スプレーマム

  豊川市特産                 【平成28年5月20日掲載】

                

産地の歴史

  スプレーマムは、1940年代にアメリカで栽培が始まり、1974年(昭和49年)に豊川市で試作導入されたのをきっかけに日本でも生産が盛んになりました。このため、豊川市は“スプレーマム発祥の地”と言われています。平成5年に「JAひまわりスプレーマム部会」が発足し、現在は60名の生産者が年間に約1,830万本を生産、出荷しています。       


写真1
写真1 生産・出荷の様子

品目の特徴

 豊川市のスプレーマムは、一年中、温室やハウスの中で栽培されます。日長や温度を調節したり、暑さに強い品種を導入することで、春夏秋冬いつでも高品質な切り花を出荷できるようになりました。花色や花型の種類もとても豊富です!


写真2
写真2 品種いろいろ

ちょっと一言

 「マム」というのは、キクを意味する英語“クリサンセマム”の略称で、欧米における菊の愛称です。枝分かれして沢山の花が咲くタイプの洋菊のことを、1本の茎に1輪だけ花を咲かせる「輪菊」とは区別して「スプレ−マム」と呼んでいます。アレンジ次第で、洋風にも和風にも使えるスプレーマム。ぜひ覚えてくださいね。


写真3
写真3 スプレーマムを使ったアレンジメント

 

執筆:東三河農林水産事務所 農業改良普及課


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