愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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梵鐘(ぼんしょう)

分類 県指定
種別 工芸
所在地 名古屋市南区
所有者等 笠覆寺
指定(登録)年 昭和33年(1958)
時代 鎌倉

高さ124㎝ 口径70㎝ 厚さ7.6㎝
古来尾張三名鐘の一といわれ、池の間に龍らしいものが鋳出されていたが、その部分が消磨されており、縦帯の部分に「尾張国星前笠覆寺建長三年辛亥五月廿三日阿願(花押)」(1251)の刻銘がある。
4段4列の乳、円丘形の笠形以下鎌倉期形式を備えているが、池の間の装飾としての形象の鋳出しは珍らしい。竜虎の表現ともいわれるが、如何なる理由で消磨されたものかまことに惜しまれる。ともあれ、鎌倉時代在銘の梵鐘は当地方ではその数が甚だ少ない。
銘文にある阿願は、本寺中興の人物であることは古文書によってもよく知られているが花押を刻しているのも注目される。

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