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第56回全国野生生物保護活動発表大会の開催結果について ~愛知県から参加した学校が優秀な成績を収めました!~
第56回全国野生生物保護活動発表大会の開催結果について
~愛知県から参加した学校が優秀な成績を収めました!~
環境省及び公益財団法人日本鳥類保護連盟の主催で開催された「第56回全国野生生物保護活動発表大会」において、岡崎市立河合中学校が環境大臣賞、愛知県立明和高等学校が文部科学大臣賞、豊田市立滝脇小学校が林野庁長官賞を受賞しましたので、お知らせします。
1 大会の趣旨
全国の学校の児童・生徒が行っている野生生物保護活動に関する情報を共有し、それぞれの活動の底上げを図ることに加え、児童・生徒に発表する機会を提供することによって、次世代の自然保護活動を担う人材を育成することを目的としています。
2 大会の結果
全国の小学校・中学校・高等学校(13校)から応募された活動紹介の動画及び写真を基に審査が行われました。
この結果、環境大臣賞、文部科学大臣賞、林野庁長官賞及び日本鳥類保護連盟会長賞の各賞(全9校)が決定され、県内では、岡崎市立河合中学校が環境大臣賞、愛知県立明和高等学校が文部科学大臣賞、豊田市立滝脇小学校が林野庁長官賞を受賞しました。
3 表彰式等
2022年11月21日(月)午後0時30分から午後4時15分まで環境省(東京都千代田区)において、表彰式が行われるとともに、受賞校からの活動発表、意見交換会が実施される予定です。
詳細は環境省Webページ(https://www.env.go.jp/press/)を御覧ください。
4 その他
第56回全国野生生物保護活動発表大会において優秀な成績を収めた3校は、2022年8月4日(木)に実施された愛知県主催の「第52回愛知県野生生物保護実績発表大会~輝く未来のいきものサポーター~」においても、優秀な発表を行いました(大会開催については、7月12日発表済み)。
【参考】各校の活動の概要
1 岡崎市立河合中学校
(1)活動のタイトル
河合の宝 ゲンジボタル
(2)活動の内容
学校周辺地域に生息するゲンジボタルを絶やさぬよう、学校内で飼育した個体を水路へ継続的に放流している。飼育の際には、アサリ、サカマキガイなどのカワニナ以外の餌による成長の記録を比較する研究を実施した。
2 愛知県立明和高等学校(名古屋市東区)
(1) 活動のタイトル
名古屋城にタヌキが!明和高校周辺のタヌキ調査
(2)活動の内容
市街地に生息するタヌキの生態について、排泄物に含まれる種子等や定点カメラによる画像解析を用いて調査した。排泄物には種子や昆虫片のほか、人間の生活ごみも含まれていることや、季節や時間帯ごとに一定の行動パターンがあることが確認できた。
3 豊田市立滝脇小学校
(1) 活動のタイトル
私たちの愛鳥活動
(2)活動の内容
6年間で「知る」「守る」「広げる」愛鳥活動を実践することで、野鳥との共生に努めている。愛鳥活動の一環として行われる営巣調査では、各年の営巣成功率を比較し、ヘビ等の天敵から巣を守る方法について検討した。
このページに関する問合せ先
愛知県環境局環境政策部自然環境課
生物多様性保全グループ
担当:小川、深見
電話:052-954-6475
内線:3096、3095
メール:shizen@pref.aichi.lg.jp