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あいちロボット産業クラスター推進協議会
第20回無人飛行ロボット活用ワーキンググループの参加者を募集します
~防災・災害対応分野におけるドローン活用に向けて~
あいちロボット産業クラスター推進協議会(事務局:県次世代産業室)では、「無人飛行ロボット活用ワーキンググループ」において、無人飛行ロボット(以下「ドローン」という。)の開発・実証実験の実施や新たなビジネスモデルの可能性を検討する活動を2015年度から行っています。
今回のワーキンググループでは、「ドローンの産業振興に向けた経済産業省の取組」について経済産業省次世代空モビリティ政策室から情報提供いただくとともに、今年度愛知県が「防災・災害対応分野におけるドローン活用」に焦点を当て実施した「無人飛行ロボット活用促進事業」の成果報告、及び豊川市が構築を進めている「ドローン災害対応システム」の解説を行います。
また、開催に合わせて協議会会員からの事業紹介とポスターセッションの時間を設け、ドローン事業に携わる参加者相互の情報交流も行います。
つきましては、本ワーキンググループの参加者を募集しますので、お知らせします。あいちロボット産業クラスター推進協議会の会員以外の方も参加可能です。ドローン事業に関心のある方は是非御参加ください。
1 開催日時
2023年3月9日(木曜日)午後1時30分から午後4時30分まで(受付開始午後1時から)
2 開催場所
愛知県産業労働センター(ウインクあいち)9階902会議室
(名古屋市中村区名駅4-4-38)
3 対象
・ドローンを利用した事業に関心のある方
・あいちロボット産業クラスター推進協議会の会員
入会方法は以下協議会Webページを御覧ください。
(https://www.pref.aichi.jp/sangyoshinko/jisedai/robot/entry.html)
4 定員
80名(申込先着順)
5 参加費
無料
6 内容
(1) 講演1(午後1時40分から午後2時10分まで)[オンライン講演]
「ドローンの産業振興に向けた経済産業省の取組について」
経済産業省 製造産業局 産業機械課 次世代空モビリティ政策室 室長 宇田香織 氏
国の研究開発事業など、ドローンの社会実装と産業振興に向けて行ってきた取組と今後の取組について解説いただきます。 |
(2)講演2(午後2時10分から午後3時まで)
「2022年度愛知県無人飛行ロボット活用促進事業の成果報告」
【ドローン等を活用した広域災害対策情報支援プラットフォームの検証】
株式会社テラ・ラボ 代表取締役 松浦孝英 氏
【高ペイロードドローンを活用した孤立集落への重量物を含む救援物資輸送の検証】
名古屋鉄道株式会社 経営戦略部 サブチーフ 加地秀 氏
新城市 総務部 防災対策課 主事 小野晃輔 氏
今年度、「防災・災害対応分野におけるドローン活用」をテーマとして実施した実証実験の成果報告と、創出したビジネスモデルについて解説いただきます。 |
(3)講演3(午後3時10分から午後3時35分まで)
「豊川市ドローン災害対応システムについて」
豊川市 危機管理課 危機管理副監(兼)危機管理課長 土居秀三 氏
今年度、豊川市においてデジタル田園都市国家構想推進交付金を活用して構築を進めた「ドローン活用を前提とした災害対応システム」の概要と、その運用イメージについて解説いただきます。 |
(4)協議会会員PRタイム(午後3時35分から午後3時50分まで)
(協議会会員からのショートプレゼンテーション)
(5)情報提供(午後3時50分から午後4時まで)
「愛知県の2023年度ドローン関連事業の紹介」
愛知県 経済産業局 産業部 産業振興課 次世代産業室
(6)ポスターセッション(午後4時から午後4時30分まで)
(講演・プレゼンテーション実施企業と協議会会員企業等によるポスターセッションと名刺交換会)
7 申込方法
以下の「第20回無人飛行ロボット活用ワーキンググループ申込ページ」へアクセスし、必要事項を入力してください。
<URL>
https://www.pref.aichi.jp/ques/questionnaire.php?openid=207
(参加証は発行しません。定員超過により申込みをお断りする場合はメールで御連絡します。)
○開催案内ちらしは下記より御覧いただけます。
第20回無人飛行ロボット活用ワーキンググループちらし [PDFファイル/746KB]
8 申込期限
2023年3月3日(金曜日)
9 新型コロナウイルス感染防止対策
・参加の際には、新型コロナウイルス感染防止対策として、必ずマスクの着用をお願いします。
・当日、発熱又は咳・全身痛等の症状がある場合、体調が優れない場合は参加をお控えください。
・感染拡大の状況により、内容の変更若しくは、開催を延期又は中止することがあります。その場合は、愛知県次世代産業室Webページ及びメールにてお知らせします。
参考
1 あいちロボット産業クラスター推進協議会
<目的>
産学行政が連携して、ロボットの研究開発や生産の拠点を形成し、新技術・新製品を創出していくことにより、世界に誇れるロボット産業拠点の形成を目指す。
<設立>
2014年11月
<体制>
会長:愛知県知事
事務局:愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室
<会員数>
552社・団体(2023年1月末時点)
<主な活動内容>
・ロボット産業拠点の形成に向けた方策等の検討等
・製造・物流等分野、医療・介護等分野、無人飛行ロボットの三つのワーキンググループによるロボット開発や実用化、普及に関する取組
2 無人飛行ロボット活用促進事業
<目的・事業内容>
無人飛行ロボット(ドローン)の活躍が期待されているもののビジネスに充分活用されていない分野への実装を目指し、実用化レベルの運用に即した実証実験を通じて、ビジネスモデルの創出・発信を行う。
<2022年度実証実験内容(7月26日発表済み)>
分野 | 防災・災害対応分野 | |
---|---|---|
実証 テーマ |
ドローン等を活用した広域災害対策情報支援プラットフォームの検証 | 高ペイロードドローンを活用した孤立集落への重量物を含む救援物資輸送の検証 |
実証 地域 |
名古屋市内及び春日井市内 | 新城市内 |
内容 | 洪水等の広域災害発生時、ドローン等によって収集した被災状況データを解析し、広域災害対策情報支援プラットフォーム「テラ・クラウド」を通して共有することで、災害対策本部等の捜索や救助、初動の迅速化を支援する運用モデルを想定した実証実験を実施。 実験に際しては、庄内川水系庄内川・矢田川の浸水想定区域を対象とし、ドローン等を活用したリモートセンシングによる広域データと狭域データの取得・解析から、「テラ・クラウド」による共有・活用までの流れを災害対策本部のタイムラインに合わせて検証。 |
東三河地域等の山間部で課題となっている、大規模災害による孤立集落の発生時に、ドローンが救援物資の提供を行う運用モデルを想定した実証実験を実施。 実験に際しては、新城市と災害支援に関する協定を締結している生活協同組合コープあいち、及び東三河ドローン・リバー構想推進協議会の会員との連携や、優れた携行性と高ペイロードを両立するドローンの活用により、これまで実現が難しかった小型資機材(水・食料等)の大量輸送や、蓄電池等の重量物輸送について検証。 |
委託先 | 株式会社テラ・ラボ (春日井市) |
名古屋鉄道株式会社 (名古屋市中村区) |
協力 自治体 |
名古屋市、春日井市 | 新城市、豊川市 |
運用 イメージ等 |
【運用イメージ】 |
【使用予定のドローン】 |
このページに関する問合せ先
愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室
ロボット産業グループ
担当:浅野、青木
電話:052-954-6352