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収穫の最盛期を迎える夏の切り花「クルクマ」をPR ~JAあいち中央碧南クルクマ部会の生産者が知事へ花束を贈ります~
「クルクマ」は、蓮の花に形が似た、澄んだピンク、緑、白、紫などが美しい花です。夏の仏花として定着していますが、最近では、ブライダルや贈答用として人気が高まっています。
愛知県は全国有数の「クルクマ」の産地であり、県内一の産地である碧南市では、市内の8名の生産者が栽培し、出荷しています。
収穫最盛期を迎えるこの時期に、「クルクマ」をより多くの方々に知っていただくため、生産者、JA、碧南市の産地関係者が知事を訪問し、「クルクマ」を用いた花束等を贈呈し、その魅力と、仏花に限らない自由な楽しみ方をPRします。
1 日時
2022年7月8日金曜日 午後2時30分から午後2時45分まで
2 場所
愛知県公館
3 訪問者(敬称略)
生産者
JAあいち中央碧南クルクマ部会
部会長 大岡 宏充(おおおか ひろみつ)
関係団体
JAあいち中央
代表理事組合長 石川 克則(いしかわ かつのり)
経済担当常務 鈴木 重幸(すずき しげゆき)
行政
碧南市
市長 禰冝田 政信(ねぎた まさのぶ)
経済環境部長 生田 和重(いくた かずしげ)
4 内 容
(1)産地関係者挨拶、「クルクマ」の紹介・PR
(2)知事による「クルクマ」の観賞・歓談
(3)花束贈呈、記念撮影
【参 考】
愛知のクルクマ
1 愛知のクルクマの生産状況
2020年産の本県のクルクマの作付面積は122a、出荷数量は359千本であり、全国有数の産地となっています。県内では、碧南市が最大の産地となっており、県全体の出荷数量の約92%を占めています。
順位 | 市町村名 | 作付面積 (a) |
出荷数量 (千本) |
産出額 (千円) |
出荷数量 シェア(%) |
1 | 碧南市 | 104 | 330 | 30,422 | 91.9 |
2 | 豊橋市 | 8 | 20 | 1,607 | 5.6 |
3 | 愛西市 | 10 | 9 | 517 | 2.5 |
県 計 | 122 | 359 | 32,546 | 100.0 |
(出典)花き生産実績調査(2020年産)愛知県園芸農産課調べ
2 クルクマとは
東南アジア原産のショウガ科の植物で、主に7月から9月に咲く夏の花です。暑さに強く、切り花で2週間程度楽しむことができます。蓮の花に似ていることもあり、夏の仏花として定着していますが、最近ではブライダルや贈答用の花束やフラワーアレンジメントとして利用され始め、人気が高まっています。クルクマの花びらに見える部分は苞葉(ほうよう:葉の一種)で、その下の小さい紫色のものが本当の花です。
【碧南市のクルクマ】
1990年に大阪で開かれた「国際花と緑の博覧会」で初めて日本で紹介され、碧南市では1993年から全国に先駆け切り花の生産を始めました。現在、JAあいち中央碧南クルクマ部会に属する生産者8名で栽培しています。
最盛期は7月中旬から8月中旬で、立派な花姿と日持ちの良さから、市場から高い評価を得ています。「シャローム」「チョコゼブラ」「モンブラン」など14品種を栽培し、主力品種のシャロームは全体の7割を占め、東北や関東に出荷しています。
クルクマは仏花としてのイメージが強いため、同部会では、自宅用や贈答用の花束やフラワーアレンジメントとしても広く楽しんでもらえるよう、JAあいち中央及び行政とともにブランド化を推進し、知名度向上と新たな需要の創出に向けて努力しています。
リンク
園芸農産課のページ https://www.pref.aichi.jp/engei/
このページに関する問合せ先
愛知県農業水産局農政部園芸農産課
花きグループ
担当 吉川、玉越
ダイヤルイン 052-954-6419