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更新日:2014年2月3日

ハートフルステーション・あいち「性犯罪被害にあわれた方のご家族・知人の方へ」

性犯罪の被害は、精神的・肉体的に大きな苦痛を伴う体験です。
ある日突然、性犯罪に巻き込まれることは誰にも予想できることではなく、彼女が悪いのではありません。
被害からの回復には、周りの方の存在が大きな支えになります。

性犯罪にあわれた方と接する時には

  • 彼女を一人ぼっちにしないで下さい。
  • 彼女の話を「そんなはずはない」と否定したり、頭から決めつけないで下さい。
  • 腹立ちのあまり、彼女を責めないで下さい。
  • 予想もつかない被害にあった彼女は傷付き、弱くなっています。
    しばらくの間は静かに見守りましょう。説教や激励はつらいだけです。
  • 様々な心と身体の症状は次第に回復してゆきます。
    それでも、短くて数ヶ月はかかるのです。長い目で静かに見守ってあげてください。

あなたが彼女のためにできること

彼女の話に耳を傾けること

彼女はうまく話ができないかもしれませんが、彼女の話を途中で遮らずに聞いてください。
話を聞いてもらうことは、落ち着きを取り戻したり、心の整理をするのに役立ちます。
ただ、被害について話したい人も、話したくない人もいます。
ですから、無理に聞くのではなく、「あなたが話したいときには私は聞くことができます」と伝えることができれば、それで十分です。

被害にあったのは彼女のせいではないと繰り返し伝えること

多くの人が「私があんなことをしなければ」「自分のせいだ」と自分を責める気持ちを持っています。
彼女の抱いている罪悪感が話されることがあったら、性犯罪が犯人の不当な暴力によるものであり、彼女が悪かったのではないことをはっきり伝えて下さい。

性犯罪の被害にあった人の心理状態について知る

被害にあった方は、次のような状態になることがあります。

  • 眠れない、食べられない
  • 怖い夢を見る
  • 事件のことが頭から離れない
  • 不安でたまらない、怖くてたまらない
  • ずっと緊張していたりいらいらしたりする
  • ちょっとした物音にびくっとする
  • ボーッとしていたり、集中できなかったりする
  • 事件のことが突然よみがえる

被害にあった後は多くの人にこの様なことが起こりますが、その人が弱くなったりおかしくなったりしたわけではありません。
通常の人間であれば、大きなショックを受けた時にこのような症状が出てくるのは自然なことです。
彼女の苦しみが深く、長く、自分を傷つけるようなおそれがある時には、医療機関に相談するように勧めて下さい。精神科医等の診察やカウンセリングを受けることも、回復のための一つの方法です。

彼女の選択を支持する

性犯罪は、身体的にも精神的にも、人の権利や意志といったものを踏みにじられる行為です。
彼女が、警察や病院に行ったり、心の回復を図りたいと考えたりして行動するとき、また、そういったことを「しない」と決めたとき、その彼女の選択を支持し、意志を尊重してください。
もちろん、彼女があなたに相談したいと言ってきたときは、十分に話を聞いてあげて下さい。
彼女が自分のことについて何かを決めるということは、被害からの回復の一歩です。

被害にあわれた方のご家族や知人の方は、彼女と同じように傷付き、彼女にどのように接したらよいのか、とまどったり、悩んだりすることがあると思います。
ハートフルステーション・あいちでは、ご家族や知人の方からの相談も受け付けています。

ハートフルステーション・あいち相談電話
0570-064-810(まもるよハート)
※相談受付は月曜から土曜の午前9時から午後8時
(祝日、年末年始を除く)までです。
※愛知県外からはつながりません。

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