タカナはアブラナ科の作物で、カラシナの一品種です。原産地は中央アジアで、葉や茎は柔らかく、辛みがあります。
耐寒性が強く、生育日数も短いので、畑の空いている期間に取り入れることができます。種まき、覆土をていねいに行い一斉に発芽させます。
写真1 タカナ(カラシナ)
種子は10u当たり6〜10ml用意します。酸性の土には弱いので苦土石灰は必ず散布します。
・まきどき:9月中旬〜10月
・品種:大葉たかな、葉からし菜、黄からし葉
・つくりやすさ:易
種まきの半月前に、10u当たり堆肥20kg、苦土石灰1.2kg、BMヨーリン0.6kgを施用し耕しておきます。
病害虫の発生は少ないが、アブラムシ、アオムシなど発生した場合には登録農薬で防除します。
農林水産部農業経営課普及・営農グループ
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