ブランド牛肉

  田原市特産                    【平成21年11月18日掲載】

               マップ 

 渥美半島の田原市では「田原牛」、「あつみ牛」、「暖か渥美の伊良湖常春ビーフ」の3つのブランド牛肉を生産しています。「田原牛」、「あつみ牛」はそれぞれ専用の飼料を農家で統一して肥育した交雑種で、おいしい肉質を維持しています。また「暖か渥美の伊良湖常春ビーフ」はホルスタイン種の雄を大きく肥育したもので、外国産牛肉よりとっても柔らかくておいしいです。    


「田原牛」

産地の概要と生産の歴史

 平成12年4月に「田原市肥育倶楽部」が発足しました。もとは酪農家で、肥育を始めた方達の集まりです。現在でも9戸のうち半数以上は酪農を続けています。

写真1    

特徴

 非遺伝子組み換えのとうもろこしと大豆粕を使用した配合飼料をマニュアルに基づき、全生産者が統一して与えています。高品質の牛肉を維持しています。    

ちょっと一言

 もともとは全員酪農家で仲が良く、田原牛生産においても全農家が一緒になって頑張ろうという意識が強くあります。定期的に田原牛の肥育勉強会を開催し、安心・安全でおいしいと言ってもらえる牛肉生産に日々邁進しています。   


「あつみ牛」

産地の概要と生産の歴史

 平成16年4月にあつみ出荷連合から「あつみ牛推進協議会」と改め、12戸の農家で約3,800頭のあつみ牛(交雑種)を育てています。平成8年からあつみ牛の出荷を行っています。

写真2
写真3    

特徴

 あつみ牛専用の配合飼料を全生産者が統一して与えています。口の中でとろける旨味と、こくのある深い味わいのお肉です。すべての牛肉料理に合います。    

ちょっと一言

 定期的にあつみ牛肥育勉強会を開催し、おいしい牛肉生産に努めています。消費者のみなさんにもっと国産牛肉を食べていただきたいというのが農家の切なる想いです。   


「暖か渥美の伊良湖常春ビーフ」

産地の概要と生産の歴史

 常春の渥美半島で肥育されたホルスタイン種の雄です。

写真4
写真5

特徴

 外国産と比較してもとっても味わい深く柔らかいため、たくさん食べられるお肉です。バーベキューにもってこいです。    

ちょっと一言

  渥美半島の農家さんは子牛を健康に育て、安心・安全なおいしいお肉を作っています。愛情かけて立派に育てた国産牛のおいしさを是非お試しください。  


最後に・・・

  現在日本では国産牛肉の消費が落ち込んでいます。また田原市では平成21年10月の台風18号の被害により、農家は多大な影響を受けました。
 私たち消費者が国産牛肉を食べることで、将来も安心・安全な日本のお肉を食べることができるのです。週に1回でも国産牛肉を食べる回数を増やしてみてください。  

                         

執筆:東三河農林水産事務所田原農業改良普及課


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