愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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金城学院高等学校榮光館(きんじょうがくいんこうとうがっこうえいこうかん)

分類 国・登録文化財
種別 建造物
所在地 名古屋市東区白壁4-64
所有者等 学校法人 金城学院
指定(登録)年 平成10年(1998)
時代 昭和11年(1936)

※ 別ウインドウで開きます

榮光館正面

榮光館正面

■登録理由

生徒が一同に参集できる規模となるよう計画し、学園関係者等の寄付で再建した。屋根に赤いスペイン瓦を用い、外壁を白系統に塗ったスパニッシュスタイルになる清楚な外観が特徴で、礼拝堂を兼ねる。基本設計は佐藤鑑、実施設計は城戸武男、施工は広瀬商会。

登録の基準 造形の規範となっているもの

■詳細解説

榮光館西面

榮光館西面

金城学院は、米国南長老教会のミセス・ランドルフ宣教師によって、明治22年(1889)に創設された私立金城女学校に始まる。昭和4年(1929)、金城女子専門学校附属高等女学部となる。昭和初期になって、新講堂の建設が要望されたことから、教職員、生徒、卒業生、保護者への募金を行うとともに、米国南長老教会の婦人会からの寄付金を加え、実現にこぎつけた。
基本設計は佐藤鑑、実施設計は城戸武男で、昭和11年(1936年)の竣工。榮光館は鉄筋コンクリート造3階建。外観は、彫(ほり)の深いアーチ窓、クリームがかった白い外壁、パラペット上部の赤いスペイン瓦と明るく清楚なスパニッシュスタイル。
内部は、1階に図書室、2階に講堂、3階に講堂2階席と祈祷室(きとうしつ)がある。舞台と客席の境にあるプロセニアム・アーチには縁取りのある大きな半円形を採用。さらに、縦長の窓や出入口の上部にも半円形モチーフを使用している。2階に講堂があるため、その部分の側壁を両側にはねだし、単調になりがちな外観を引き締めている。(瀬口哲夫)

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