禅僧の頂相としては典型の一と称すべきものである。細勁な面相の描出もうかがわれて凡庸の筆でないと知られるが、年月を経て断爛補絹の痕も少くないのは遺憾である。牡丹唐草の法被に、あるいは唐花文の袈裟にすぐれた彩色の趣きが見られ、精細な衣文の描出にもその格調が認められる。図の上部のものは自賛で、その中に「貞和己丑」とあり南北朝時代の貞和五年(1349)のものということが分る。

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