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「エコモビ実践キャンペーン2022」の実施結果について

ページID:0447011 掲載日:2023年2月24日更新 印刷ページ表示
11 住み続けられるまちづくりを13 気候変動に具体的な対策を

「エコモビ実践キャンペーン2022」の実施結果について

 愛知県では、クルマ(自家用車)と公共交通、自転車、徒歩などをかしこく使い分ける「エコ モビリティ ライフ」(エコモビ)の推進のため、様々な取組を行っています。

 その一環として、県内の企業・団体等が期間中、エコ通勤※を中心とした「エコモビ」に積極的に取り組む「エコモビ実践キャンペーン2022」を昨年11月17日(木曜日)から12月16日(金曜日)までの間、実施しました。(参加企業・団体等の募集については2022年9月15日発表済み。)

 このキャンペーンは、2014年度から実施しており、今年度も、民間企業、大学等の教育関係機関、経済団体、NPO法人等の各種団体、市町村など、多様な企業・団体等に参加していただきました。

 今回の実施結果を今後の普及啓発の取組に生かしていきます。

※「エコ通勤」とは、クルマ通勤を控え、より環境負荷の少ない公共交通や自転車、徒歩、パーク&ライド、相乗りなどで通勤することをいいます。

1 参加企業・団体等数 207企業・団体等

※参加団体等は、「「エコモビ実践キャンペーン2022」参加団体等一覧 [PDFファイル/174KB]]」参照(掲載を承諾いただいた団体等のみ記載)。

2 「キャンペーン」各取組項目の参加企業・団体等数と主な取組内容

(1)「エコモビ」情報の周知、実践の働きかけ 207企業・団体等
 ・職場内での「エコモビ」ちらしの配架
 ・朝礼、社内会議等での「エコモビ」周知、定期的なエコ通勤の呼びかけ

(2) 県内一斉「エコ通勤デー」(12月7日)への参加 157企業・団体等
 ・朝礼や社内イントラネット等で「エコ通勤デー」での公共交通機関利用やエコドライブ等の呼びかけ

 (3) エコ通勤の推進 166企業・団体等
 ・マイカー通勤の原則禁止、公共交通機関や自転車、徒歩による通勤の促進
 ・従業員駐車場の利用制限や有料化、屋根付き駐輪場の確保、カッパ干し場等の設置
 ・通勤形態の把握(コミュニケーション・アンケートの実施)
 ・時差出勤やテレワークの実施

(4) 環境に配慮した自動車利用等の推進 149企業・団体等
 ・社内でのエコドライブ研修の実施
 ・エコドライブに関するちらしの配付、社内イントラネット等での周知
 ・カーシェアリングやシェアサイクルの活用
 ・会社で交通系ICカードを常備、職員へ周知
 ※(1)の「エコモビ」情報の周知、実践の働きかけは、全参加企業・団体等が取り組む必須項目、(2)、(3)、(4)の各項目は各参加企業・団体等の実情に応じて取り組む選択項目。
 具体的な取組事例など詳しくは、「「エコモビ実践キャンペーン2022」取組事例等」(後段に記載)参照。

「エコ モビリティ ライフ」について

○ 「エコ モビリティ ライフ」(エコモビ)とは、エコロジー(環境)の「エコ」、移動を表す「モビリティ」、生活の「ライフ」をつなげた造語であり、クルマ(自家用車)と公共交通、自転車、徒歩などをかしこく使い分けるライフスタイルです。

○ 県民一人ひとりが、「エコモビ」を実践することにより、環境にやさしいだけでなく、安全で健康的な県民生活や、機能的で活力あるまちづくりの実現が期待できます。

○ 行政・事業者・各種団体・NPOなど幅広い分野の関係主体からなる「あいちエコモビリティライフ推進協議会」(会長:愛知県知事)を2008年7月に設立し、愛知県発の「エコモビ」の普及啓発やエコ通勤・エコ通学への転換促進、パーク&ライドの普及拡大、公共交通利用の動機付けなどに取り組んでいます(2023年2月24日現在の構成員数346団体・名)。

※ 詳しくは、「エコモビ」Webサイト「知って得するエコモビ実践ガイド」を御覧ください。

「エコモビ実践キャンペーン2022」取組事例等

1 「キャンペーン」各取組項目の実施事例(「キャンペーン」実施以前からの取組を含む)

(1)「エコモビ」情報の周知・実践の働きかけ
 ・職場内での「エコモビ」ちらしの配架
 ・朝礼、社内会議等での「エコモビ」周知、定期的なエコ通勤の呼びかけ
 ・社内イントラネットでの周知、「エコモビメールニュース」※の職場内展開
 ・社内掲示板等への掲載
 ※エコモビメールニュースとは、毎月、「エコモビの日」(第1水曜日)の前日にあいちエコモビリティライフ推進協議会構成員あてに「エコモビ」情報を配信しているもの。10月から12月まで、「エコモビ」のメリットや具体的な取組について紹介する「エコモビコラム」などを追加して、「キャンペーン」参加企業・団体等に対しても配信した。

(2) 県内一斉「エコ通勤デー」(12月7日)への参加※
 ・朝礼や社内イントラネット等で「エコ通勤デー」での公共交通機関利用やエコドライブ等の呼びかけ
 ・エコ通勤デー(12月7日)の前日に、各自が使用しているパソコンに「ノーカーデー」、「時差出勤」、「テレワーク」に関するポスターをポップアップで表示
 ・県内一斉「エコ通勤デー」以外に、毎月日にちを決めて(例:毎月第1水曜日(「エコモビの日」)、毎月1・15日等)、「エコ通勤デー」を実施
 ※業務都合等に応じて別日程を設定したり、県内市町村が実施する同様の取組へ参加することも可。

