旧宝飯郡音羽町(現在は豊川市に編入)は、いけばなの花材として用いる花木類の生産が盛んです。昭和41年には「音羽花木生産組合」が設立され、苗木の共同購入や名古屋方面の市場への共同輸送、技術を競う品評会などの活動を行ってきました。近年では、市場出荷を行う生産者が少なくなりましたが、地元の農産物直売所には多種多様な品目が出荷されています。
写真1 高品質な花木が並ぶ品評会
日本の豊かな四季に育まれ、季節感を演出する花木類は、バリエーションがとても豊富です。ナンテン、センリョウなどの実物、ウメ、ロウバイ、ミズキ類などの花物、マツ、ソケイ、クジャクヒバなどの葉物、枝ぶりの面白いニシキギ、キウイ、ヤナギ類など、音羽地区で生産されているものだけでも120種類以上にのぼります。
写真2 多種多様な花木類(@ギョリュウバイ、Aロウバイ、Bソケイ、Cニシキギ、Dセンリョウ、Eアカメヤナギ、Fマツ、Gトサミズキ、Hギンコウバイ)
「JAひまわり音羽グリーンセンター」の産直ひろばは、花木類の品揃えがとても充実しており、季節ごとに様々な商品が並びます。ぜひ、一度のぞきに来てみてください!
写真3 お正月花材で一杯の店内
農林水産部農業経営課普及企画グループ
メール nogyo-keiei@pref.aichi.lg.jp