安全の確保に関する制度

再被害の防止・保護対策

警察では、被害者等の方が、再び加害者から生命、身体に被害を受けるおそれがある場合に、被害を防止するための各種指導や必要に応じた警戒措置を行い、これらの方から要望があった場合又は被害を防止するために必要な場合は、加害者の釈放などに関する情報などを提供して安全の確保に努めます。
また、加害者が、暴力団員、暴力団関係者、総会屋などで、これら暴力団等から仕返しを受けるおそれがある場合には、暴力団などからの保護に必要な措置を行い、安全の確保に努めます。
もし、加害者や暴力団などから、生命・身体に危害を加えられるような脅しを受けた場合には、すぐに警察に通報してください。

DV（配偶者からの暴力）、児童虐待等の被害者の保護

警察では、DV事案や、児童虐待、ストーカー事案等の被害にあわれた方が、加害者から離れて保護される必要がある場合には、安全の確保について婦人相談所や児童相談所と連携の上対応しています。

配偶者暴力相談支援センターの被害者支援

愛知県女性相談センターは配偶者暴力相談支援センターの機能を果たしています。
配偶者暴力相談支援センターとして、次のような被害者支援を行います。

• 相談や相談機関の紹介
• カウンセリング
• 被害者及びその同伴家族の一時保護
• 情報提供

プライバシー侵害等に対する人権救済制度

被害者等の方が、いわれのない噂や中傷によって傷つけられたり、プライバシーを侵害されるなどの被害を受けた場合、法務省の人権擁護機関は、相談を受けたり、相手方に人権侵害を止めるよう勧告するなどの救済のための措置を講じています。