第1回 「脳の神秘」もう一つの宇宙:脳の科学
■ゲストスピーカー
・久保田 競(日本福祉大学教授 元京都大学霊長類研究所所長)
・川人 光男(国際電気通信基礎研究所 脳情報研究所 所長)
■場所:名古屋市科学館(名古屋市・白川公園内)
■参加費:1,000円(3日間:保険料・資料等実費の一部として)
■3日間で1回のシリーズになります。3日とも参加できる方のみ参加できます。
〔参加対象 小学校4年生〜中学校3年生〕
・久保田 競(日本福祉大学教授 元京都大学霊長類研究所所長)
・川人 光男(国際電気通信基礎研究所 脳情報研究所 所長)
■場所:名古屋市科学館(名古屋市・白川公園内)
■参加費:1,000円(3日間:保険料・資料等実費の一部として)
■3日間で1回のシリーズになります。3日とも参加できる方のみ参加できます。
〔参加対象 小学校4年生〜中学校3年生〕
第1日目:脳のしくみ 平成18年10月29日(日曜日)
ゲストスピーカー
久保田 競:日本福祉大学教授(元京都大学霊長類研究所所長)
久保田 競:日本福祉大学教授(元京都大学霊長類研究所所長)
・脳の構造はどうなってるのか
・脳展で、本当の脳をみてみよう
・日本の医学の原点は「解体新書」!〈脳科学の歴史〉
・脳のしくみはどうやって調べているのか
・脳科学者になるきっかけは、小学3年生の時読んだ「子どもの科学」
脳の構造はどうなっているのでしょうか?
脳の模型や図をもとに、ゲストスピーカーの久保田さんからみんなに説明を行いました。
前頭葉、側頭葉、頭頂葉、後頭葉などについて聞きましたが、この日はテレビの取材もあり、みんなまだ緊張しているようで、最初はあまり質問も出ませんでした。
その後、脳展の会場に移動して、ネズミからクジラ、人間とさまざまな脳の実物を久保田さんの解説付きで見て回りました。みんなも最初は気味悪そうに見ていましたが、久保田さんが楽しそうに話すそれぞれの脳の違いなどを聞いている内に少しずつ関心を持ってきたようです。
後半は、いよいよカフェの本番!お菓子と飲み物を食べ、緊張も解けてきました。
久保田さんから、人間が笑ったり、怒ったり、動いたりするときには脳の決まった部分が働いていると聞き、「走るときは?」「食べるときは?」などたくさんの質問が飛びました。
どうやってその仕組みを調べたのかや、脳科学者になるきっかけについても久保田さんから教えてもらいました。
・脳展で、本当の脳をみてみよう
・日本の医学の原点は「解体新書」!〈脳科学の歴史〉
・脳のしくみはどうやって調べているのか
・脳科学者になるきっかけは、小学3年生の時読んだ「子どもの科学」
脳の模型や図をもとに、ゲストスピーカーの久保田さんからみんなに説明を行いました。
前頭葉、側頭葉、頭頂葉、後頭葉などについて聞きましたが、この日はテレビの取材もあり、みんなまだ緊張しているようで、最初はあまり質問も出ませんでした。
久保田さんから、人間が笑ったり、怒ったり、動いたりするときには脳の決まった部分が働いていると聞き、「走るときは?」「食べるときは?」などたくさんの質問が飛びました。
どうやってその仕組みを調べたのかや、脳科学者になるきっかけについても久保田さんから教えてもらいました。
第2日目:脳の不思議 平成18年11月5日(日曜日)
ゲストスピーカー
久保田 競:日本福祉大学教授(元京都大学霊長類研究所所長)
久保田 競:日本福祉大学教授(元京都大学霊長類研究所所長)
・年を取ると物忘れが激しくなるのは何故?
・脳が理解できると心は分かるの?
・計算をしたときに、脳のどの部分が働くのか目で見てみよう。
・少し工夫して脳を鍛えると脳は元気になる!
二日目は、2つの実験を行いました。
一つ目は、計算をするときに脳が働いているところを目で見る実験です。計算を始めてから数秒後に前頭前野が活発に働いている様子がモニターで確認できました。計算をしていないときとの違いがリアルタイムで目に見え、脳の働きがよくわかりました。
二つ目の実験は、脳に磁気の刺激を与えることで、体が勝手に動き始める実験です。蝶のような形をした器具を頭にあてて、刺激を与えると反対側の指が動くのがわかりました。
どのような刺激を与えたのか全員が腕に刺激を与えて体感しました。
子どもたちは、2つの実験から、脳のそれぞれの場所により働きが異なり、その場所がいろんな実験から明らかになったきていることを知りました。
2日間のカフェで、久保田さんからは、脳は全部の場所が大切な働きを持っていること、年を取れば脳が萎縮して働きが悪くなるけれど、少し複雑な計算をするなど、常に鍛えていれば働きが良くなることを教えられました。また、子どもの時の夢や憧れは、努力すれば必ずかなうことも教わりました。
・脳が理解できると心は分かるの?
・計算をしたときに、脳のどの部分が働くのか目で見てみよう。
・少し工夫して脳を鍛えると脳は元気になる!

