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「パソコン、携帯電話の電子メールで、出会い系サイトやアダルトコンテンツなどの利用代金として5万円から10万円程度の料金を請求された」という相談が多発しています。
当係の警察官のメールアドレスにも次のようなメールが届きました。もちろん全く身に覚えの無い事です。
これらの請求メールには
- 宛先に自分の個人名が無い。(まれに記載されている場合もあります。)
- 利用したコンテンツの具体的な記載がないか、記載はあってもWebページが存在しない。
- 利用した時間、通算時間の具体的な記載がない。
- 振込先は銀行名、支店名、口座番号だけで口座名義人の記載がない、又は会社で請求しているにもかかわらず名義が個人名である。振込みに電話番号を記載するよう要求する。(最近は郵便振替、電信為替での送金を要求するケースが増えています。)
- 使用しているメールアドレスは無関係な会社のドメインを詐称している場合が多く、返信してもエラーとなったり他人に届く。
という特徴があり、不特定多数に同一の文書を送信しているものと考えることができます。
さらに、携帯電話や自宅の電話に直接同様の請求があった、という相談もあります。また、これらのコンテンツ代金不正請求の他にも
- 出会い系サイトにメールアドレスを登録した人に対して、全く身に覚えの無い「不倫」や「18歳未満の娘に対して援助交際を申込んだこと」に対する慰謝料の請求。
- ウィルスメールを送付けたとして損害賠償の請求
- スパム行為に対する抗議を営業妨害として威迫
など、いろいろな不正請求の相談がありますが、いずれの場合も「民事裁判手続きに関する知識不足」「自宅に来られたり、調査料の上乗せされることへの恐怖心」を狙ってきているものです。
請求方法は、電話、電子メール、手紙、電報など色々な手段を使っていますが、無視した結果、現実に「自宅まで押しかけてきた」という相談は一切ありません。
● 対処法
こうした電子メールや手紙、ハガキ、電報を受取っても、「全く身に覚えが無い」「利用したコンテンツとのつながりが不明である」等の場合には、請求されているお金を言われるがままに支払をする必要はありません。また、相手に連絡する必要もありません。
万が一電話が掛ってきても住所や氏名、勤務先など相手が知らない情報を絶対に漏らさないようにして下さい。
<例えば>
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「利用されたコンテンツ未払代金の取立てのことで○○○○-○○○○-○○○○まで、至急電話を」
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「未払代金のブラックリストが回っていた。間違いがあってはいけないので至急○○○○-○○○○-○○○○まで電話をして下さい。」
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スプーフィング等の専門的な用語を用いたうえ、公的な機関を装い、「あなたのネットワークから不正なアクセスが認められた。至急○○○○-○○○○-○○○○まで電話をして下さい。」
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「入金をされない場合は、○○裁判所を通じて訴訟します。至急○○○○-○○○○-○○○○まで連絡を。」
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「入金が確認されない場合は、、顧問弁護士を通じて調査を開始します。至急○○○○-○○○○-○○○○まで電話をしてください。」
といった内容のメールや電話があっても、身に覚えが無いことであれば電話をしないでください。 もし電話する場合でも「電話番号非通知」等の方法をとり、正しい電話番号を相手に知られないようにしてください。
相手はあなたの電話番号を収集するのが目的なのです。
- 見知らぬ相手が訪れ、悪質な取立て等により危険を感じた場合は、110番してください。
犯罪の検挙には、皆さんの情報が必要です。ご協力ください!
被害届の受理等は、居住地を管轄する警察署へお越しいただく必要があります。情報提供、相談は、警察本部又は、警察署で受け付けています。
● 注意事項
なぜ、こうした不正請求のメール等が届くのでしょうか。
原因としては(電子メールの場合)
- インターネットの掲示板にメールアドレスを書き込んだ。

- インターネットのアンケートやプレゼントに申し込んだ。
- はがき等でのアンケートなどにメールアドレスを書き込んだ。
- ホームページを公開しメールアドレスを載せている。
などから入手したメールアドレスを元にしているか、メールアドレス収集プログラムを使ってネットワーク上から収集したメールアドレスに対して手当り次第に請求している、ことが考えられます。
相手は、「どこの誰かは知らないけれど、不正な料金請求メールを数多く出せば、誰かがお金を払ってくれる」という事を狙っているのです。

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