(3) エコ通勤の推進
【マイカー通勤の抑制】
 ・マイカー通勤の原則禁止、公共交通機関や自転車、徒歩による通勤の促進
 ・従業員駐車場の利用制限や有料化
 ・自宅が事業所から近い(2km未満など)通勤者の駐車場利用や自家用車通勤の制限
 ・就業規則等に規定、原則マイカー通勤を禁止に
 ・会社から交通系ICカードを配布し公共交通機関の利用を促進
 ・電車通勤可能圏内に借上げの社宅を用意
 ・従業員用駐車場を資材置き場にすることで業務の効率化を図り、従業員の納得感を高める工夫を実施

【自転車通勤の奨励】
 ・屋根付き駐輪場の確保、カッパ干し場等の設置
 ・ヘルメット、防寒具を置く場所の確保
 ・駐輪場に自転車空気入れを設置
 ・洗濯機の設置、従業員のシャワー室の無料使用可
 ・自転車の持ち主、所属が分かりやすいようラベリングを実施
 ・自転車通勤者についても通勤手当を支給
 ・自転車通勤者が負担していた駐輪場利用料を通勤手当として支給
 ・駐輪場の周知と共に、社内で交通安全マナー研修を実施
 ・駐輪場の拡張、一部駐車場を駐輪場に変更

【従業員の交通行動転換促進】
 ・「コミュニケーション・アンケート」※の実施
 ※コミュニケーション・アンケートとは、従業員の通勤実態を把握するとともに、従業員一人一人に自身の通勤を振りかえってもらうことでエコ通勤への転換を促すきっかけとするもの。

【相乗り通勤】
 ・複数の現場担当者がいる現場は、通勤車両の相乗りを推進
 ・現場の位置、人数により可能な限り相乗り通勤を継続的に推奨
 ・新型コロナウイルス感染症対策として換気・ビニールシートによる飛沫防止対策を実施
 ・現場近くの最寄り駅まで電車通勤し、時間を合わせてピックアップして相乗り通勤を実行
 ・各現場への相乗り通勤により、複数の自動車利用を制限

【時差出勤など】
 ・公共交通機関を利用する社員に対して、フレックス制度を活用した時差出勤を奨励
 ・テレワークの実施
 ・エコ通勤者に対する表彰
 ・MaaSアプリ my routeの活用
 ・自宅から現場への直行直帰制度導入
 ・対面会議からリモート会議に変更したことによる車移動軽減

 (4) 環境に配慮した自動車利用等の推進
 ・社内でのエコドライブ研修の実施
 ・エコドライブに関するちらしの配付、社内イントラネット等での周知
 ・「エコドライブ10のすすめ」の周知
 ・社有車使用記録月報にエコドライブ推進の資料を貼付、エコドライブに関する項目の追加
 ・個人面談を行い、自動車の業務使用時の運転について話し合い
 ・会社車両の燃費を月ごとにまとめ、目標数値を設定
 ・アイドリングの禁止
 ・ドライブレコーダーの機能を活用し、運転者ごとの「急発進、急加速、急ハンドル」などの評価を本人へフィードバック
 ・カーシェアリングやシェアサイクルの活用
 ・EV、PHV、HVなどのエコカー、アイドリングストップ機能搭載の自動車の導入
 ・出張時の公共交通機関利用励行
 ・社有自転車の活用
 ・社員から不要になった自転車を寄付してもらい、社用自転車として活用
 ・会社で交通系ICカードを常備、職員へ周知
 ・健康マイレージ制度を職員へ周知

2 参加企業・団体等からのご意見・ご感想等

・コロナ禍においては引き続き「移動」そのものを低減させていく傾向にあったと感じる。
・毎年参加しているが、おかげさまで従業員のエコモビの意識が高まってきている。
・他の事業者様の新しい取組を参考にして、新たな取組の試行を検討したい。
・社内で話し合い、改善できる機会が持ててよかった。
・毎年このキャンペーンがエコモビ周知のきっかけとなるので、新入社員にも理解してもらえる良い機会となっている。
・こうしたキャンペーンがあると、改めてエコ通勤について考える意識が芽生えるため、ありがたい。
・初めて参加したところ、社内でも職種の違いによって通勤方法の違いがあることがわかるなど、現状を見直すことができた。
・今回のキャンペーンにて実施した事を一時的なものにせず、継続的に実施していき、排出ガス削減、社員の健康維持等の実績に繋げていきたい。
・自転車通勤者が増えたり、現場までの移動や打ち合わせ等には相乗り乗車で移動することが当然となるなど、少しずつコツコツと変化してきている。
・エコについて意識が芽生え、日頃やらないようなことも気にするようになった。
・エコドライブの実践は、各自の安全運転意識の向上にも作用する取組であると思う。
・私生活においてもエコドライブなどを意識するきっかけになるため、今後も活動を続けていきたい。
・日常的に取り組んでいても、キャンペーン期間というだけで、更に取り組んでみようという意識が高まった。

このページに関する問合せ先

愛知県都市・交通局交通対策課
エコモビリティライフ推進グループ
電話:052-954-6125
FAX:052-961-3248
メール:kotsu@pref.aichi.lg.jp

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