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祭礼懸装品、打敷、呉服

[令和5年11月]

製品

沿革・特徴
  かつて、中国から日本へ伝承されたといわれる刺繍工芸技術は、さらに創意工夫が重ねられ、より繊細で華やかな日本刺繍として確立されました。 西尾張地方では、江戸後期より、この日本刺繍技法が発展継承され、様々な刺繍工芸品が盛んに制作されてきました。主に、祭礼懸装用の衣装や 刺繍装飾品・浄土真宗(本願寺)用の打敷・呉服の制作に、多くの刺繍職人が携わり、その技を競って粋を集めた優れた作品が多数制作されました。 中でも、多く制作された龍・獅子・鳳凰・麒麟など、仏教にまつわる霊獣の刺繍工芸品は、その技法として、刺繍の中に真綿を仕込んで縫い上げる、 迫力のある立体刺繍で、この地方の特徴的な刺繍技法として確立されました。




製品

製造工程
  まず、用途に合せた絹織物・金綴れ織物・羅紗などの基布を刺繍台に張り、下絵を描きます。描かれた下絵描線に沿って、一針一針縫い上げていきます。 刺繍糸は、金糸と正絹色糸を撚り合せて、様々な太さと色目の糸を準備します。 その刺繍技法は、駒縫い・縫いきり・刺し縫い・菅縫い・相良縫いなど多種多様で、繊細で華やかな刺繍から、真綿で肉入れした迫力のある立体刺繍まで、多彩な表現が可能です。





製品

主な製品
  祭礼懸装用刺繍幕、からくり人形衣装、お稚児衣装、打敷、呉服




製造者

事業所名 代表者 郵便番号 所在地 電話番号 FAX URL
百武打敷店 百武 信子 496-0921 愛西市大井町石池106番地 0567-31-0208 0567-31-0208 https://yuzuruda.jimdofree.com/

   上記製造者は、掲載の了解を頂いた各事業所について掲載させていただいています。