ケイトウ

 知多市特産        【平成29年7月20日掲載】

                

生産の歴史

 ペコロスは、直径3〜4cm程度の甘みが強い小型のタマネギです。栽培の歴史は大正時代に始まり、一時は生産量で全国シェア80%を占めました。現在は、日長(ひなが)ペコロス生産組合の部会員14名が、4月下旬から8月中旬まで、約40tを京浜市場、中京市場へ出荷しています。

写真1 収穫作業中のペコロス
写真1 収穫作業中のペコロス

品目の特徴

 ペコロス栽培は、ほとんどが手作業で、苗を密に定植し、収穫、出荷するまで、非常に多くの労力をかけています。大量の種子が必要であるため、自家採種を行っています。

写真2 ペコロス出荷箱
写真2 ペコロス出荷箱

写真3 出荷を待つペコロス
写真3 出荷を待つペコロス

ちょっと一言

 生産者は、小さなペコロスに愛情を込めて、1球ずつ大切に出荷しています。カレーやシチューなどの煮込み料理のほか、蒸したり焼いたりして丸ごと食べられる野菜です。ころんとかわいいペコロスを食卓へどうぞ。

執筆:知多農林水産事務所 農業改良普及課


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