| 分類 | 国・重要文化財 |
|---|---|
| 種別 | 建造物 |
| 所在地 | 半田市天王町1-30 |
| 所有者等 | 財団法人 桐華学園 |
| 指定(登録)年 | 昭和51年(1976) |
| 時代 | 明治44年(1911) |
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外観
■指定理由
中埜家は近世以来の旧家で、住宅は第10代中埜半六が別荘として建てたものである。
住宅は、木造煉瓦造の2階建、屋根は天然スレートで葺く。寄棟造の大屋根と複数の切屋根、ハーフティンバーの壁面により、変化に富んだ外観となっている。
■詳細解説
ホール
洋行帰りの第10代中埜半六(なかのはんろく)が、半田運河沿いの本宅とは別に小高い丘の上に造らせた別荘。明治44年(1911)の上棟で、設計は建築家鈴木禎次(ていじ)とされる。
旧中埜家住宅は木造2階建、1階252m2、2階96m2で、屋根は天然スレート葺。基礎は石と煉瓦積。1階は大壁造で、腰壁部には多数の割石をはめ込む。2階は柱や梁などの構造材をそのまま化粧材として外部にあらわすハーフティンバー様式。寄棟造の大屋根と複数の切妻屋根、さらにハーフティンバーの木部とが格調高いバランスを保っている。南側の1、2階には手摺付のベランダがあり、外観を引き締めている。
西側の玄関は暖炉付の広間に直接つながる。広間の奥は中廊下で、南側には客間、居間、食堂、寝室があり、北側には、書生室、女中室、台所などが並ぶ。2階には和洋3室がある。
現在1階は、カフェとして使われている。(瀬口哲夫)