一つ目は、計算をするときに脳が働いているところを目で見る実験です。計算を始めてから数秒後に前頭前野が活発に働いている様子がモニターで確認できました。計算をしていないときとの違いがリアルタイムで目に見え、脳の働きがよくわかりました。
どのような刺激を与えたのか全員が腕に刺激を与えて体感しました。
2日間のカフェで、久保田さんからは、脳は全部の場所が大切な働きを持っていること、年を取れば脳が萎縮して働きが悪くなるけれど、少し複雑な計算をするなど、常に鍛えていれば働きが良くなることを教えられました。また、子どもの時の夢や憧れは、努力すれば必ずかなうことも教わりました。
第3日目:脳でロボットを操作する 平成18年12月3日(日曜日)
ゲストスピーカー
川人 光男:ATR脳情報研究所所長
川人 光男:ATR脳情報研究所所長
・ロボットの世界は今どうなってるの?
・脳でロボットを動かす!その意味は?
・ロボットが学習するために「ご褒美」をあげている?
・ヒューマノイドは実現するのか?
【ロボット研究の今】
川人さんからは、最初に現在の学習型ロボットが何ができるようになっているのかを紹介されました。万博で見たことのあるロボットもたくさん紹介され、子どもたちは知っているロボットが出ると「見たことある」と大きな声を出していました。
【起きあがりロボットはなぜ起きあがる】
その後、脳展に展示してある起きあがりロボットを見学しました。 子どもたちが想像するロボットとは、まるで形の違う棒のような形のロボットでしたが、何千回も失敗をくり返す内に、自分でまっすぐに立ち上がる方法を考える過程を実際に見学し、そのために、成功すれば「ご褒美」を上げて、失敗すると「叱られる」ようにしていることを聞いた子どもたちは、ロボットが立ち上がることに成功したとき思わず全員で拍手をしました。
子どもたちからは、「ご褒美って何?」「手や足をつけた方が簡単に立てるのでは?」などたくさんの質問が出ました。
【脳でロボットを動かす訳は?】
脳に電極を挿して義手を動かす映像が紹介されました。 映像を見たときに最初は気味悪そうにしていた子どもたちも、体の不自由な人がこの研究で自由に動くことができるかもしれないことを知り、次々と質問をしていました。
ある機械の中に入り指を動かす(じゃんけんをする)と、離れたところにあるロボットが同じように指を動かす川人さんの研究所が行った実験の紹介もありました。
子どもたちは、ロボットという無機質なものが、この日のカフェで非常に身近なものに感じ、未だ夢の世界のヒューマノイドに思いを馳せていました。
・脳でロボットを動かす!その意味は?
・ロボットが学習するために「ご褒美」をあげている?
・ヒューマノイドは実現するのか?

川人さんからは、最初に現在の学習型ロボットが何ができるようになっているのかを紹介されました。万博で見たことのあるロボットもたくさん紹介され、子どもたちは知っているロボットが出ると「見たことある」と大きな声を出していました。

その後、脳展に展示してある起きあがりロボットを見学しました。 子どもたちが想像するロボットとは、まるで形の違う棒のような形のロボットでしたが、何千回も失敗をくり返す内に、自分でまっすぐに立ち上がる方法を考える過程を実際に見学し、そのために、成功すれば「ご褒美」を上げて、失敗すると「叱られる」ようにしていることを聞いた子どもたちは、ロボットが立ち上がることに成功したとき思わず全員で拍手をしました。
子どもたちからは、「ご褒美って何?」「手や足をつけた方が簡単に立てるのでは?」などたくさんの質問が出ました。

脳に電極を挿して義手を動かす映像が紹介されました。 映像を見たときに最初は気味悪そうにしていた子どもたちも、体の不自由な人がこの研究で自由に動くことができるかもしれないことを知り、次々と質問をしていました。
ある機械の中に入り指を動かす(じゃんけんをする)と、離れたところにあるロボットが同じように指を動かす川人さんの研究所が行った実験の紹介もありました。
子どもたちは、ロボットという無機質なものが、この日のカフェで非常に身近なものに感じ、未だ夢の世界のヒューマノイドに思いを馳せていました。
◆まとめ◆
テーマは「脳」
この一見”取っつきにくい”テーマに子どもたちがどれくらい反応してくれるのか?愛知県としての第1回のサイエンスカフェは、不安混じりのスタートでした。
初日のゲストスピーカーは世界的な脳科学者である久保田さん。しかし、子どもたちはそのことは知りません。最初はゲストスピーカーも参加者も緊張していたために、まるで学校の授業のようになっていましたが、飲み物が出てきてからは、すっかり緊張も解けて、サイエンスカフェらしい展開になってきました。2日目以降は、子どもたちもなれてきてたくさんの質問をし、3日目には、川人さんの質問にみんなで答えを出してゲストスピーカーをビックリさせていました。
今回、名古屋市科学館と共催させて頂いたおかげで、脳展の展示物を見学でき、また、始めての運営でなれていない運営事業者(NPOテクノプロス)をサポートして頂き、貴重な経験を得ることができました。
ちなみに、川人先生への子どもたちの質問「起きあがりロボットにはどうして、手や足をつけなかったの?」の回答は・・・参加者だけが知っています。
テーマは「脳」
この一見”取っつきにくい”テーマに子どもたちがどれくらい反応してくれるのか?愛知県としての第1回のサイエンスカフェは、不安混じりのスタートでした。
初日のゲストスピーカーは世界的な脳科学者である久保田さん。しかし、子どもたちはそのことは知りません。最初はゲストスピーカーも参加者も緊張していたために、まるで学校の授業のようになっていましたが、飲み物が出てきてからは、すっかり緊張も解けて、サイエンスカフェらしい展開になってきました。2日目以降は、子どもたちもなれてきてたくさんの質問をし、3日目には、川人さんの質問にみんなで答えを出してゲストスピーカーをビックリさせていました。
今回、名古屋市科学館と共催させて頂いたおかげで、脳展の展示物を見学でき、また、始めての運営でなれていない運営事業者(NPOテクノプロス)をサポートして頂き、貴重な経験を得ることができました。
ちなみに、川人先生への子どもたちの質問「起きあがりロボットにはどうして、手や足をつけなかったの?」の回答は・・・参加者だけが知っています。

