愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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本刈谷貝塚出土品(もとかりやかいづかしゅつどひん)

分類 県指定
種別 考古資料
所在地 刈谷市城町(刈谷市郷土資料館)
所有者等 刈谷市
指定(登録)年 昭和49年(1974年)
時代 縄文
本刈谷貝塚出土品

本刈谷貝塚出土品

西三河地方の縄文時代後・晩期を代表する貝塚の出土品で、昭和44年道路建設によって発掘調査された際の資料一括品。縄文後・晩期土器104、土製品5、石製品42、骨角・貝製品29、人骨2の合計182点がその内訳である。特に盤状集積葬及び仰臥屈葬の人骨、甕棺3、三か所の犬の埋葬骨など葬制の貴重な資料が含まれる。昭和42年、碧海台地縁辺部にある山の神遺跡、天子神社貝塚、本刈谷貝塚の三か所は縄文中期から晩期にかけての代表的な遺跡として「刈谷西部の縄文遺跡」の名称で県指定の史跡となったが、なかでも本刈谷貝塚は、縄文後期から晩期の貝塚として、本刈谷神社境内を中心に4、930㎡にわたって保存された。
昭和44年その北部約500㎡に市道が建設されることとなり、紆余曲折を経て刈谷市教育委員会によって発掘調査が実施された。その結果、本貝塚の学術的な位置が改めて確認された。地形の制約などから調査地は道路敷きとなったが、本出土品は本刈谷貝塚を高く評価することのできる基礎資料であり、縄文後・晩期の生活文化を知るうえで重要である。

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