看護部

看護部長

 精神医療センター看護部のページをご覧いただきありがとうございます。
 精神医療センターは昭和7年に開院後、県内の精神科医療の中核として歩んでまいりました。
 平成30年2月には念願であった病院改築が終了し、全面オープンすることができました。病棟再編のため看護師数も増え、新たなマンパワーで看護に取り組んでいるところです。
 新しい病院では司法医療も加わりました。この病棟の特色として、「ノーマライゼーションに基づいた早期社会復帰」「多職種による医療提供」「透明性の高い医療」という目標があります。全面開棟後一年以上が経過し、これまでに得られた社会復帰への道のノウハウを一般精神医療に活かし、地域の医療水準の向上を目指したいと考えています。
 一方で、平成29年2月に策定された「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」を推進するために、病院の看護師として何ができるかを模索しながら業務にあたっています。
 当院には9名の認定看護師(日本精神科看護協会7名、日本看護協会2名)を擁し、看護職員の指導・教育、現場のコンサルテーション・地域貢献で活躍しています。「専門性を生かした質の高い看護を提供し、精神的健康について援助を必要としている人の自立を援助します」の理念を実現するためにこれからも邁進してまいります。

看護部長 鳴田慶紀

看護部の理念

「専門性を活かした質の高い看護を提供し、精神的健康について援助を必要としている人の自立を援助します」

基本方針

看護部

・患者さんの人権とプライバシーを守り、個別性に配慮した看護に努めます。
・患者さんの強みに働きかけて、その人らしい生活ができるように支援します。
・他の医療チームと協働し、良質な医療の提供と経営の改善に努めます。
・医療事故を防止するとともに、安全で快適な環境作りに努めます。
・精神科看護を学ぶ者に教育的環境を提供し、その成長を支援します。
・専門職業人としての誇りを持ち、自己啓発に努めます。


精神科認定看護師の紹介

精神科認定看護師の紹介

精神科認定看護師の役割は、精神科看護の知識や技術を用いて質の高い精神科看護の「実践」「相談」「指導」「知識の発展」としています。精神医療センターでは、日本精神科看護協会の旧6領域の精神科認定看護師と日本看護協会の1分野の計7名がいます。日本精神科看護協会では、今年度より領域が統合されましたが、今までの専門領域での強みを活かして活動しています。

日本精神科看護協会登録

柳谷このみ(退院調整看護)
永田秀樹(精神科身体合併症看護)
石川敦成(司法精神看護)
安田恵子(精神科訪問看護)
坂田正治(うつ病看護)
新美浩二郎(精神科看護領域)
並木彩乃(精神科看護領域)

日本看護協会登録

花木かおる(摂食・嚥下障害看護)
西野陽子(認知症看護)

認定看護師から一言

柳谷このみ

柳谷このみ

近年の精神科医療は入院日数の短縮化が進んでおり、早期治療・颯軌退院を目指しています。当院でも社会復帰に携わる医師をはじめケースワーカー、薬剤師、作業療法士らのスタッフと入院時から退院後の生活を見据えて退院調整を行っています。今後も入院は3ケ月以内とし、患者さんが円滑な地域生活をおくれるよう活動していきたいです。

永田秀樹

永田秀樹

2009年に精神科認定看護師を取得してからは、院内・院外研修講師や論文発表、看護学会の座長、雑誌執筆など、患者看護以外でも様々な仕事をさせていただいています。現場では様々な場面を振り返り反省をしながら勉強もさせていただいています。自分自身や病院スタッフの看護の質の向上を目指し日々自己研鑽もしています。
病院スタッフには「永田」と一緒に働いて良かった、患者様には良い入院生活だったと思ってもらえるような仕事内容と、人間性を高めていきたいと考えています。少し人見知りですが気楽に声をかけてください。

石川敦成

石川敦成

ストレスフルな現代社会において、2013年に厚労省より精神疾患が5大疾病のひとつとして加えられ注目されています。愛知県内の精神科病院において、9名の認定看護師が勤務している病院は他になく、人材育成にも力を入れています。旧領域での専門性を活かしながら連携を深めることで、精神科看護の質の向上や社会貢献に向けて活動していきます。

