愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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足助八幡宮本殿(あすけはちまんぐうほんでん)

分類 国・重要文化財
種別 建造物
所在地 豊田市足助町宮ノ後12
所有者等 足助八幡宮
指定(登録)年 明治40年(1907)
時代 室町

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外観

外観

■指定理由

足助八幡宮は、社伝では白鳳2年(673)の創建とされるが、現在の社殿は文正元年(1466)に再建されたものである。三間社流造で檜皮葺とし、妻飾などの意匠に室町時代の特色をよく示している。
規模も大きく、地方では稀に見る神社建築である。

■詳細解説

本殿の建立は文正元年(1466)といい、現存する棟札には天正16年(1588)とある。本殿は柱間三間の前流れの屋根を長く曲線形に延ばし向拝となす流造である。身舎(本屋部分)の前に一間の庇を付け前室とし、身舎(もや)を内陣、庇部分の前室を外陣としている。内陣の内部を棟通りの柱間に板扉を設け二室とし、奥の一間が内々陣の神座としている。内陣の柱は丸柱、外陣は角を取った角柱とし、正面、側面の三方に手摺付き縁を廻し、背面に仕切りの脇障子を付けている。正面中央には手摺付、木製七段の階段が付く。庇部分の前室は正面柱間を開放、側面は壁を付け、海老形の梁で庇と身舎を繋いでいる。床の高さは縁、外陣、内陣の順に高くなっている。内陣柱の頭貫に拳鼻の彫刻、柱上の組物は平三斗(ひらみつど)、間に束、庇部分は出三斗(でみつど)としている。側面の飾は大梁上に大きな束を立て棟を支える。屋根は檜皮葺に箱棟である。(細野耕司)

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