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  知多地域特産                【平成20年3月28日掲載】

               知多地域 

産地

 知多地域のオンシジウムの本格的な栽培は、昭和63年頃に、原種で秋咲きの「オブリザタム」から始まりました。その後、種間交雑や属間交雑による品種改良やメリクロン(無菌培養)による増殖技術の進歩により鉢物用の営利生産品目として産地が確立しました。

写真1 オンシジウム「オブリザタム」の栽培風景とメリクロン苗
写真1 オンシジウム「オブリザタム」の栽培風景とメリクロン苗

特徴

 中南米の熱帯高地が原産の種類が多く、夏期は設楽町の段戸山(標高800m)や長野県阿智村(標高1100m)へ山上げして栽培しています。
 現在は、1年中様々なタイプのオンシジウムを楽しむことができます。代表的なものとして、テーブルに置ける多彩な花色の「トゥインクル」、豪華な「オブリザタム」、黄色が鮮やかな「アロハ・イワナガ」などがあります。

写真2 さまざまな品種(上から「トゥインクル」「アロハ・イワナガ」「ダンシングサンライト」「ウィルソナラ セントレアマーズ」)
写真2 さまざまな品種(上から「トゥインクル」「アロハ・イワナガ」「ダンシングサンライト」「ウィルソナラ セントレアマーズ」)

ちょっと一言

 属間交配したオンシジウムは、オンジディオダ(Cochlioda x Oncidium)やウイルソナラ(Cochlioda x Odontoglossum x Oncidium)という属名に変化します。
 オブリザタムなどのオンシジウムは、寒い時期はかん水を控え、最低気温10℃を確保しましょう。バルブ(球状の茎)にシワが寄ったらかん水して、暖房のある場所に移動してください。

写真3 オンシジウム「春一番」
写真3 オンシジウム「春一番」

執筆:知多農林水産事務所 農業改良普及課


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