球根草花で春の花壇を飾ってみませんか
【平成20年9月19日掲載】 10月は秋植え球根草花の定植適期です。球根草花は肥大した球根の中に養分を蓄えているので、花壇やプランターなど、どこでも比較的簡単に花を咲かせることができます。
球根草花で、春の花壇やプランターを飾ってみてはいかがですか。
写真１ 秋植え球根草花の花壇（チューリップとムスカリ）
●種類を選びましょう
主な秋植え球根は第1表のとおりです。多くの種類があるので、咲かせる場所や草丈などを考えて選びましょう。
球根の購入に当たっては、重くて張りがあり、傷のないものを選びましょう。
第1表 主な秋植え球根
●花壇への定植
球根草花は移植を嫌うので、花壇やプランターに直接定植します。花壇では、日当たりと水はけの良い場所が適しています。少量の肥料を施し、よく耕します。
球根草花は、種類によって植え付ける深さが異なるので注意しましょう。耕す深さと植え付けの間隔を第1図に示しましたので、目安にしてください。なお、主な球根の植え付けの深さを第2図に細かく示します。
植え付けるときには、球根の上下を間違えないように注意してください。
第1図 耕す深さと植え付けの間隔
第2図 花壇への植え付けの深さ
（ ）内の数字は植え付け間隔(cm)
●プランターや鉢への定植
プランターや鉢などに植え付ける場合は、第3図のように根が張る部分を多く確保するようにします。ただし、ユリは球根より上に根が張るので、第4図のように深く植え付けます。用土は特に選びませんが、市販の園芸用土や、畑土と腐葉土を６：４の割合で混合したものなどを用います。
第3図 球根の鉢植え
第4図 ユリの鉢植え
愛知県のトップページへ戻る ネット農業あいちのトップページへ戻る
農林水産部農業経営課普及･営農グループ
メール nogyo-keiei@pref.aichi.lg.jp