西野陽子

西野陽子

私の役割は、認知症の方の意思と権利を尊重・擁護し、発症から終末期に至るまでその人らしく過ごせるように療養環境を整え、QOL(クオリティ・オブ・ライフ:人生の内容の質や生活の質)の維持・向上を図ることです。
そして、入院は一時的なものとして捉え住み慣れた場所で暮らせるよう、地域包括ケアシステムを活用した、退院・地域への移行支援をご本人、ご家族と共にすすめています。
中には、症状の進行により身体的な訴えを伝えにくくなる方もおられます。こうした言葉にできない状況にある場合は、身体合併症の早期発見に努めながら安心して療養生活が送れるよう、笑顔で丁寧に接することを心掛けております。

安田恵子

安田恵子

私は、「精神科訪問看護」を専攻領域とし認定看護師の資格を取りました。この関係で、7年前から毎年愛知県ナースセンターが主催する「訪問看護養成講座」で精神科看護の講師をさせていただいています。ここでは身体科を専門とする看護師が対象であり、とても貴重な機会となっています。このように私の役割は院内外問わず、精神疾患をもつ方の強みや生きづらさを理解し、他職種と協働しながらご本人のリカバリーに向けて支援していくことです。

坂田正治

坂田 正治

認定看護師を取得する過程で、看護の本質は精神科看護にあり!との思いを強くしました。
今後も精神科看護の魅力を伝え、また世界水準での精神科看護を目指して努力をしていきたいです。

花木かおる

花木かおる

患者さんの安全で楽しい「食」を支援します。摂食・嚥下障害患者の看護ケアに関する相談対応や指導、院内・外の研修を実施し、摂食・嚥下障害患者に対するスタッフの知識・技術の向上のために、活動しています。おいしく食べることは、楽しみや喜び、生きる活力となります。一人でも多くの摂食・嚥下障害患者さんに『食べる』ことを諦めない看護を提供していきたいと思っています。

新美浩二郎

新美浩二郎

平成30年度より精神科認定看護師を取得した新美と言います。現在の精神科医療は、入院医療中心から地域生活中心へとシフトチェンジをしており、地域包括ケアシステム構築の必要性が叫ばれています。このような背景の中、病棟看護師としてどのような活動ができるかを模索している日々です。
まず、入院医療の在り方を今一度検討しなおさなければならないと感じています。それには病棟の医療、福祉スタッフとの連携はもちろん、地域や家族との連携についても考える必要があります。私も勉強途中ですが、一緒に創造性のある看護をしていきましょう。

並木彩乃

並木彩乃

統合された新カリキュラムで学びを積み、精神科認定看護師になりました。患者さんのストレングスに着目しながら、看護師本位ではなく、治療を提供する者と受ける者が同じ希望を持ちながら退院後の生活も見据えて共に歩む看護を心がけています。本当の意味でも「患者に寄り添う」ことを目標に、まだまだ未熟ですが、先輩の認定看護師と一緒に病院の看護力の底上げに貢献できるよう頑張っています。

先輩看護師から一言

岩佐恭平

岩佐 恭平

当院で勤務をして5年目になるところです。現在は男女混合の閉鎖病棟で勤務をしていますが、閉鎖病棟では、日常生活を安楽に過ごす事が難しい患者さんが入院をしています。そのため、患者さんの強みに着目し、患者さんがどのように過ごしていきたいかを、患者さんと共に考えながら看護を行っています。自分一人では問題解決できないことも多いですが、他職種と意見交換をして問題解決に取り組むなど、とてもやりがいのある充実した日々を過ごしています。意見交換がしやすい職場風土も当院の特徴です。是非一緒に働きましょう。

富士本桃子

富士本 桃子

東3病棟は慢性期閉鎖病棟です。様々な年齢や疾患の方が入院されていますので、個別性を大切にすることが重要であり、難しさはありますがやりがいも感じられます。早期から退院後の生活を見据えてチームで看護を行っています。看護師は経験年数も年齢も様々ではありますが、コミュニケーションをとりながら楽しく仕事をしています。

渡邉正樹

渡邉正樹

医療観察法病棟で勤務し3年が経ちます。過去の出来事に対して一人ひとり向き合い「対話」することで、一緒に今後の治療を考えています。また、院内外の研修で知識を補い、エビデンスに基づいた看護を提供できるように頑張っています。