豆ちゃんみそ

   豊田市(旧下山村)特産      【平成30年8月28日掲載】

                

生産の歴史

 東海三県で味噌と言えば豆味噌が思い浮かび、名古屋めしに代表される食文化は、豆味噌が支えているとも言えます。今回紹介する「豆ちゃんみそ」の生産量は、年間700kgとわずかですが、平成5年から旧生活改善実行グループ(現 農村輝きネット・あいち ライスフラワーグループ)のお母さん達が集まり、地域で受け継がれてきた製法により仕込み続けてきた伝統の味です。

品目の特徴

 「豆ちゃんみそ」は、地元産の大豆・豆麹・米麹、こだわりの塩のみを用いて作られています。保存料などの添加物は、一切使用しておりません。その色合いは、仕込み後の熟成期間が2年と長いため赤味を帯びています。食味は、豆麹特有の香りとコクがあり、優しくまろやかであっさりとした味わいの中に旨味が感じられる味噌に仕上がっています。

ちょっと一言

 市内の学校給食用に、主に出荷しています。そのため、豊田市内の小中学生が最大のお得意さんで、気づけば口にしている味とも言えます。お買い求めは、地元の物産店(香恋の館、手づくり工房 山遊里)でもできますので是非ご賞味ください。


写真1 豆ちゃんみそ
写真1 豆ちゃんみそ


執筆:豊田加茂農林水産事務所 農業改良普及課


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