愛知県の国・県指定文化財と国の登録文化財

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永享四年連歌懐紙(えいきょうよねんれんがかいし)

分類 県指定
種別 書跡
所在地 名古屋市熱田区
所有者等 円福寺
指定(登録)年 昭和38年(1963年)
時代 室町

この連歌巻は上質の鳥の子紙のあい色の雲のすき込み文様のあるものを横二ツ折52㎝とし、さらにこれを横三ツ折17㎝としたもの4紙に九十九韻を書してある。
紙面には金銀泥をもって柳、藤袴、波、蝶、鳥等を描き、その華麗典雅は西本願寺蔵三十六人集の料紙にも比することができる。筆蹟はいわゆる尊円法親王の書風で強い筆力を豊満な線で包んだ荘重な青蓮院流であり、字形も鎌倉以前の繊麗と異り、太字で雄壮に書きこなしてある。
『尾張名所図会』にも円福寺寺宝として挙げられているように、永享4年(1432)9月13日将軍足利義教の富士御覧の途次に発句をしたためた連歌懐紙か。数少ない応永・永享期の連歌の原懐紙。

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